こんにちは、すげのtomoyokenomadです。

コロナによる経済への大打撃、やばいですよ。正直。

「経済の死」は、人の死を意味するのですが、どうやら、人間はもっとウイルスの方がより怖いみたいです。

まあ、当然かもしれません。未知のウイルスですから。(私は専門家でないので、この点についてはノーコメントです。)

例えば、ベトナムでは、1日あたり30人弱の人が交通事故で亡くなっています。ですが、このリスクは、まったく恐怖とは感じていないようです。(スタッフへの質問ベース)

加えて言うと、年間おおよそ47万人が人間による殺人、72万人程度が、蚊が原因で死んでいます。(マイクロソフトの創業者で「ビル&メリンダゲイツ財団」の情報が有名です。)そして、日本の場合は、失業と自殺の相関関係が強いです。

参考記事:新型コロナウイルスとファクトフルネス、そこから学ぶべき普遍的な知識 【事実、数値から判断することの重要性】

おそらく、あと2か月後3ヶ月後に、不況という事がもっと身近に感じるはず。多くの会社が、資金繰りが厳しくなることは容易に予想できます。

一代でパナソニックを世界的大企業にまで育て上げた松下幸之助。あまりにも有名ですよね。経営の神様です。

今日は、松下幸之助の「不況に克つ12の知恵」をまとめつつ、現代(コロナウイルスの影響)に置き換え、行動することを目的として解説して行きたいと思います。

むしろ、チャンスだ!この時期にしかできない価値の高いことをやろう!とポジティブになれます。

不況に克つ12の知恵

まず、目次を紹介しますね。全体像です。

  1. 腹をくくる
  2. 志を変えない
  3. 策は無限にある
  4. 今は大躍進の絶好のチャンス
  5. 好況よし、不況さらによし
  6. 不況時こそ人材育成の好機
  7. 一服して英気
  8. 不況は天然現象ではない
  9. 責任はわれにあり
  10. 己を知る
  11. 衆知を集めた全員経営
  12. 治に居て乱を忘れず

となっています。このうち絞ってまとめていきます。

「必ず終わる」新型コロナウイルスの時こそ、粛々と備える

松下幸之助、経営の神様が言っていることなので、全部役に立つことです。

ただ、今回は特に、この新型コロナウイルスのこの時期(閉鎖などで通常通り稼働できない。)にこそ、

「意識すべきだ!」

という点でまとめました。

とても重要な事は、このコロナ騒動は「必ず終わる」という事です。

それが終わった時に、どんな差がついてるか?

今やれるべきことをやった人、あなた、会社ですよね。 SNSを見ながら、あたふたして、トイレットペーパー買ったり、ずっとFBのネガティブなコメントやニュースを見て、迷っている人ではありません。

この状況を好機と捉えて、さまざまなトランスフォーメーションを実行した人が勝つのです。

ここで、ダーウィンの名言を紹介しますね。

生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。

それは、変化に最もよく適応したものである。

変化に順応できない人、淘汰されるだけ。リアルにこうなると思います。

この書籍の以下の視点が、とても大事だと感じました。普遍的な考え方です。

3:策は無限にある さらにいい方法がある

4:今は大躍進の絶好のチャンス

5:好況よし、不況さらによし(品質をたかめる)

6:不況時こそ人材育成の好機 

それでは、現代に変換すると?という視点交えながら解説していいます。

策は無限にある 

世間が、いかに不景気であろうと、いかに経済が混んないであろうと、やるべき仕事は無限と申していいほどあると私は思うんです。不景気であればあるほど、なすべき仕事がある。景気が非常によいときは、景気がよいということから、新しい仕事に考える余地がない。だから、現在の仕事を遂行するだけにとどまってしまう。

