“損金不算入”ってなんだ?

こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

なんか、会計事務所の人がこんな事を言っている。

「この費用、否認される可能性ありますよ!損金不算入です。気を付けてくださいね!」

ソンキンフサンニュウ?

(よくわからない、、、、。けど、流しちゃおう。まあ、いいか。)

もしかしたら、そう思われている人もいるかもしれません。

本日は、損金不算入について解説していきたいと思います。

これを正しく理解して頂ければ、もしかしたら、大きな金額の節税につながるかもしれませんよ。

なぜ、わかりづらいのか?

 

なぜならば、税務上と会計上の話があり、それぞれ目的が違うからです。

税務の目的は、課税の公平です。

もっと簡単に言えば、税収の確保ですね。

一方で会計の目的は、投資家に対して有用な情報を提供することです。

この会社、ちゃんと儲かるのか?将来性あるのか?この会社に投資する価値あるのか?

という観点で情報を提供する必要があります。

それに加えて、言葉も違うことも理由の一つでしょう。

利益?課税所得?

費用?損金

収益?益金?

よくわかりませんよね。混乱しちゃいます。

国はとにかくお金が欲しいんだ!ベトナムに限らず、、、。

 

もし、あなたが国の立場だったらいかがでしょう?

国がよくなっていくためには、お金が必要になりますよね。

例えば、

・メトロ整備

・高速道路の建設

・教育

お金が必要になりますよね。

会社が、儲かっていればいるほど、国は税金を徴収できます。

そのため、国は会社に儲けてほしいと思っているんです。

なんでもかんでも費用として認めてはくれないのです。

 

“マルサの女”をご存知ですか?

 

国税局査察部の査察官(通称マルサ)に抜擢された女性が、脱税を暴いていく話です。

パチンコ店の所得隠しを暴いたり、食品のスーパー売上計上漏れ、ラブホテルの脱税を調査し、暴いてきます。

このことからも国は、税収を確保しなければいけないということがわかりますね。

脱税は犯罪です。

なぜ、損金不算入されると痛いのか?

 

それは、その分、税金が増えるからです。

(もっと言うと払わなくてもよかったはずの税金が増えてしまいます。)

会社から出ていく、お金が増えてしまうからです。

会社経営をされてるあなたにとっては、痛いですよね。

もう少し論理的に見ていきましょう。

・損金不算入されるとは、損金として認められないことです。

・したがって、その分、利益が増えますよね。

・税金は、利益×税率で計算されます。

・税金が増加します。

図にするともっと理解が深まるかもしれません。

 

用語を整理する

 

本社への連絡、会計監査、税務調査なのでよく出てくる言葉です。

ちょっと、ややこしいかもしれませんが、覚えておくと便利ですよ。

会計上と税務上の儲けは以下のように算出されます。

〇会計上の儲け(利益)=収益-費用(および損失)

〇税務上の儲け(所得金額)=益金-損金

上記2つの式を見比べると、言葉は違いますが式は同じですよね。

ともに、稼ぎ全体から稼ぎに要したコストを控除しています。

しかし、税務上は前述の通り、目的が違いました。

そのため、用語も違ってくるのですね。

(上述までは、理解をしてもらうという趣旨から厳密に言葉を正しく使っていませんでした。)

☆本日のまとめ☆

 

・国はとにかくお金が欲しい

・損金不算入とは、損金として認められないこと

・損金不算入されると、税務上の利益である所得が増える

・所得が増えると税金も増える

あなたが、損金不算入を正しく理解することにより、無駄な税金を支払わないように祈っています。

それでは、また!

 

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