こんにちは、すげのです。

この記事はこんな人のために書いています。
  • サウナの効用を医学的な視点で整理したい。
  • 鬱っぽいのを解消したい。
  • 「ととのう」というのを医学的・科学的エビデンスに基づいて知りたい。

こんなお悩みにお答えしたいと思います。

私は、2019年からサウナの魅力にはまり、年間200回以上は、サウナ(サウナ⇒水風呂⇒外気)に通っています。→2020年は、週6ペースになってしまいました。なので年に300回のペースですね。ベトナムのサウナは一回500円くらいです。

目的は、仕事の生産性を上げたいからです。(まじめですいません。)

参考記事:人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?【書評・感想】

本日は、以下の書籍をまとめたいと思います。特に医学的な観点からの効用ですね。効果とエビデンスについて記載していきます。

ダイゴさんのyoutububeにも!私の人生をいろいろ変えてくれた(特に、クロノタイプと運動)ダイゴさんのyoutubueにも取り上げられていました!

サウナの8つの医学的な効用とは?

この書籍によれば、以下の通りです。

  1. 脳疲労が取れて頭がスッキリする
  2. 決断力と集中力がアップする
  3. アイデアやひらめきが舞い降りる
  4. 感情的にならなくなる
  5. 75%が改善を実感!睡眠をコントロールできるようになる
  6. 感覚が敏感になる
  7. 肩凝り・腰痛・眼精疲労が和らぐ
  8. 見た目がよくなる!肌がきれいになり、やせやすい体質になる。

それぞれ医学的なエビデンスという観点で、まとめて行きます。

また、フィジカルとメンタルという軸でも整理できます。

①脳疲労が取れて頭がスッキリする

効果

サウナの一番の効果は、「脳みその疲れが取れること」

脳がスッキリする。脳疲労が妨げる。集中に切り替わった状態を維持しやすくなる。

医学的な根拠

CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)⇒集中して仕事を行っている時に活性化する脳回路、エネルギー消費量5%

DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)⇒ぼーっとしている時、いろいろ考えてしまうことと疲れる。脳が意識的に活動していない時に働いてしまう脳回路、エネルギー消費量70%~80%

脳疲労を取りカギは、「DMN」の消費量を減らす事

サウナに入れば強制的にぼーっと思考を停止させられるため、DMNが減る。

私は、1日中、脳みそをフル回転させないと、優秀な経営者に追いつけないので、常に考えています。

だから、この効果はとても重要です。

②決断力と集中力がアップする

効果

「決断力」と「集中力」がアップ!

ワーキングメモリー(認知機能)が向上して集中力アップ。

医学的な根拠

被験者全員のα波が、「正常化」していた。適切な範囲。α波というのは、リラックスしている時にでる脳波。

※MEGというのは、脳の働きを調べるもの。

仕事や生産性の高い、仕事をする上で、集中力は大事ですよね。また、決断力も当然ながら大事です。

③アイデアやひらめきが舞い降りる

効果

アイデアやひらめきが舞い降りてくる

医学的な根拠

MEGを使った研究によると、右側側頭葉のβ波が増加することがわかった。

側頭葉とは、感覚や認識、情報の分析を司る領域。右側は、音楽や空間把握、発想などを主な役割。

今後活躍するビジネスマンにとって、アイデアやひらめきは必須ですよね。

なぜならば、AIなどのテクノロジーに定型的な仕事は奪われるからです。より、人間にしかできないタスクをする必要があり、そのためにはアイデアが必要です。

④感情的にならなくなる

効果

いらいらして感情的に怒ることも減る。

感情をコントロールしやすくなる。穏やかになる。ネガティブな感情が払しょくされる。

医学的な根拠

「自律神経」が鍛えられるから。

熱いと冷たいを繰り返す。これにより、交換神経と副交感神経をいったりきたりで「自律神経」が鍛えられる。

日々ストレスを抱える経営者などのビジネスマンにとって、感情をコントロールすることはとても重要です。

いちいちイライラしたり感情的になったりしたら、身体がもちません。

そう言った意味でサウナは、メンタルを整えてくれるのでとても重要です。

⑤75%が改善を実感!睡眠をコントロールできるようになる

効果

短時間で深い睡眠という研究結果。よく眠れる

シャキッとする

医学的な根拠

研究によれば、サウナにはいった日は入らなかった日と比べて平均1.5倍の深い睡眠、

2倍になった。49分から94分となった計測もあり

δ(デルタ)波が低下(δ波は、意識レベルが低下した時に増加する。それが低下するという事は覚醒したということ。

ぐっすり眠るという事はとても重要ですよね。

⑥感覚が敏感になる

効果

サウナに入ると味覚や触覚、嗅覚が敏感になる。飯がうまく感じる。

医学的な根拠

前頭葉が活性化するから

飯がうまいって最高!

⑦肩凝り・腰痛・眼精疲労が和らぐ

効果

長時間のデスクワークで肩が凝ったり、腰が痛くなったり、肉体的疲労、眼精疲労悩み。

サウナに入れば、このような疲労も取れる!体がスッキリ軽くなる。脳がスッキリする。

医学的な根拠

温熱効果によって、凝り固まった筋肉がやわらぎ、血流が増加する。

活性酸素が減少するという報告もあり。

心臓のポンプ機能が70%程度上昇する。これにより、筋肉への血流が増加し、疲労物質が強力に押し流されて筋肉疲労が回復。

それと同時に水風呂につかる事で、皮膚表面の欠陥が収縮。すると、体の末端の血液が一時的に体の中心部分に集まる。深部血流(脳も)が増加。これにより、脳の代謝物質も回収。

私は、仕事する上でどうしても、パソコンを酷使します。座って姿勢が多いですし、眼精疲労も半端ないです。

そのため、毎日の作業のあとのサウナは欠かせないものとなっています。

⑧見た目がよくなる!肌がきれいになり、やせやすい体質になる。

効果

肌がきれいになる。紫外線のダメージも修復。サウナ後の保湿(化粧水は乳液)が大事)つまり、アンチエイジング

やせ体質になる。

むくみを取る効果も高い。

医学的な根拠

HSPが出るため(深部温度が38度を超えると)、細胞が修復される。HSP70という物質がでる。

甲状腺ホルモンが増えるため代謝が上がる。甲状腺ホルモンが分泌される=代謝のスイッチが切り替わる。脂肪の燃焼につながる。

ただ、サウナ前、サウナ中に糖分を取ることはNG。

サウナにより、塩分も排出。

サウナで見た目もシュッってしたら、なお、いいですよね!

その他の医学的な調査のレポート

メイヨー・クリニックの調査結果

その他のデータとして以下の結果があるようです。アメリカのメイヨー・クリニックが2018年に発表したレポートによると……

週1回サウナ VS  週4~7回

  • 心筋梗塞は52%減少
  • アルツハイマー病は65%減少
  • 認知症は66%減少
  • 鬱病を主とする精神科疾患は77%減少

という結果が出ていたようです。

免疫力が高まり、風邪やインフルエンザにかかりにくくなる

サウナには免疫力を高める効果がある。風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりにくくなる。

医学的な根拠

HSPが出るため。細胞を修復しますが、この細胞には免疫細胞も含まれる。免疫細胞が修復され、活性化する。

本日は、サウナ(サウナ⇒水風呂⇒外気)の医学的な効用という観点からまとめました。

フィジカルにもメンタルにもいいなら、是非、利用するしかないですよね。

是非、試してみてください!