こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

本お便りは、「海外子会社は仕組が9割」を合言葉に、真のグローバル経営とはなにか?海外子会社管理とはなにか?を求め、

アジア在住の会計士が経理や人事総務、経営のしごとの「標準化」「見える化」を テーマに提供するものです。

「海外現地のしごとを標準化、見える化してくれないか?」

 

あなたは本社社長や役員からこのように指示されたことはありませんか?

でも、海外現地の管理っていろいろ想定外のことがあって思ったようにいきませんよ ね?

わかりますよ!

私も経験済みですから…。インドで、駐在員様の現場の悩みも聞いてき ました。

うーん、でも標準化・見える化っていったいなんなの?

一言に「標準化」・「見える化」といってもよくわかりませんよね。

●「とりあえずマニュアルを作ればいいのかな?でもどうやって?」

●「見える化ってなにを?いろいろ会社のことはわかるけど…。」

●「すべての業務を標準化するの?」 こんな風にぼやーってなるのもしょうがないと思います。

会社のことを知っていればいるほど歯がゆさとの戦いが始まるんですね(笑)

今回は、海外子会社の「標準化」・「見える化」の私なりの定義を説明しますね。

定義を明確にすると、頭がスッキリします。

「標準化」・「見える化」の3つの定義とは?

 

3つの定義を詳細に説明していきましょう。

【1. 担当者を決めて、責任を明確にする。】

作成する人・入力する人、チェックする人を明確にしてそれをきちんと明確にして見える化必要です。

「みんなで力をあわせてやってくれ」と指示すると「誰かがやるだろう」となってし まい結局、誰もやらなくなってしまいます。

【2. しごとの締切を明確にして進捗の管理を行う。】

「締切のないしごとは終わらない」といったものです。その通りですね。

締切日を設定しないしごとは永遠に終わらず、ほったらかしになってしまいます。

やらなければならないしごとを、漏れなく・当たり前に完了させる、簡単なように聞 こえますが、実際は 難しいんです……..。 特に海外では……。

「これやっておいてね。」

日本ではこれで問題なかったかもしれません。

でも、海外だと「なんで、言った事やってないんだよー」「何度も言わせないでくれ!」 ってことはあなたも経験済みではないですか?

【3. しごとの手順や内容を業務手順書として作成し、その人以外でも実施できるよ うにしておく。】

 

「すいません。今月末に退職します…。」「妊娠したので4月から産休します。」

海外で頑張っているあなたも何度も同じ経験されているのではないでしょうか?

海外では急な転職や産休は当たり前です。

しごとがブラックボックス化して、「その人しかできない業務」があるといつか痛い目にあいます。

あなたのスタッフが担当しているほとんどのしごとは、マニュアルを作成できるよ うな作業系です。

作業系の業務が、もし、担当者の頭の中にだけにあるってことがあれば、、、、。

それは今すぐ「標準化」「見える化」が必要です!

 

いったんしごとが標準化・見える化すると、ハッピーライフが待ってる?

あなたが、会社のしごとを、いったん標準化・見える化するといろーんな効果があります!

断言します。いいこといっぱい威力バツグン!

最初は、面倒くさいですけどね。しかし、この壁を乗り越えると…。

次回以降のお便りでは、絶大な効果について事例を交えて書いていきたいと思います。お楽しみに。

あなたの会社が「標準化」「見える化」により最大のパフォーマンスを発揮することを祈っております。

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