こんにちは、すげのです。

ベトナムでは、自粛要請が徐々に解除されていますが、引き続きwith コロナの時代です。

本日は、NewsPicksで提供している動画コンテンツの落合陽一さんのWeekly Ochiaiの

「コロナ格差と教育を考える」

というテーマの会のまとめと感想、今後にとるべきアクションについてまとめて行きます。

コロナ危機に伴って急速に進むデジタル化、つまりデジタルシフト(テレワークやオンライン教育)。

このような背景において、各世代や世帯間の情報格差を増長させるといった側面が指摘されているようです。

デジタル社会で拡大する格差を踏まえた未来の教育や人材育成がテーマの回でした。

私は、ミドル世代ですが、自らもスキル刷新しないといけないですし、経営者としても、デジタルシフトは気にしないといけないです。これに加えて、シン・ニホンという書籍を先日読み、教育というのにより興味を持ちました。

今のような大きな変化の中、教育が大事なんですね。

参考記事:ミドル世代視点での【シン・ニホン AI✖️データ時代における日本の再生と人材育成】の感想・まとめ

ですので、まとめた上で、一緒に次の一手について考えていけたらと思います。

ゲストは、以下の通りです。豪華ですね。

  1. 竹中平蔵
  2. 山口周
  3. 宮田裕章(慶應大学医学部教授)
  4. 松田悠介(Crimson Global Academy 日本代表)

それでは、行ってみましょう。

まずは、スピーカー別での意見をまとめて行きたいと思います。

竹中 平蔵さん

あの竹中平蔵さんです。紹介するまでもないですよね。

  • ポストコロナの構想会議
  • パンデミックの後には、必ず全く違う世界がくる。
  • その世界は、デジタルシフトに留まらない。構想会議をしている国か?していない国か?これが格差となる。

テレワークは続かない可能性。なぜなら、法律などで時間で評価するという制度があるから。アウトカムで評価するのが難しい。そうするとどうしても時間で評価に戻ってしまう。

格差っていうのは無意識のうちに、賃金の事を言っている。頑張って結果を出した人がそれなりの対価を得る。そういう社会にしていかないと。やりがいだけで評価するという社会っていうのは、ない。

2つのことやる。

1つ目は、ベーシックインカムを導入。生活を保護した上で、頑張りたい人はどんどん頑張る。それを邪魔することはできない。

2つ目はテールリスクに備える。非常自体は特別なルールなど

テールリスクとは、なんでしょうか?ちょっと難しい言葉ですよね。

テールリスクとは?


これは、まれにしか起こらないはずの想定外の暴騰・暴落が起こってしまうリスクのこと。

確率は低いが、発生すると非常に巨大な損失をもたらすリスク。

コロナによるインパクトもテールリスクです。

どのように対応するのか?が大事

リアクティブ(受け身)なのか?

プロアクティブ(主体的)なのか?プロアクティブである必要がある。構想会議が必要なんじゃないか?

大学での教育等の視点

日本では、大学の先生は、終身雇用的である。中国の大学の例として、教授を含めて、5年の契約社員として雇用しているケースがある。学問について社会的なニーズが変わるから。

子供達へのオンラインで学べるツールが不足?家庭にな。

であれば、解決すればいい。配ればいい。108兆円の予算を組んだ。そのうち1兆円くらいはなんとかなるはず。

1980年代の中曽根内閣以来、1度も、教育改革を前面に掲げた政府はない。

以下の視点で整理しました。

・あるべき国の制度

ベーシックインカムを導入する(べき)、教育改革を前面に。予算もそちらにまわすべき

・仕事の評価

アウトカムで評価。大学の先生も。

シン・ニホンという書籍と同意見のところがあります。それは、国の予算の一部を教育(若い人)にまわすべきという点です。

参考記事:ミドル世代視点での【シン・ニホン AI✖️データ時代における日本の再生と人材育成】の感想・まとめ

宮田 裕章さん

最近、よく、NewsPicksでみます。データを使って話す。というのが面白く、納得感が全然違います。

今では、ファンになってしまいました。

安宅さんのいう異人かもしれません。見た目もかなり個性的ですしね。

体験価値からUPGRADEする

子供たちこれからの社会で、新しい可能性や幸せをつかむための教育

テレワークが都市部では進んできている状況。“体験価値”がとても大事。それを明確にすること。仕事の効果ってなんなのか?どういうことに貢献していたか?今までは、会社に来て、なんとなく働いているなって是認されていただけ。

