今回で、第44回目です!

人間には、ウィルパワーというのがあるそうです。ドラゴンクエストのHPみたいな感じだと思います。これには総量があるようです。そして、意思決定するたびにこのパワーが減るようです。つまり、やらないことを決めるって人生を豊にするためにはとても大事なんですよね。

記事作成者は、Nhungさん(日本語1級✖︎簿記3級、神戸大学の留学経験あり!)です!

ベトナム女子大学生と一緒に考えるベトナムのニュースの解説コーナーです。学んで行きましょう!

本日のテーマは、「FDI企業、ベトナムでの事業から黒字を計上している」です。

Nhung さん
Nhung さん
こんにちは、Nhungです!

FDI企業、ベトナムでの事業から黒字を計上している

Nhung さん
Nhung さん
今回はこちらを選んで翻訳し、解説しました。2月22日のニュースです

>>FDI企業、ベトナムでの事業から黒字を計上している

コロナウイルス感染症の生産および営業活動への悪影響にもかかわらず、多数の海外直接投資(FDI)企業は、過去1年間にベトナムで黒字を計上している。

殆どの日本企業は黒字を計上している

 

在ハノイ日本貿易振興機構(JETRO)によるベトナムにおける日本企業の経営状態調査結果によると、ベトナムは他の国・地域と同様で、コロナ禍の悪影響を受け、企業の52.8%が 2020年に事業利益が減少した。一方、ベトナムにおける日本企業の49.6%が利益を計上し、20.3%が損益分岐点ぴったりの状態にあったという。

 

特に、調査を受けたベトナムでの日本企業の46.8%は、今後1〜2年で投資を拡大する予定があると述べた。この投資拡大率は前年を下回っているが、アジア・オセアニア地域で4番目に高いのである。

 

JETROの調査は日本から直接また間接的に10%以上投資している日本企業と、20か国に投資している日本企業の支店および駐在員事務所を対象に実施されたものである。 2020年、調査対象企業は法制度、税制・税手続き、行政手続などの投資環境のリスクに注目している。また、多くの企業が現地調達を望んでいるが、ベトナムの裾野産業はまだ日本企業のニーズを満たしていないという現状である。同時に、多くの企業が国内の新興企業との協力に関心を持っているという。

 

投資計画省のチャン・ズイ・ドン(Tran Duy Dong)副大臣によると、新型コロナウイルスの流行により、ベトナムにおける日本企業の生産、営業活動はすべて影響を受けた。ただし、調査結果によると、すべての企業が事業運営の改善と2021年の黒字の回復を期待している。この現状の中では、政府が、感染症を効果的に収め、企業の課題を解決するために積極的に支援する必要があるという。

FDI企業の45%が黒字を計上している。55%は赤字?

 

最近、財務省の報告によると、2019年には9,494のFDI企業(45%)が利益を計上しており、総利益が518兆5,900億VNDを記録した。 2019年の利益を計上した企業の数は、2018年比18%増加したという。

 

報告書はまた、FDI企業の2019年の売上、資産、投資資本の成長率を高水準に維持し、生産・事業活動が安定的に成長していることを示した。

しかし、最近の外国直接投資活動は、東南部の一部の省にのみ集中するのに対して、北部や西原部への投資はまだ限られているといういくつかの大きな欠点がある。この現状は、政府の社会・経済が困難な状態にある地域への投資促進政策が、外国投資の誘致に対してまだ十分な効率をもたらしていないことを明らかにした。

 

特に、利益が低い割合を占めるFDI企業の他には、多くの企業は長年にわたって継続的に大きな損失を抱えている。また、経済効率をもたらし、予算へ大きく貢献し、多くの雇用を生み出すという多くの企業の反面、低い予算貢献を伴う多くの非効率的な投資プロジェクトがまだあるという現状である。特に財務省は、価格移転や脱税はFDI部門においてまだ発生していることを明らかにした。特に、多くの企業が常に損失を申告しているが、投資、生産、事業を拡大しているこのにより、国家予算に多くの損失がもたらされた。

 

したがって、この地域へFDIプロジェクトを高効率で誘致し、国家管理の効率を向上させるために、財務省は、首相に対して投資計画省に下記のように任命することを提案した。投資プロジェクトの規模と社会経済的地域に基づき、投資待遇政策を研究すると同時に、今後の投資誘致政策を作成、提案することである。特に、FDIプロジェクトの認可と管理における地方、関連機関の調整メカニズムを完成し、修正するために、評価を継続する必要がある。中央機関が常にアクセスできるよう、FDI企業に関するデータベース、情報システム、を完成しする。これにより、効果的かつ迅速に評価および監察することができる。

ベトナムに進出している外資系企業の業績

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

今日は、外資系企業の業績のお話ですね。興味深いですね。日系企業は、どうでしょう?私の知る限り、赤字で苦労している会社も結構あります。

ベトナムへ投資しているFDIは、45%は黒字。日系企業は、50%くらい。

Nhung さん

多くのベトナム人若者の理想としては、卒業してFDI企業で就業することです。なぜかというと、FDI企業は経営状態も順調ですし、待遇や給料の方が国内企業よりも高いからです。ベトナムの安い物価と比べてたら高いかもしれませんが、投資する国の物価だと安いはずです。物価も安い、人件費も安いベトナムで、事業し利益を出せるのに、価格移転などの方法を利用して脱税している企業はよくないと思います。その反面、多くの企業は国家予算に大きく寄与し、雇用をたくさん生み出しています。

コロナ2年目になって、企業もコロナと共存する世の中と慣れてきました。FDI企業も国内企業も2021年の経済回復を信じており、投資規模を拡大しています。来年こそ、利益を計上するFDI企業の率が増えたらなと願っています。

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

脱税!この辺りになると、ブログでは記載できない闇もあります。外資系の企業は、比較的しっかり税金払っていると思いますね。

 

儲けて、納税して、ベトナムも日本も豊になる!それがいいと思います。闇については、あとで、直接共有しますね。