お前のモノは俺のモノ、俺のモノは俺のモノ!

この町で、俺にかなうものはいない。俺は王様だ。

こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

あなたも聞いたことはあるのではないでしょうか?

あまりにも有名な「ドラえもん」のジャイアンの名言です。

インドでも有名でしたし、ベトナムでも有名です。

さすが、ドラえもんです!

威張っている人がいれば、「ジャイアンのようだ!」

怒られててシュンとしている人がいれば、「のび太だね。」

って海外の人が言うんです。すごい影響力ですよね!

海外子会社不正とジャイアンの関係

海外子会社関係の悪いニュース、最近よく聞きますよね。

最近で言えば、例えば、富士フィルムの海外不正などです。これ以外でもたくさん海外子会社不正は起きています。

その損害額は、数百億円になるケースだってあります!

ものすごい金額です。

なぜ、このような不正が起きてしまったのか?

本日は、ジャイアンと海外子会社不正の関係についてお話していきます。

これを読んで頂ければ、もしかしたら、、、、。

とても大きな海外不正について防止できるかもしれません。巨額な損失を前もって防止できますよ。

動画も撮影しました。

不正が起きるメカニズム

なぜ、このような不正が発生してしまうのか?

海外子会社の場合、以下の人がいると、不正が発生する可能性が大きいと考えています。

1)権限がとっても強大な人がいる。(会社の人の動き、お金の動きを把握、支配している。)

2)日本本社社長からすごくに気に入られている。信頼されている。(信頼の丸投げ)

3)自分のことをかなり優秀だと思っている。自分の会社への貢献度を考えれば何をしても問題ないと考えている。(自分の行為の正当化)

なお、不正のトライアングルについては不正のトライアングルにて記事にしていますので興味があればそちらをどうぞ。

実際問題、いろいろな海外子会社様の話を聞いていても、不正が起きている会社は上記の条件にぴったり当てはまっています。

あなたの会社にこんな人はいませんか?

もう少し具体的に見ていきましょう。

あなたの会社に、こんな人がいるかどうかという視点で見て行ってください。

仮にミスターJとします。

例えば、、、。

「ミスターJは、人事部と経理、購買と製造部門のトップを兼任している。まるで、王様だ。」

「日本人社長が、ミスターJに相談せずに人材を採用を決定したら、ミスターJが激怒!」

「採用しているスタッフ。実は、ミスターJの親戚やミスターJの出身地ばかりの人。」

「ミスターJは、日本の本社社長のお気に入りだ。ごますりがお得意。」

「ミスターJ、会社への勤続年数が異様に長い。給与金額は低いのになあ。」

どうでしょう??

もし、これに当てはまるとしたら、とっても、危険かもしれません。いや、危険です。ヤバいです。

なぜならば、不正の条件のそのものだからです。

ジャイアン、王様はなんでもできてしまう。

強大な権限、王様がいるとその人がなんでも出来てしまいます。

購買先を選ぶ権限も、金額も決定する権限もある。そして、経理をコントロールする権限もある。

製造現場も支配している。

人事権も持っている。そうすると、スタッフは子分になってしまいます。コントロールできてしまいますね。

もし、命令を無視したら、そのスタッフにとっていい事ありませんもんね。

そうすると、例えばこんな不正が簡単に出来てしまいます。例えば、、。

・キックバックは余裕でしょう。

・原材料等の物、お金の横領、盗難も出来てしまいます。

・インセンティブも不正に利用できちゃいます。

実際には、これほど権限をもっている人はいないかもしれません。

しかし、権限が強大であるということは、不正の可能性が高くなってくるという意味です。

すいません。本当のジャイアンといえば、、、。

ジャイアンのよくない部分を取り上げてしまいまいたが、実は、こんな事も言っています。

のび太、力をかすぜ!

友達に助けを求められて、知らん顔なんてしてられるか!

そのため、実は優しく、芯が通っていてカッコいいんです!

ジャイアンファンの方がいて、悪い気持ちさせてしまったらすいません。

今日の話は、あくまで、例えの話ですのでご容赦ください。

海外子会社不正による大きな大きな損失はやはり避ける必要がある。

ベトナム、海外子会社における不正。

難しい問題です。

センシティブ、デリケートな問題です。

日本や欧米の考え方をそのまま適用できない部分もあります。

正直ある程度、許容しないといけない点もあります。

実際、新興国で正攻法でいくと、取り返しのつかない事が起こってしまうこともあります。

しかし、会社の存続を揺るがすような大きな金額のインパクトがある不正、会社の信頼を損なうような不正は、どんな会社だって事前に防ぎたいはずです。

結論としましては、あなたの海外子会社、ベトナムの会社に、、、。

●“王様”がいて (しかも、自分を優秀と思っていて、自分がいるから会社がまわっていると考えている。)

●本社からも信頼が丸投げされている

という状態があれば、

それはかなり危険だということです。

それに事前に認識し、組織やルールを見直すことによってその可能性を低くできます。

「不正の考え方を変えるたった一つのマインド」も参考になります。

あなたの会社が、海外子会社不正を防止することによって、不測の損害を防止できることを祈っていますね。

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