みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。

今回で、第42回目です。

いやークラブハウスが凄いですね。ビジネスにも使えると思いました。このクラブハウスで必要なスキルもわかってきているようです。私は、・司会力・質問力・傾聴力あたりかなーと。あとは繋げるスキルですよね。人と人を繋げるスキル。

ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり!しかも若い!)と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。

本日のテーマは、「EC市場を厳格に管理するべきか?」です。

りんさん
りんさん
こんにちは!リンです。

EC市場を厳格に管理するべきか?

りんさん
りんさん
今回はこちらを選んで翻訳し、解説しました。2月7日付けのニュース

>>EC市場を厳格に管理するべきか?

利便性と速いスピードのあるEコマースでのビジネス、特にソーシャルネットワークでのライブ配信の形式は、現在の新型コロナ流行の深刻な状況で、多くの消費者に人気のあるショッピングチャネルになっています。

しかし、このような形式は、密輸品、偽造品、出所不明の商品、品質の悪い商品などが販売される最も良い環境でもあり、消費者の健康、金銭、及び電子商取引への信頼に大きな損害を与えています。

抵抗しにくい魅力

フェイスブックでAEShopという名称を持つアカウントのライブ配信を見ると、「AEショップは皆さんに高級ブランドのフェザーコートを紹介したいです。本日のライブ配信でのみ、フェザーコートが15万ドンで売られて、通常と比較して70%下がりましたよ。

ニーズのある人は、早くコメント欄に電話番号を書いてください。注文品はすぐ皆さんの家に届けられます。」というストリーマーの魅力な広告が目に入るようになります。この広告方法により、わずか2時間で、このライブ配信は34千回以上の視聴と2万回以上のシェアを獲得しました。

1時間ごとに、AEショップは、簡単に何百もの注文を受けることができます。買い手は積極的に商品に関する質問をコメントすることができ、それから売り手は直接回答します。また、電話番号を残すだけで、すぐにショップからの連絡を受け、35日後に注文品が手に入ります。迅速に行われる取引、及びライブ配信の時間中のみに出される優遇価格が、消費者の割引商品の好みという心理を刺激している方法です。

コロナの影響によって、オンラインが促進

新型コロナの流行のため、多くのオンライン販売の企業は、そのような形式でビジネスを促進すべきです。今までオンライン・ショッピングをしない多くの消費者は、隔離したり、密集場所を避けたりしたいことで、仕方なくEコマースを選択します。

しかし、真摯にビジネスを行い、消費者との信頼関係を築くEコマースサイト以外に、もっと多い利益を得るため、様々な対象はこのスペースを利用して、「超安い」「最良の品質」「最速の人のみ購入できる」というような宣伝で、偽造品、出所不明の商品、品質の悪い商品などを売り、顧客を欺きます。商品を受け取ったとき、多くの人は、広告での製品と配達した製品の違うことでがっかりしました。本物と偽物の見分けが難しいEC市場で、消費者はマトリックスに陥る感覚を持っており、商品を購入する際に大きな損失を被ります。ベトナムEコマース協会の統計も、「Eコマースを通して買い物した顧客の48.1%は自分がだまされたと言った。

主に、商品の品質が売り手のコミットメントと違うが、交換や返品できない事件。交換できる場合には、売り手への追加費用がかかる。」ということを示しています。

2020年は、Eコマースのターニングポイント

2020年は、Eコマースの発展のターニングポイントで、それによる売り手が倉庫や店や多くのスタッフの賃借りのためにお金をかける必要がなく、ビジネスをうまく行うことができるということを示しています。

販売サイトを設定するだけで、毎月、そのサイトを維持するための運営と広告のコストが普通のと比べて約1020%しかかかりません。これは、Eコマースだけが作成できる現代の工業化・近代化に向けている社会に適した新しいビジネスモデルです。電子商取引・デジタル経済局(通産省)の統計によると、2020年におけるベトナムのEコマースの成長は18%の増加で、市場の規模が118億米ドルで、全国の商品小売及び消費者向けサービスの売上高の5.5%に達しており、目覚ましい発展を遂げました。また、2025年までに、ベトナムのEコマース市場の規模は力強く成長し続け、350億米ドルに達すると予想されています。しかし、この市場には多くの欠点が存在しており、特に製品の品質とEコマースに対する消費者の信頼がまだ高くないことです。