オンライン教育

これまでの教育を単純にオンライン化するというだけではいけてない。そもそもこれまでの教育が素敵じゃない。っていう部分もある。

詰め込み型の教育は、オンラインが最適。ただ、現代の社会では、軍隊みたいな人材ではいけない。

デジタルだからこそできることが増えるはず。単純に置き換えでなく、違う教育ができる。

半学半教。教える方が、学ぶ必要がもっとある。

教える者と学ぶ者との師弟の分を定めず、先に学んだ者が後で学ぼうとする者を教える。教員と学生も半分は教えて、半分は学び続ける存在という、草創期からの精神。

コロナよって、教える側にも時間が生まれた。教育を変革できる可能性が生まれた。

例えば、飲食。データを使っての新たな体験価値の提供。人によって適性な量も違tたり。バーチャルと組み合わせることによって、食そのものがグレードアップする可能性が高い。あとで、振り返ってみると、なんでやってなかったんだろう的な。

以下の視点で整理しました。

・オンライン

これまでの詰め込みには向いている。また、新しい違う教育もできるはず。

・教える側

教える側も学ぶ必要がある。

・ビジネス

体験価値がもっと重要なポイントとなる

山口 周さん

世界のエリートはなぜ、美意識を鍛えるのか?

などの書籍で有名な方です。後は、ニュータイプの時代という書籍も話題です。

日本の独立研究者、著作家、パブリックスピーカーらしいです。

 

トンネルを両側から掘る

2050年2100の教育のあり方などの未来の穴も考える。

6年、3年、3年という教育は、150年前の明治の制度

絆創膏を貼り続ける方法は限界あり

働く意味合い

昔→インプットしてプロセスしアウトプットすれば、一定の成果。4時間よりも8時間の方が成果が出た時代だった。

今→アイデアと企画(クリエイティブ)10分で成果出す人もいれば、8時間働いてもダメな人はいる。

ホワイトカラーとは情報製造業。インプット→脳味噌(工場)→成果物。工場を移動(会社にいく)させて意味がない。テレワークによって本来は生産性が上がるはず。

本来あるべき

アウトプットを出せる人に仕事を集中させる。それが、国のパフォーマンスを向上させる要因となる。

2極化

マネジメントも2極化。マイクロマネジメント。あれやった?これやった?と細かくマネジメントする。

仕事全体のプログラムができていて、役割分担もできていて、最後に帳尻が合うようなマネジメント。当然、後者であるべき

パフォーマンス。今まで良かった人は、さらによくなる。しかし、今までダメだった人はコラプス(崩壊)するという格差。

仮想空間シフト

東京が持ってる下駄なくなる。地方でいい教育が受けることができる。実際に有名大学に入学するようなケースもある。物理的な制約や地理的な制約がなくなる

以下の視点で整理しました。

・仕事

時間増えるイコール成果じゃない。

マネジメントもパフォーマンスも大きく二極化する。

松田悠介さん(Crimson Global Academy 日本代表)

この番組で初めて知りました。

以下Wikipediaより。

日本の社会起業家・実業家・教育者。Teach for JapanやLearning for All の創業者。現在は学部と大学院の海外進学を支援するCrimson Education Japan の代表取締役、株式会社CRAZYの取締役、Waterdragon財団の代表、一般社団法人「教師の日」普及委員会 代表理事を務める。

オンラインのインターナショナルスクールの代表の方のようです。

権限委譲

幕の内弁当から脱却。現場の先生に権限を与える。減らす教育も考える。

します。

追加するけど減らしていない。幕の内弁当化。どっちつかずの人材。ただ、N高などは、3割を従来の教育で、7割を自分の好きを探究型にしている。

オンライン教育については、準備が必要。それができている学校等やそうでない格差。教える側の格差。

一部、オンライン教育に移行してモチベーションが上がったというデータ。時間が増えたと感じる生徒はモチベーションが上がった。熱中できる時間が増えたから。拘束する時間が減ったという意味ではとてもいい。

東日本大震災との違い。全員が当事者。変革のチャンス。

教える側が大事

先生が学び続けることの重要性

学び方を見せる姿の重要性。これがカルチャーとしてあることが大事。

オンラインの中必死に若手の人から学ぶシニアの先生もいる。この姿が大事。

そのためには、ベーシックインカムがキーポイントだ。

安心して挑戦がしやすい環境となるから。感性に触れた教育。直感とか教養を育む教育

以下の視点で整理しました。

・教える側

先生に権限委譲、教える側も学ぶ、そのカルチャー

⭐️本日のまとめ⭐️と今後の行動

今回も学びが大きかったです!

私のバックグラウンドはこうです。

1979年生まれ、公認会計士、海外で経営者

その中で、今後も事業発展させて行くには以下が必要かと思いました。

●マネジメント

・仕組みの強化、マイクロマネジメントをやめる。テレワークをより進める。

・どんどん新しいことに挑戦

●プレーヤー

・経営者として教えることが多そうだが、自らが学ぶ姿勢を大事にする。めっちゃ学ぶ。

この点を肝に命じて実践して行きます。皆様のヒントになる事もあると思います。是非、参考にされてください!

それではまた