ベトナムでは、公的な書類や申請書類に添付する身分証明書(パスポート)について”公証”することが必要です。

公証とは、原本(パスポート)とが同一であることを公的に証明してもらうことを言います。

この記事はこんな人のために書いています。
  • ベトナム、ハノイで書類の公証が必要になった
  • その方法や金額を知りたい

例えば、証券会社を通じて株式口座開設書類に公証されたパスポートを添付する必要があります。

ベトナムでパスポートを公証する大きな流れ

1
パスポートを準備する

あなたのパスポートの原本を持参

2
公証役場に行く

ハノイには、18 箇所あるそうです。

3
パスポートのコピーを依頼する

公証役場で担当の人がコピーします。お金も払います。

4
公証してくれる受付で公証してもらいます。

パスポートのコピーとパスポートを渡して、公証してもらいます。

5
受け付けで支払いをして領収書をもらいます。

お金を払って【公証】 notarization のパスポートのコピーを持ち帰ります。完了!

この5つのステップです。

これについてそれぞれ、解説して行きますね。

STEP1 あなたのパスポートを準備する

はい。当然と言えば当然ですね。こちらコピーを公証してもらうので当然原本が必要です。

公証とは以下のことをいいます。

書類が合法的に使用されるためには、その文書の真偽を確認する前処理として、文書になされた署名を公的機関である公証人等が「本人のものに違いない」との証明(ノータリゼーション 公証)する。

要するに、このパスポートのコピーは、「間違いないです。本物ですよ!」って保証してもらうことですね。

STEP2 公証役場にいく

パスポートを準備したら、次は公証役場にいきます。ハノイには、18か所ありますね。

ハノイの交渉役場一覧 18か所

私の事務所は、ズイタンというところにあるので以下の公証役場に行きました。

Public Notary Office No. 3です。場所は以下ですね。歩いてすぐでした。

入口はこんな感じです。

問を通りぬけると……。

 

STEP3 パスポートのコピーを依頼する

事前に会社でパスポートのコピーを準備したのですが、中に入って聞いたら、ダメでした。

あくまで、公証役場のコピー機で、コピーしか認められません。こっちの方がもしかしたらいいのかもですね。自分でコピーすると、公証するときにチェック大変だし。漏れとかあって。5分くらいひたすら待ちます。

コピー専用の場所です。

コピーしてもらいます!

お金もかかります!63000VNDでした。

STEP4 公証してくれる受付で公証してもらいます。

次にいよいよ公証です。受付の場所に行きます。

コピーとパスポートを渡します。

担当の人が原本と一緒かチェックして、押印してくれます。

待つこと15分程度でしょうか? (今は、コロナの影響で人がいないみたいです。普段は、30分とか1時間以上待つこともあるそうです。)

公証してもらいました!

 

公証役場での公証代行

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STEP5 受け付けで支払いをして領収書をもらいます

公証した場所とは別に支払いの窓口があります。そこで、支払いをして完了です。

領収書ももらえますよ。

 

本日は、パスポートの公証について解説させて頂きました。

簡単ですが、ベトナム語ができないと無理。また、場合によっては、時間がかかる。(混んでいると1時間以上もかかることもある。)

なので、ベトナム人スタッフがいない場合は、外注してもいいかと思いました。弊社でも代行をしているのでお気軽にお問い合わせください。

それでは、また!