けれども、不景気であれば考える余地があるし、また考えねばならないということになりますから、無限というほうど新しい仕事、新しい方策、そういうものが考えられる。

仕事は無限にあります。新規ビジネス、マネジメント、1日40時間あっても足りません。

われわれの考えというものは無限。松島幸之助は、こう言っていますが、全くその通りです。

“さらにいい方法がある”という信念を

新型コロナウイルスで自粛が求められている、稼働が少なくなる時期だからこそ、仕事、ビジネスについて考える余地が生まれる。

今まではできなかった事に向き合うチャンス

と考えを変えて行動につなげることができます。

今は大躍進の絶好のチャンス 

一時は困るけれども、この困るときに、改善すべきものはみんな改善してしまう。それ立派な健全体にする。そしてさらに大躍進する。今はその絶好のチャンスやと思うんです。この際に、お店の改革も、その他の改革もやることを発意されたならば、それはたやすくできると私は思うんであります。

発想を180度変えてみる

ものごとが順調にいっているときは、従来通りの考え方をしていても、それでなんとなくうまくいってしまう。しかし、困難時期はそうではない。

“不可能”だからできる。

これも、上記と似ていますね。この不況・ピンチだからこそ、発想を180度転換して、大躍進する!といっています。

気になったところは、”もっと、心を広くして、それによって自由な発想の転換を行うようにしなければならない”という文言です。

これについては、サウナが私の場合はかなり役立っています。

参考記事:人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?【書評・感想】

心が広くなりますし、アイデアも生まれやすくなります。

新型コロナウイルスの時期だからこそ、事業のポートフォリオの整理をしたり、ヒューマンリソースマネジメントの整理をしたり、仕組みを再構築したり、することはたくさんある。

と考えを変えて行動につなげることができます。

好況よし、不況さらによし

好況なときは、少々の不勉強でありましても、また、サービスが不十分でありましても、品物が足りない、どこも忙しい。だから注文をしなくてはならないから、まあ、どこでも、注文してくれるというわけです。だから、経営の良否ということはそう吟味されなくても事がすむ。

ところが、不景気になってまいりますと、買うほうは、非常に強くなる申しますか、十分に吟味して買う余裕ができてくる。そこで、商品が吟味され、経営が吟味され、経営者が吟味されまして、事が決せられるということになるわけです。

不況のほうがかえって忙しい

10年も続けて順調に伸びている会社があるとしたら、そのほうが危険だと思います。

不況になれば、当然、会社は費用削減という方策に走ります。交際費、広告宣伝費など、削れるところは削ります。

別な言い方をすると、買い手の力が増すという言い方ができます。

「品質、サービスいまいちだし、この時期だから、変えちゃおう!」というようなイメージです。

新型コロナウイルスの時期だからこそ、我々のサービス・商品の品質が問われている。

高めるチャンスだ!

と考えを変えて行動につなげることができますね。

不況時こそ人材育成の好機

こういうような一つの不景気と申しますか、変調期というときは、躍進の機会が与えられときやないかと思っています。一時はへっこむけれど、へっこんだときに、われわれは次に何をすべきかということを考え、それを準備する期間になるわけです。

従業員に生きた教育ができる

困難な事態というものは、求めて求められているものではありません。

不況になれば、お仕事が減る可能性があります。つまり、あなたの従業員に時間ができるわけです。

これはとてもチャンスですよね。もし、あなたがスタッフ様のレベルに満足していないから、躍進の機会というわけです。

新型コロナウイルスだからこそ、教育というかけがえのない時間に投資できる。

これは絶好のチャンス

と考えを変えて行動につなげることができますね。

著名人や現代のビジネスパーソンの発言とのつながり

備忘的な記載となりますが、私が、心に響いたメルマガ等について紹介します。参考になるはずですよ。

  • 神田昌典さん(日本一のマーケター)
  • 竹中平蔵さんへの緊急インタビュー
  • ダイレクトレスポンス社の言葉、小川さん
  • ウォーレンバフェット氏の言葉(ダイゴの動画で知りました。)
  • 冨山和彦さん(IGPIのCEO)