もっと強力な制裁が必要

テクノロジーの絶え間ない変化は、電子商取引活動の違反がますます巧妙になること、また外国の要素や新しい電子商取引活動モデル(ライブ配信)が多数発生していることを引き起こしており、管理機関に新たな課題をもたらします。

更に、オンラインストアでの偽物販売は数十億ドンの利益を生み出しますが、違反が明らかになった場合、数百万ドンに過ぎない罰金を支払います。それによる多くの人は、この不正な経営活動から利益を得るために罰金を払うことを喜んで受け入れます。偽造品の製造・取引は超高収益を生む活動なので、魅力が非常に高いです。実際、企業や施設の偽造品の製造という違反を処理することは、ますます巧妙で複雑になった手口のため、段々困難になりました。

市場管理局の総局長のチャン・ヒュー・リン氏によると、現在のEコマース活動の管理に関する最大の困難なことは、インターネット上での取引や決算が超高速で、不可視の活動のためです。特定の営業所がなく、携帯電話のみで取引するため、すぐに商品の品質を確認することができない、または売り手の住所に商品がない場合も多いです。

買い手は、売り手が誰か、製品がどうのようなものかを全然知りません。さらに、仮想のアドレスのため、売り手は情報を簡単に削除して、それによる全ての痕跡が消去され、彼らの違反を証明する証拠の収集を妨げます。このような取引(偽造品の販売)の殆どは請求書や関連する書類がないので、検知して処理することが困難になります。現在、Eコマース市場は日々発展しています。

一方、管理者の少ない数と高くない情報技術の専門知識、及び管理の技能とプロセスは十分に新しい時代の要求を満たすことができません。Eコマース市場を管理してコントロールするための各機関の協力もまだ緊密で効果的ではありません。電子商取引は、企業向けの新しい経営のやり方と消費者向けの新しい買い物の仕方を生み出しました。そういう背景で、国家管理機関が管理・制御についての革新的方法を行い、十分な抑止力のある制裁を設ける必要があります。

強力な制裁措置は、ビジネス環境のクリーンアップ、消費者からの信頼の創出、電子商取引の持続的発展の促進、国家の税務上の損失の回避に貢献します。それによって、抜け穴を最小限に抑え、悪者の電子商取引活動を利用して密輸、商業詐欺及び模倣品の販売を行う行為を防止することができます。同時に、Eコマース・レーディング・フロアやソーシャル・ネットワーキング・サイトの所有者の、十分な情報を提供しないアカウントや違反商品を経営する兆候のあるアカウントを検知し、防止、抑止することにおける責任を高め続ける必要もあります。また、ベトナムの電子商取引活動がますますうまく発展できるために、各消費者が偽造を示す兆候や悪い品質のある製品の購入を積極的に避けるべきです。

Eコマース市場の魅力と問題点

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

本日は、ベトナムのECのお話ですね。確かに、弊社のスタッフもみんな、オンラインで注文し、会社まで郵送してもらっていますね。よく、仕事中に取りにいっていますね。

オンラインでの取引は、簡単で便利。でも、問題点もある。

りんさん

自分の意見ですが、Eコマースの発展により、人々の取引活動はもっと便利になりました。

しかし、それと共に、消費者は偽造品や品質の悪い商品に関する大きなリスクを直面するようになります。

チャネルやナイキなどの有名なブランドの製品だという広告があるんですが、その商品の価格がすごく安くて、品質がもらったらすぐゴミ箱に捨てるほど悪いです。例えば、10万ドン(約460円)だけのチャネルの香水とか、23千ドン(1050円)だけのナイキの靴とかですね。最近、フェスブックで多くのオンラインショップはライブ配信によって商品を売っているんですが、その殆どは偽造品を販売するショップです。また、ショッピーやティキやラザダなどのEコマース・レーディング・フロアには、偽造品がいっぱいですから、消費者は本当に困っています。この状況がいつ終了するかは政府の制裁が強力で、効果のあるかどうかということに依存しています。

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

ブランド物の偽物は、やっかいですね。よくありません。心配な場合はやはり、リアルのショップの方が信頼性があるかなと思います。実際に自分の目で確かめる。これも大事ですよね。