こんにちは、すげのです。

働き方改革、マネジメント、モチベーションアップ!

部下を持つビジネスマン、社長にとって、このようなことで悩む人はたくさんいると思います。

私もその一人です。

普段から、最高のチーム作りはどうすればいいか?というアンテナをはっているの です。

そうすると、いろんな知識と繋がっていくということがわかりました。

結局これか!っていう共通点が浮かびあがってきます。

成功しているチームの共通点は、「自主性」だった!

結論は、こうです。

自主性

裁量権

自ら考える組織にする

共通点としては、これがあげられました。これは興味深い……。

野村監督、岡田監督(サッカー)、原監督(青山学院、駅伝黄金時代)の名言とともにこれらを検証していきましょう。

野村監督:「野村ノート」メモを取らせる

選手に、自主的に「メモを取らせること」

あの野球の野村監督です。めっちゃ有名ですよね。とって好きです。

以下いくつか、重要な言葉を引用します。

「見えた」ものを野村氏は徹底的に言語化した。座学によるミーティングや虎の巻とも言われた「野村ノート」などは有名だが、重視していたのは、「メモを取らせること」だった。

阪神時代は、このメモする時間を省くため、事前に用意したプリントを配ったが、野村氏はこれを「失敗だった」と振り返っている。すでにプリントがあることで、選手たちはミーティングが終わる時間ばかりを気にしていた。

「言語化」する作業は、野村氏から発信する一方的なものではなく、メモを取らせることで、選手やチームに共通言語として定着をさせるという点で、画期的だったと思う。

 野村氏は自著でそれを幾度となく指摘しているが、例えば『巨人軍論』にはこうある。
「(ヤクルトの監督時代)巨人には勝てないと思っている選手たちに「こうすれば勝てる」と説得するためにもっとも効果的なのはやはり数字、データである」
 
 
 
「メモを取る習慣が弱者を強くする」長く結果を出し続けるには勘では足りない

優勝した時のヤクルトと3年連続最下位になってしまった阪神とを比較しています。

ヤクルトでは、メモを主体的に選手に取らせることで、自主性が生まれました。その結果、当時、弱小と言われていたヤクルトは、優勝することができました。

一方、阪神では、あらかじめ1時間のミーティングの要点をまとめたプリントを用意しました。

しかし、これ原因で、「自主性」「自分で考える」という最も大事な事が不十分になってしまったのです。

その結果、阪神は、3年連続最下位という結果になってしまいました。

ただ、その後、星野監督時代に優勝したので、野村さんの考えの結果が出た。という考え方をしている人もいます。

青学の原監督 「強いチームは指示待ちしない。」

次に、駅伝で一躍有名になった青山学院の原監督です。

組織づくりの4つのステージ

自主性が大事。自ら考え、自らを律し、自ら行動するチーム。

このように言っています。

興味深いのはステージが重要といっている点です。

組織づくりの4つのステージ

4つのステージとは以下の通りです。

1.中央集権の命令型

2.中心メンバーへの指示型

3.全メンバーとの共創型

4.自主・自律型

簡単に表にまとめると以下のようになるかと思います。

ステージ

状態組織マネジメント方法
命令型新人や未経験者ばかりの組織

メンバーへティーチング

指示型

頼れる代表者がいる。(マネージャーなど)権限を与える

全メンバーとの共創型

方向性だけをメンバーに伝えて、一緒に考えながら進んでいく形

方向性を考える(より、コーチング)

自主・自律型

自ら考え、自らを律し、自ら行動する

監督はチームのサポーター的な役割を担い、部員全員の自主性とチームの自立を求めていく段階

ポイントは以下の言葉です。

 
私はこのステージ3までを部員たちと一緒に、時間をかけて1つひとつステップアップしてよかったと実感しています。
 
もし、ステージ1、2、3を飛び越えて、いきなり成熟したチームをつくろうとしていたら、青学陸上競技部は自主性と自由を履き違えた組織になっていたと思います。

自主性と自由は、あくまで違うんだと。なるほど。

岡田監督 理想は「生物的組織」

社員一人一人が折り合いをつけていく組織こそ、一番強いんじゃないか?

自立した選手と自律したチーム

サッカーの岡田監督です。

生物的組織が強い

 

経営者になって、最初に大失敗しました。最初は、私が即決即断で強引に引っ張っていかないと会社が潰れると思って、張り切りました。

ただ、就任から2年くらいたって問題が起きました。

雨が降った試合の日、グラウンドには屋根がないのでお客さんたちがぬれ、私は試合終了後に、走ってお客さんたちにタオルを配りました。

というのは、雨の日に来てくれたお客さんを絶対に逃したくなかったからです。でもふと社員を見ると、のんびりと歩いていた。

なぜ危機感がないんだろうと考えたとき、今まで全て自分が決めてきたからだと気づきました。

そこで、「俺はもう何もやらないから全部決めろ」と言って丸投げしたら、次はオフィスはゴキブリがはうくらい汚れ、会社が潰れそうになりました。社員たちはそんな感性のはずではないのに、です。

そこで「大変なことをしてしまった」と気づいて、組織をフラットにし、徐々に権限委譲を進めました。

私は「生物的組織」が理想だと考えています。

生物学者の福岡伸一さんと話したとき、「岡田さんの体は細胞の入れ替わりで、昨日と今日で違う。しかし新しい細胞が入ってきても、実は脳は何も命令していない」と彼が言っていた。

ではどうしているかというと、隣り合っている細胞同士が折り合いをつけて機能しているそうです。

それをチームや会社に置き換えると、たしかに監督や経営者がいないと組織は成り立たない。

ですが、細胞に当たる選手や社員一人一人が折り合いをつけていく組織こそ、一番強いんじゃないかと思います。

「バルセロナ流」に学んだこと

これも興味深いです。引用しますね。

僕ら日本人の指導者は、型にはめて指導するのではなく、若年期は選手に自由を与えてきました。

そして高校に上がる16歳ぐらいから、「チーム戦術だ」といって場当たり的なハウツーを教えるスタイルで育成していました。

でもその育成方法では「自分で判断できない」「驚くような発想がない」という問題が顕在化した。

なぜそうなるんだろう、と悩んでいたときに出会ったのが、FCバルセロナの「メソッド部長」でした。

彼が言うには、スペインのサッカーは「型」があって、それを16歳までに選手に落とし込んで、それから自由に解放していると。

これもかなり興味深いです。

★本日のまとめ★

今日は、著名な人のマネジメント術をたくさん引用しました。

初期段階では、”型”を徹底的に教える(メモ、ティーチング、メソッド

その後、権限を与え、自ら考えるようにする。自主性を尊重。

シンプルにすると、これです。

まさに、「守破離」ですよね。

これを、どううまく実践するか?が、チームを強くするためのコツだといえるでしょう!

ちなみに、科学的な適職という書籍での仕事の幸福度を決める7つの徳目の最初に来ているのが「自由」です。つまり、裁量権ですね。

モチベーションという観点からも、押し付けはよくないはずです。

また、コロナによって、テレワークが主体になっていくので、型を教育しつつ、あとは、アウトカムで評価するという流れになるかと思います。

この最初の”型”が大事かと……

最後に、めっちゃ有名な言葉でしめます。

型があるから型破り。型が無ければ、それは形無し。

あの、歌舞伎役者の中村勘三郎さんの言葉です。

うーん。いろいろ繋がってきますよね。

これはもう、実践するしかなさそうです。