僕は天才ではありません。なぜかというと自分が、どうしてヒットを打てるかを説明できるからです。
イチローの名言です。
業務のマニュアル化、文章化……。
現地スタッフにとても、反対されます。なぜならば、面倒くさいと思っているからです。
「そんなの意味ない。」「私が知ってるんだから…。」
私も、海外子会社のスタッフからそのような反論を何度も受けました。
でもね…。
くじけちゃいけませんよ。
はたしてそうなのでしょうか?
言語化(マニュアル化、文章化)できないということは私なりに、研究していくと!
海外子会社におけるその理由の1つが、なんとなくわかってきました。
それは……。
「できない!」
からでした。要するに業務のレベルがそこまでいっていないのですね。嫌がる理由は、できない。スキルがそこまで至っていないからと言えます。
あなたのスタッフが、芸術家や音楽家、0-1を作る人材であるならば、本日のお話しはお役に立てません。
お読みにならなくていいでしょう。
けど、どうでしょう?海外子会社管理で、日々奮闘しているのは、繰り返し行われる定例業務なのかなと思います。
このエリアで、疲弊して、仕事をやった気になっている。「仕事したぜー!」って充実してしまうスタッフが結構いるのかと思います。
あなたのスタッフもあなたも、振り返ってみるとそんなことが多いでしょう?
私は振り返ると、そのように思う事があります。あーこのままでいいのかな……。と。
暗黙知とか形式知という概念がありますよね。
残念ながら、間接業務のほとんどは形式知です。文章化、言語化できちゃうんです。誰でも出来るように引き継げちゃうんです。
特別な才能はいらないのですね。悲しいですけど、これが現実です。だからこそ、あなたもあなたのスタッフもステップを踏み、仕組みを作って卒業しなければいけないのです。
業務のレベルには4つある
一般的には業務のレベルには4つあると言われています。
レベル1:補助ができる。
レベル2:指導を受けながら業務ができる。
レベル3:自分一人で完了できる。
レベル4:業務を深く理解して、指導できる。
この4つと言われることがあります。
この中で一番、上位なのはもちろんレベル4ですよね!
自分で実施するのと「教える」というのは違います。教えるためには、深ーい理解が必要なのですね。
自分では、この作業できるけど、いったん、人に「教える」となると、とたんにハードルが上がってしまうのですね。
「うっ、う~っ」となってしまうのですね。
なんとなく実施してるから文章化できない!ミスも頻繁。モレだって!
業務を標準化・マニュアル化するという事は、ある意味、その業務に精通していないといけません。深い理解が必要なのですね。
そのため、感覚的に、なんとなくやってるという担当者であるとすると、「はい。標準化、マニュアル」を作成してみてお願いすると……。
「できないんですよね……。」
なぜならば、感覚で実施しているからです。きちんと、整理してないからです。
だから、ミスも頻繁におきるし、モレだって起きて罰金などの大きな問題が起きてしまうのですね。
あなたもベトナムで、管理していてそのような経験があるのではないでしょうか?
“言語化”は、その業務について理解を深めるという事でもある
では、レベル4に到達している人材でないと、言語化できないのか?
と言うとそうでもないです。特に間接業務の場合は。
どちらかというと、言語化するというプロセスで、より理解を深めるということになります。
ということは、実施者にとってもメリットがあるはずなんですよね。したがって、担当者に理解を深めてほしい!スキルをつけてほしーなーなんて感じている、海外の社長様であれば、“言語化”してもらうという指示がとても効果的です。
しかし、海外子会社の場合は、プライドだけとても高くて、実力がイマイチという人も結構います。こういう人に限って、反対してきますね。
「わっかるー」って人もいるのではないでしょうか?
この点は、また別な難しい話があります。
話がそれてしまいましたが、本日は、
「言語化できないということは、スキルのレベルがそこまで至っていない」
ということという点でお話しさせて頂きました。
これ、本当ですよ。
言語でなく図・絵でもかまいません。これが出来ないということは、ロジカルに理解できてないということです。
スポーツでもイチローのようにスランプとほとんど縁のないような選手は、自分が実施していることを言葉で説明することができるので、調子が悪くなってもすぐに元に戻すことができます。
海外子会社管理も同様です。
言語化できると、「再現性」や「横展開」ができるようになります。
海外で奮闘するあなたが、言語化の力を信じ、業務を標準化することにより、無駄なストレスを割け、19時からの飲み会に参加できることを祈っていますね。
それでは、また!