みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。
今回で、第31回目です。
最近コロナの話題でいっぱいですね。心配。腸を鍛えると免疫力も高まりますよ。
ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり！しかも若い！）と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。
本日のテーマは、「2021年からの最大の失業手当（失業給付金）はいくら？」です。
2021年からの最大の失業手当（失業給付金）はいくら？
2021年からの最大の失業手当（失業給付金）の計算方法
労働契約を終了した後の労働者は失業給付金を申請することができます。
ベトナム雇用法第50条は次のように規定しています。
- 給付率
月額給付率 = 失業前の6か月間での雇用保険料を支払う月の平均給与の60％。
政府が規定する賃金制度に従う労働者の場合、最大の月額給付率は、労働契約を終了する時点における基本給の5倍を超えてはなりません。
雇用主が規定する賃金制度に従う労働者の場合、最大の月額給付率は、労働契約の終了の時点における地域別最低賃金の5倍を超えてはなりません。
- 失業給付金を受け取る月数
12か月～36か月の雇用保険の全額支払い：03か月の失業給付金が受け取れます。
追加の12か月の雇用保険の全額支払いごとに、追加の1か月の失業給付金を受け取る権利がありますが、最大で12か月を超えないものとします。
- 失業手当を受け取る時期
雇用サービスセンターが十分な書類を受け取った日からの20日以内に、管轄官庁は失業手当の享受に対する決定を下します。
社会保険事務所は、労働者が失業手当の享受に対する決定を受けた日からの05日以内に、その労働者向けの失業給付金を提供するべきです。
注意点：まだ規定による失業給付金の全てを受け取りませんが、新しい仕事を見つけた場合、失業給付金を続けて受け取ることができません。
2021年の最大の失業給付率
政府が規定する賃金制度に従う労働者の場合：
2021年の基本給は、2020年11月12日に発行された決議で決めた金額で、月額149万ドン（約６８００円）であるため、労働者の最大の月額失業給付金は：
1,490,000ドン x 5 = 7,450,000ドン。（約３万３８００円）
雇用主が規定する賃金制度に従う労働者の場合：
現在まで、全国賃金評議会は、2021年における地域別最低賃金の引き上げを調整せず、2020年の同じ賃金のままにすることを提案しました。 それにより、労働者の最大の月額失業給付金は、政令90/2019 / ND-CPの第3条第1項に従い、具体的には以下の通りです。
地域I：4,420,000ドン x 5 = 22,100,000 ドン 。（約１０万円）
地域II：3,920,000ドン x 5 = 19,600,000 ドン。（約８万８８００円）
地域III：3,430,000 ドンx 5 = 17,150,000ドン。（約７万７７００円）
地域IV：3,070,000 ドンx 5 = 15,350,000ドン。（約６万９６００円）
コロナの影響で失業が増えている
失業した時の社会保障制度ですね。コロナによって、失業が増えていますからね。このニュースによれば、最大の失業保険料率が変更されたんですね。これは、給与が高い人は大きな影響受けそうですね。
- これまで：平均給与の60％
- 2021年から：最低賃金の5倍
私の意見ですが、2020年における9ヶ月の労働年齢での失業率は2.48％で、数が約１２０万人でした。そういう背景で、失業給付は、本当に労働者の受入れ圧力を軽減するための大きな支援です。
コロナが落ち着くといいですね。
