みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。
今回で、第35回目です。
最近クラブハウスをよく使っています。声の大事と心のこもった繋がりの可能性を感じています。
ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり!しかも若い!)と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。
本日のテーマは、「2021年にも、ベトナムの工業用地の価格は上昇し続ける」です。
2021年にも、ベトナムの工業用地の価格は上昇し続ける
2021年の不動産の成長指数
2020年を通じて高い成長指数を持つ唯一の不動産タイプとして、賃貸の工業団地、工場、倉庫の市場は、2021年に最も積極的な指数を持つ業界に引き続きランク付けされています。
JLLベトナムは、工業用不動産が、新型コロナの広がる時期を通して投資家を引き付けていることにより、過去数十年で最も急速に成長していると述べました。 2020年における賃貸の工業用地の価格は前年同期比7.9%上昇しました。この勢いを続けて、今後12か月の価格上昇は、2020年の数以上になる可能性があります。成長率を評価すると、これが工業用不動産の急速な価格上昇の時期だと言えます。
SSI会社も同じように、今年のベトナムでの賃貸の工業用地の価格が上昇し続けると予測しています。それにより、ベトナムの工業用地の価格は、南部で7〜8%、北部で5〜6%上昇すると予想されます。 また、SSIによると、ベトナムの大きな利点は、賃貸の工業用地の価格が東南アジア地域の一部の国と比較して低いことです。具体的に言うと、FDI流入の恩恵を受けている国としてのインドネシアとタイより約25〜30%低いです。
中国からベトナムへの生産移管の影響
SSIは、中国からベトナムへの生産移管により、賃貸土地の需要が急増していることを確認しました。 新型コロナウイルスが近年の生産移管に拍車をかけ、ベトナムはこの傾向から恩恵を受けている国の1つと見なされています。さらに、この傾向は、新型コロナ後の時期に加速させる可能性がある主要なことです。
コリアーズ・インターナショナルにより、ホーチミン市にある工業用不動産の平均賃貸料は国内で最も高く、契約期間により1平方メートルあたり160米ドルです。南部の各地域の中で、ロン・アン省は、1,079のプロジェクトと66億米ドルの投下資本(2020年12月のデータ)があり、印象的にFDIを引き付けていることのため、工業用不動産という分野でホーチミン市と競争する地域になっています。
コリアーズ・インターナショナルの工業団地サービス仲介課の課長であるチー・ブー氏は、工業用不動産が、新型コロナの大流行にもかかわらず、強く発展している珍しい分野だと評価しました。前よりスマートなガバナンス・モデルへの向かい、リソースの最適化、また環境保護に貢献することは、これからの工業団地の開発者の優先事項になるはずです。
サヴィルズベトナムのシニアディレクターであるスー・ゴック・クオン博士は、「外国投資家を支援するために工業地域を拡大するという政府の方針と政策のおかげで、2021年にベトナムの工業用不動産は成長し続けるポテンシャルがある。同時に、世界経済の変化状況や米中貿易戦争もベトナム市場のサプライチェーンの大きなチャンスだ」と述べました。
工業団地の価値が高い6つの理由
サヴィルズの評価によると、これ以降の工業用不動産の市場のブームをサポートするプラスポイントが6つあります。
- 一つ目は、ダイナミックな中産階級と民間セクターが強く発展していること。
- 二つ目は、持続可能なビジネス環境と安定な政治があること。
- 三つ目は、政府が新型コロナウイルスを防ぐための支出を維持し続けていること。
- 四つ目は、インフラ投資が関心され、加速されていること。
- 五つ目は、二国間・多国間貿易協定はプラスの効果をもたらすこと。
- 六つ目は、ベトナムが新型コロナ後に回復し、発展するための良い位置にあること。
ベトナムの将来性と工業団地
今日は、ベトナムの工業団地の価格の動向のお話ですね。これからも外国からの投資が増えるから工業団地の価値の高騰していきそうですね。
ベトナムの工業団地の価値が上昇し続ける
私の意見ですが、政府の新型コロナウイルスを防ぐ素晴らしい対策や中国からベトナムへの生産移管などの多くの原因で、ベトナムの経済、特に工業用不動産の分野は急速に発展する機会があります。
しかし、いつ新型コロナウイルスの流行が終わるか、新型コロナ後からベトナムがどのような政策で外国投資家を引き付けるかは、まだ分からないことです。更に、チャンスを受ける同時に、多くの課題に直面しなければなりません。
そうですね。今後も海外からの移管や進出が増えそうですし、楽しみですね。