のメッセージを共有させて頂きます。

神田昌典さん

メルマガを引用しますね。

「この自粛ムードの中、いったい何をすれば、コロナ後のビジネスチャンスを掴めるでしょうか?」結論は、明らかです。リモートワークとデジタル変革―

それらが合流したところにあるものが爆発します。飛躍の鍵としてあげていた「オンライン講座」です。

千載一遇のチャンスを、スルーしてしまうようなものです。

多くの人は、この自粛ムードの中飲み会やジム通いなど

外に出る機会を極端に減らし

引きこもります。そして、トイレットペーパーを買い置きすべきかどうかを心配し、恐れを掻きたてるニュースやSNSに時間を潰します。

しかし・・・

コロナ後も未来は続くと、まともに考えられる思考が残っている人たちは、

引きこもる時間に何をするか?

火を見るより明らかでしょう。

自らの未来に向けた繁栄を設計し、自分自身への教育投資など

いままでの経験や実績を、未来に向けて再構築し、自分ならでの技能を世界に伝える準備を進めます。

コロナ後の、デジタル不可避の社会に、自らを準備しているものだけが生き残り、大いなる活路を開くのです。

 

竹中平蔵さんへの緊急インタビュー

こちら以下に記事にしてまとめました。

【竹中平蔵氏 緊急インタビューのまとめと感想】コロナショックは世界経済と日本経済をどう変えるか?これは、「デジタルシフト(DX)」への機会だ!

ダイレクトレスポンス社、小川社長

社内:採用の幅が広がる

売上:オンラインでのサービス

 

ダイゴの動画で知った名言、ウォーレンバフェット

眼の前に霧がある時に無理に進んではいけない、爪を研いで待つ時期だ!

18:32くらい

新型コロナウイルスによる暗いニュースが多く先行きが不安な今だからこそ!、将来を見据えて前向きに行動するべきです。

・新しいことにチャレンジ!わからないこと

・なにがおきるのかわからない状況(普段とは違うやり方)

・発見と学習の発見があること。

 

冨山和彦さん、コロナショックは、日本のラストチャンスだ

大事なのは、「必ず終わる」ということ。パンデミックとは、性格上、「流行」なので、必ず終わる。
 
終わったときに、どういう状況であるかのほうが重要だ。
 
一番まずいのは、対症療法に走ること。むしろ、この状況を好機と捉えて、さまざまなトランスフォーメーションを行う、ある種の「入口」にできるかどうかが問われている。
 
ポイントが2つある。
 
①今こそ、どの事業がキャッシュを産み出していて、どの事業がキャッシュを食っているかを見極めて、キャッシュを軸にした事業や機能の入れ替えを行っていくべきだ。
 
②もうひとつのポイントは、有事にこそ「リーダーの巧拙」が見えてくるということだ。
有事のリーダーの最も大事な条件は、Decisiveであること。
 

【冨山和彦】コロナショックは、日本のラストチャンスだ

★本日のまとめ★

・新型コロナウイルスの騒ぎは必ず終わる

・むしろこの時期は好機だ!

・その時に対応できているか?いい結果が出ているか?を我慢強く準備する時期だ。

例えば、マナボックスでも、お客様の業績悪化、売上減少により、業績が悪化することが予想できます。

ただ、こんな時期だからこそ、新しい事を考えています。オンラインサービス開発、ツールの作成及びオンラインでの販売、社長様の経営管理スキル取得パッケージ作りなど。やることは果てしなくあって、24時間じゃ足りない……。

本日は、松島幸之助の「不況に克つ12の知恵」を紹介させて頂きました。あなたにもきっと役立つ普遍的な教えだったと思います。

新型コロナウイルスの時期だからこそできる!とポジティブに考えて、この苦しい時期を乗り越えましょう!

コロナに負けへんで!