こんにちは、マナボックスのすげのです。

私は、海外でビジネスをしておりその期間も長いと言っていいと思います。海外とは、具体的には、インドとベトナムですね。その期間が、すでに9年目だからです。

「海外で現地スタッフとどうコミュニケーションをとりますか?」

「全然、プロジェクトが進みません。悩んでいます」

「言いたいことが現地の人に伝わりません。どうしてかなー?」

海外(インド、ベトナム)で仕事をしていると上記のような悩みをよく聞きます。一番の悩みは、やはり、コミュニケーションなんですよね。

ぼくらの言いたいことがきちんと海外現地スタッフに伝わっているか?行動しているか?

です。

私も、実際に当事者として、悩んでいますよ。毎日ですよ。日々、挑戦です。

そのような中、「このスキルはかなり使えます!」と言うのがあったのでお伝えしますね。

英語力?ベトナム語?マネジメントスキル??

違いますよ!

それは…。

「喩え力」これがあれば伝わる。ビジネスが進む。

結論から申し上げますね。

喩え力

これがあれば、あなたを、現地の人が理解し、仕事が進む

これです。

それでは、喩え力とはなんでしょうか?

比喩、metaphorのことです。

「例えば」という具体例を示すことももちろん大事ですよ。これもすごく大事です。ただ、喩えと例えは違います。

もう少し、イメージできるように解説したいと思います。

フットボールアワーの後藤さんは喩え力の天才だ。

お笑い芸人さんの頭脳は、本当にすごいと思います。頭の回転がはやいです。本当に、努力✖️才能が必要な職業だと思っています。才能がないとなれない職業です。

他のことは大抵、努力と努力の方向が正しければ、成し遂げられるんじゃないかなって勝手に思っています。個人的な意見です。すいません。

テレビで後藤さんを見ると、いつも喩えていますよね。

例えば、

■「誰が鳥やねん! ベランダで卵産んだろか!」

後藤さんが鳥に似ていると、共演者にいじられたときの返しの言葉。

■「こんなもん四捨五入したら裸ですよ」

グラビアアイドル・相澤仁美さんの露出が多い衣装を見て言った一言らしいです。思わず笑います。けど、なんとなくイメージがくっきりしますよね。

「あなたなんてね、神様が冷蔵庫の余り物で作ったんですよ」

相方の岩尾へのブサイクイジりのようです。

他にもいっぱいありますよ。すごくないですか?

私が実践して、有効だったマナボックスの事例

私も、上記で述べた通り、経営者として、海外でビジネスしています。

なので、「伝える」「進める」という悩みは常に持っています。

そんな中、これは伝わっているな。と思った事例をお伝えしますね。

弊社は、会計税務、経営管理についてのコンサルティングを実施している会社です。その中で、法令業務をマニュアル化するプロジェクトを進めているんですね。

そのプロジェクトで、私が開発した「マニュアルテンプレート」というのと使っています。詳しく説明すると時間がかかってしまうので、このテンプレートについて知りたい方は以下から申込をどうぞ。無料版があります。

>>無料版!穴埋め式テンプレートの案内

ざっくりかいつまんで話すと、「テンプレートを埋める」→「マニュアルを作る」というステップになっています。

そうすると、スタッフから「なぜ、テンプレートをうめるの?二度手間じゃない?」っていう反論が来るんですね。

私の立場からすると、いきなりマニュアルを作成しても、残念な成果物ができるから。というのが理由なのですが、そう説明してもうまく行きません。

そこで、以下のように説明しました。パワポの図解も利用しましたよ。

  • LEGOで、お城とか作る時にLEGOブロックがないと作れないでしょ。
  • みんなが乗っているホンダのバイクを製造するには、原材料から仕掛品(WIP)を作る必要がある。
  • VINFASTやトヨタの車(完成品)の外観は違うけど、部品・パーツは同じかもしれない。
  • 家を建てる時に、まずは部品がないと進まないよね。

みたいな感じです。だからテンプレートで、パーツを集めて、仕掛品を倉庫で管理しよう。最終のマニュアルは製品だから、それはあなたの個性だしましょ!という感じで説明しました。

こんな感じです。

そうすると伝わりますし、動きがあります。進みます。

その他にもなぜ、標準化マニュアル化が必要なのか?時代の流れは早いという説明で、

TINHさんのおじいさんは、すごいハノイの場所に詳しい人で、すごく街から人気がありました。でも、今だったらどう?Googlemapに聞いちゃうよね。

だから、記帳もAIがするようになると、AIがメインになる。我々はその支援とそのサポート(導入)する側にならないと価値のない人材になっちゃうよ。

これは、例えば?になるかもですけどね。

僕らは、金持ち父さんのようなワーキングスタイルにしたい。新人に教育する時にも、“資産(マニュアル)”と口頭をつかって教える。そうしないと、ずっと貧乏のままだよ。

金持ち父さんスタイルは、マニュアルと仕組みをつかって教育する。

貧乏父さんスタイルは、ずっと口頭で教える。だからなんどもおなじことを繰り返すから貧乏。ずっと低賃金のままだよ。

こんな風にも伝えます。

「喩え力」を実践する方法とは?それは、相手の立場にたつこと

では、どのようにこのスキルをゲットし、向上させていけばいいのでしょうか?

お笑い芸人のようにセンスがなくても、訓練でそれは身に付けることができると思っています。

それは以下です。シンプルですが、かなり普遍的です。

相手をリスペクトする。

その上で、

想像力を鍛える:相手の立場に立って、どの情報を持っているか?どんなメリットがあるか?

想像力を鍛える必要があります。そして、実行することです。海外であれば、その文化や考え方も学ばなければいけません。

つまり、情報や知識の仕入れが前提となってきます。

>>海外マネジメントでも使える!人生が変わる!実証済「伝え方が9割」の要約・感想【図解あり】

西野亮廣エンタメ研究所 でも。とにかく普遍的なスキル

西野さんも、「喩え力」は、以下の動画で大事だって言っていました。そして、このスキルは、海外ビジネスパーソンでも必要な普遍的なスキルなんですね。

お笑い芸人の人は、喩え力が半端ないですよね。なので、おそらく海外でビジネスしても、すんなりうまく行く可能性は高いと思います。

本日は、海外ビジネスで、現地の人に伝えるスキル。プロジェクトを進める普遍的なスキルは「喩え力」というテーマでお話させていただきました。

ぜひ、実践してみてください。現地スタッフとも信頼関係も築け、しかも楽しく!そして、ビジネスが進むこと間違いなしです!

それではまた!