こんにちは、マナボックスのすげのです。

本日は、節税について解説したいと思います。

この記事はこんな人のために書いています。

年度末に利益でそうだから、経費をたくさん使って節税できると思っている人。経費に落ちればその分タダくらいになると思っている。

センスある節税をしたい。

なぜ、節税になるのか?節税のそのロジックとは?

なぜ、経費を使うと節税となるのでしょうか?

その経費分だけ、税務上の利益が減るから。

これが結論です。

「ちょっとわからない…」

そうですよね。

具体例で理解していきましょう。

経費を使わなかった場合

  • 利益:1,000
  • 税率:20%
  • 税金:200

節税したいから経費を使った場合

  • 利益(直前に経費使う前):1,000
  • 経費: 200
  • 経費使ったあとの利益:800
  • 税率:20%
  • 税金:160

こんな感じです。この場合、税金が幾ら減ったでしょうか?

比較するとわかります。200から160になったので40の節税になります。

節税って言っても、追加で経費なしの方がそれは手元に現金は残る

節税のために経費使った方がいいって言う人がけっこういるんですが、それは、誤った考えです。

具体的に押さえましょう。

また、上記の例を使いますね。ここでは、税引きの純利益を手元に残る現金と考えてください。

経費を使わなかった場合

  • 利益:1,000
  • 税率:20%
  • 税金:200
  • 純利益:800

節税したいから経費を使った場合

  • 利益:800
  • 税率:20%
  • 税金:160
  • 純利益:640

比較してみましょう。どうでしょうか?

節税をするために経費を使わなかったほうが手元に現金が多く残っていますよね。したがって、現金を多く保有したければ、普通に考えて経費は使わない方がいいのです。

節税にはセンスが問われる

上記に記載の通り、経費を使わないようが手元に現金が多く残ります。したがって、むやみに節税するというのはオススメできません。

しかし、これはセンスあるなー。賢いなー。っていう節税はあると認識しております。

いったいそれは、なんでしょう。ちょっと考えてみたください。

それは…。

未来費用として使うこと

です。

経費には、以下の2つがあると認識してもいいでしょう。

  • 浪費に近いもの
  • 将来の売上に繋がるような未来費用

前者は話になりませんね。具体例としては、無意味な接待交際費(売上などの効果が期待できないなど、単なるカラオケ代など)かなと思います。

後者は、未来費用と呼ばれているものです。

要するに、売上などリターンが期待できる費用です。

例えば、以下のようなものがあると思います。以下のような効果が期待できれば、費用を使った方がいいかと思います。

内容

期待

提携先の会社に仕事を依頼する

関係性の強化、信用アップ、将来仕事を依頼してくれる可能性

マーケティング費用

種まきになって売上として返ってくる

教育費・セミナー

社員の満足と生産性

以下の動画も参考として見ていただけるとすごい嬉しいです。

例えば、200が未来費用(ネットワークの仲間の会社)であった場合です

金額については、これも上述の例を使いますね。

項目

節税後

国へ支払う税金

200 

160
未来費用0

200

(仲間の売上増えて幸福)

そうするとこんな言い方もできるようになるんです。

  • 優秀な仲間の売上に貢献、→仲間がハッピー
  • しかも将来の売上が増える可能性→将来リターンが期待できる。
  • さらに節税?→40の税金が減っている!

こんな感じならいけてる!節税って考えることができます。図解すると以下のように感じですかね。

※個人的な見解です。

⭐️本日のまとめ⭐️

  • 節税の意味とは?経費が増え利益が減るからその分税金も減る
  • ただし、むやみに経費として使っても残るキャッシュが減るだけ。
  • いけてる節税は、未来費用に使え!

ってな感じです。

あなたの会社が合理的な節税をできることを祈っていますね!