こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

マーケティングには、権威性(けんいせい)というのが要素があります。この要素がとても重要です。

なぜならば、セールスに直結するからです。権威性を利用することにより、あなたのお客様は安心して、あなたのサービスを購入することにつながります。

本日は、権威性を高める方法についてまとめていきます。

権威性とは?

まず、定義を整理しましょう。辞書的な意味だと以下のように定義されています。

1: 他の者を服従させる威力。「行政の権威が失墜する」「親の権威を示す」

 :ある分野において優れたものとして信頼されていること。その分野で、知識や技術が抜きんでて優れていると一般に認められていること。また、その人。オーソリティー。

もう、少し砕いて解説していきたいと思います。

偉い人の言っていることは、正しいはずと思ってしまうことです。「この人が言ってるんだから間違いない!」ってイメージです。

例えば、ノーベル賞を受賞学者の主張していることって正しいと思いますよね。最近、私は「オートファジー」という作用を信じて実行しています。これは、大隅栄誉教授がノーベル賞を受賞した研究結果です。

これがなんの肩書もない人実績のない人が同じことを主張しているのであれば、「信じられないよ。」「頭がおかしい人。」って思われるだけですよね。

あとは、お医者様の言うことも基本的には信じてしまうと思います。

あなたが尊敬しているメンターや大好きな上司の言っていることも、心に突き刺さり強く影響すると思います。

このように、権威のある人とか、その専門家が発信していること、行動一つ一つについて、特に深ーく考えることなく、信用してしまうことを権威性の法則と言います。

6つの方法についてお伝えしますね。

  1. 権威の発言を引用する。
  2. 権威から推薦をもらってしまう。
  3. あなたの実績を使う。
  4. 数字を使う。
  5. テレビ・新聞・雑誌・ネットニュースを使う
  6. 資格・肩書を使う。

①権威の発言を引用する。

権威者の発言を引用するとそれだけであなたのセールスの可能性は格段に上がります。

論文や書籍から、あなたの商品・サービスと関連するワードを引用する方法です。

例えば、私であれば、よく稲盛和夫氏や孫正義氏の発言の引用を使います。

このような偉人の方の発言であれば、やはり信頼性が違いますよね。

②権威から推薦を貰ってしまう。

例えば、あなたの書籍を買う時、「おっ」って思う瞬間の一つに、書籍の帯の著名者の推薦を見た時はありませんか?

書籍にホリエモンや大前研一、秋元康の推薦があったら、

「いい事書いてある。役に立つ情報だ!」

と思うはずです。実際この手法を使っている人はたくさんいます。

これがあるだけで価値がグーン!って上昇します。

あなたの商品やサービスに興味を持つ見込み客が、尊敬している権威(著名人)からの推薦は、価値を高め、ベネフィットを保証してくれます。

したがって、これは強い購入動機となるのです。

めちゃくちゃ著名人である必要性はかならずしも必要ありませんが、あなたの見込み客に影響を与える人であれば、問題ありません。

次のような権威からリコメンドがもらえないかを考えてみてください。

・社会的に認められている権威(大学の先生、○○協会の会長)
・芸能人などメディア(有名Youtuber、テレビ、書籍をたくさん出している人。)で知られている知名度の高い人
・同じ業界(ブログ、IT,マーケティング)の有名な専門家

あとは権威のある人の写真(一緒だといい)も効果があります。

③あなたの実績を使う。

有言実行の人は、信頼されます。また、一次情報って強いです。これだけインターネットが発達している現代のなか、どうしても、一次情報じゃないとわからない事ってたくさんあります。

一次情報とは簡単にいうと、「目・耳・鼻・口・皮膚の五感で、本人が実際に体験して手に入れた情報」です。

実際に触れている、経験している人は強いのです。

実績を記載することによって権威性が高まります。実績がある人は是非利用しましょう!

例えば……。

  • プロジェクトの実績
  • セミナーの実績
  • 体験したこと

などです。

この点コツがあります。第3者にすべての実績をレビューしてもらうことです。

自分から見て、当たり前すぎる。当然。って感じても、第3者から見ればものすごく価値があるってことはよくあることです。

第3者に客観的に見てもらうことにより、あなたの実績がより浮き彫りになりますよ。

④数字を使う。

これは鉄板です。数値を使うってのは効果ありです。

例えば、経験年数です。

以下を比較してみてください。

A「ベトナム歴が長い、会計士です。」

B「ベトナム9年の会計士です。」

または……。

A「ベトナムに詳しいインテリアデザイナーです。」

B「ベトナムで530社以上支援してきた、6年間在住のデザイナーです。」

AとBどちらに信頼や権威性を感じますでしょうか?

 

 

 

おそらくBですよね!

 

あなたは、あなたについて、必ず数字・数値化できないか?ということを意識する必要があります。

どうしても、人は、数字を対して反応してしまいます。心理学的にそうらしいです。

さらに、客観的だから権威性も生まれやすくなります。

⑤テレビ・新聞・雑誌・ネットニュースを使う

例えば、プレスリリース等で新聞、ネットニュースに載ることです。

テレビも含まれます。

新聞に載るってだけで、権威性を高めることができます。

「新聞見たよ」って言われますし、ベトナムのスタッフも友達や親族に自慢します。

⑥資格や肩書を使う。

人は、資格などにどうしても弱いものです。冒頭であったお医者さんの話もそうですよね。お医者さんという資格が権威ですから。

学歴や資格なんて関係ない!(本当にそうだと思いますし、これからの時代もそうなっていくと思います。)って言っても、資格や肩書は、どうしても権威性という点からは、まだ、有効なんですよね。

私も、「公認会計士」という資格をそういった意味では利用させて頂いております。

 

本日は、権威性についてお話させて頂きました。繰り返しになりますが、再度まとめると……。

  1. 権威の発言を引用する。
  2. 権威から推薦をもらってしまう。
  3. あなたの実績を使う。
  4. 数字を使う。
  5. テレビ・新聞・雑誌・ネットニュースを使う
  6. 資格・肩書を使う

です。是非、実行して見てくださいね。

ご参考になれば嬉しいです。