マナボックス永井です。

「最近物忘れがひどいなー」

最近もの忘れが多くなってきました、、、、35歳、若いと思っていたけど、段々年を取ってきたなーと思います。

みなさまはいかがでしょうか。同じですかね。

でも、忘れる というのは正常で、そもそも人は忘れる生き物のようです。

では、どのくらい忘れるのか?

エビングハウスの忘却曲線という有名な実験によれば、

なんと人は1時間後には56%のことを忘れ、1週間後には77%が忘れ、1ヶ月語には79%のことが忘れてしまうようです。

つまり、1週間もすれば約8割のことは忘れてしまうようです。

なるほど、みなさまの日頃のストレスも納得ですね。

「なんで何度言ってもやってくれないの?」
「先週のミーティングでお願いしたでしょ?」
「あれ、この前決めたカイゼン、今月から運用じゃなかった?なんでやってないの、、、、」

管理者のみなさんがいつもこのようなストレス感じるのもしょうがないですね。

だって、人はほとんど忘れちゃうのでですから。

しかも、ベトナムでは現地スタッフは頻繁に退職・産休してしまい、
駐在員さんも数年毎に交替してしまう、、、、
すぐ忘れるし、すぐ人が入れ替わる、、、、、

そう考えると、日本に比べてベトナムでの管理は、何か新しいことをしたり、改善をしたり、しかもそれらを継続させることはとても難しいですね。

私もベトナムでの前職時代に4年半ほど働いていましたが、今振り返ると、スタッフへの指示やカイゼンはほとんどがOJTや会議での指示で終わっていました。

果たして当時の私の時間・努力がどれほど今の会社に蓄積しているか?

自分は仕組みを作っていたのか、、、、、、その時その時頑張った自信はあります。

でも今も続く、蓄積を作れたか、正直自信ありません。私が情熱を注いでOJTをしたスタッフ達も多くは転職して、今は会社にいません。
そう思うと、「人は忘れる」「人は替わる」、ベトナムではこのことを前提にした仕組みを作らない限り、どんなに頑張ってもその成果は蓄積しないのだと今しみじみ実感しています。

内部統制の整備や運用も同様ですね。
今月から「現金実査をやろう」

せっかく、新しい内部統制を運用させようと思っても、会議で話すだけでは将来まで続くルールには絶対になりません。マネージャーが退職したらストップ、社長が帰任したらストップしちゃいますね。

ちゃんと明文化をし、定例業務に落とし込む必要があります。

定例業務は組織としてのチェックリスト、To Doリストになっていますでしょうか。

ベトナムで、何か新しいこと、改善をする際には「人が替わっても、自分が帰任しても運用される仕組みかどうか」を念頭に置く必要があります。

せっかくのみなさんの頑張り、努力、ノウハウを垂れ流しにするのはもったいないですね。

ぜひ、その場しのぎではない、仕組みを構築してみてください。

それでも気が乗らない、、、、という方は良品計画会長 松井良三の「無印良品は仕組が9割」との本を読んでみてください。仕組みづくりの重要さを語ってくれています。
私も気が乗らない時はこの本を読み返すようにしています。

それではまた内部統制や経営管理に関する情報をお送り致します。

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「もっともっと自分は付加価値の高い業務に時間を使いたい、でも日常業務に追われていて、、、最近は達成感も感じられなくなってきた、、、今一歩踏み込めない自分が歯がゆい、、、、」

「自分がいくらしくみ作りをしても、改善をしても、間接業務だから成果が数字に表れるわけでもないし、、、、、自分が帰任したら残らないだろうし、、、、、きっと本社も評価してくれないだろう、、、、そう思うとあと一歩がでない、、、、」

「毎日頑張ってくれている経理や人事、総務や購買スタッフの頑張り、今までみなで頑張って作り上げたものを、今後の会社のしくみとして残したい、、、、」

こんな歯がゆさを感じていませんか。

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