こんにちは、公認会計士の菅野です。

最近、#Clubhouse(クラブハウス)が、すごい話題になっていますよね。これは、音声SNSのサービスとも言われています。音声版のTwitterなんても言われてますよね。

私も、シンガポールの会計士友人から、招待頂き、最近、始めました!そこで、感じたことを共有したいと思います。

#クラブハウスは、二極化が加速する!と思う

今日は、2021年2月3日です。私がクラブハウスを始めてから、1週間弱経過しました。クラブハウスの利用の方法としては、リスナーとして、聴くということだけに徹していました。つまり、受け身的な利用方法ですね。

そして、本日、いわゆるインフルエンサー同士が繋がる瞬間を目の当たりにしたんですね。

菅野 智洋
菅野 智洋
これは、二極化が加速するぞ!

率直な意見です。こう強く感じました。

なぜ、クラブハウスは二極化をもたらすのか?

どうして、そのように思ったのか?この理由を説明します。クラブハウスのユーザーは以下の2つに分類されると思います。

  • 影響力あり(すでにSNSでフォロワーが数万人から数百万人)
  • 影響力ある人から情報を受け取る人(聞き手)

影響力ありの例でいうと、daigoさんとか、落合さん、与沢さんとか、箕輪さん、イケハヤさんとかです。すでに他のプラットフォームで、数万人から数十万人、数百万人のフォロワーを持っている人です。もっとたくさんいると思います。

そして、この影響力のある人にとって、このクラブハウスは、ものすごいビジネスを加速させるプラットフォームになっています。

具体的にどう言うことかというと…。

  • 影響力のある人が、コラボすることによって、さらに、フォロワーが増える。その結果、さらに影響力が増す。
  • 一方で、影響力のない人は、有限ある時間を単純に消費してしまうリスクがある。

図解すると、以下のような感じかなと思います。

例えば、今日、daigoさんと与沢翼さんがコラボしてましたけど、与沢さんのフォロワーが、daigoさんのフォロワーになると思うんですね。つまり、クラブハウスを利用すれば、インフルエンサーと言われる人が、さらにフォロワーを獲得し、ビジネスが拡大していくとという訳です。

一方で、私も含め、そこまで影響力が、大きくない人は、クラブハウスに物凄い時間を取られ、「機会損失」が生じてしまうリスクが大きくなるかもしれません。クラブハウスで、有用な情報を得られたということもあると思いますが、それについて行動し、回収しない限りは、経済的な観点から言うと、微妙だなってなってしまうわけです。また、クラブハウスは、フロー情報なので、雑談には向いていると思いますが、ストックとして知識として定着するか?という点では、微妙だなと思いました。

この構図が明確に、見えたんですね。もちろん、私の個人的な意見ですので、「それは違う!」って言う人もいると思います。

クラブハウスユーザーを2軸マップでも整理できる

さらに深く考えて見ました。上記の軸(影響力があるか?ないか?)に加え、自分の商品・サービスを持っているか?持っていないか?と言う軸です。

二軸マップにすると以下のようになります。

 

最強は、影響力ありで、自分の商品を持っている場合【右上】

これですね。このクラブハウスの、強い風に乗って、ビジネスをさらに伸ばす人たちです。

今日は、そのことが強く感じました。影響力の強い人等が、クラブハウスでトーク部屋を作ることにより、今まで繋がらなかった影響力が強い人が繋がる。それが、最大の特徴なんだ!って思いました。

そうすることによって、さらに影響力を持つことになりますよね。つまりフォロワーが増えることになります。そして、その人が自分の商品、例えば、オンラインサロンだったり書籍だったり、ツールだったり、セミナーだったりを持っている場合、売上に繋がるんですね。

つまり、無料のツール、クラブハウスに時間を費やすことによって、ますます、経済的にも豊になっていくんだと思いました。これは、画期的だ!って思いました。すなわち、彼らにとっては、ビジネスという観点からも、「意味のある」投資だと言えます。

影響力ありで、自分の商品を持っていない場合【左上】

自分が、お客様へダイレクト課金できる機会がない人のことです。例えば、テレビタレントさんなどが該当すると思っています。もちろん、認知度が高まることによってテレビに呼んでもらう機会が増えたりしますから、微妙な点がありますが…。

今のところ、そんなにいないかなと思います。

影響力は小さいが、自分の商品を持っている場合【右下】

影響力がそこまで大きくはありませんが、自分のサービスや商品を持っている場合です。経営者やフリーランスが当てはまるのかなと思います。私もここに該当するでしょう。影響力はないですが、会社を経営しているからです。

この場合については、利用法を工夫すれば、集客などにも繋がるかもしれません。質問や悩みを聴くコーナーを作ってもいいですよね。そうすることによって、あなたを必要としている潜在的なお客様を見つけることができるかもしれません。

影響力は小さいし、自分の商品を持っていない場合【左下】

例えば、サラリーマンが当てはまります。大半の人はここに該当するでしょう。そして、二極化がさらに広がる場合に、負の影響を受ける可能性がある人たちもここの人等かなと感じました。

どう言うことかというと、繰り返しになりますが、クラブハウスが、面白いから、ものすごい時間を使ってしまい、時間を忘れて、聞き入ってしまう可能性があるということです。そん結果、勉強する時間だったり、ビジネス的にもっと有用な時間にあてることができない可能性が高まると思いました。

もちろん、今後は、クラブハウスの利用が多岐にわたり、クローズドでニッチな分野のコミュニティーも増えていきますから、多くの人の可能性が広がるかもしれません。

クラブハウスの利用の方法

本日お話した通り、この画期的なツールは、影響力がある人にとっては、それはもう本当にヤバイ追い風になるはずです。しかし、世の中の98%くらいの人は、フォロワーが数十万人いるわけではありません。つまり、影響力がない人が大半です。

そのため、利用方法は留意しなければいけないかなと思いました。クラブハウスを数時間聴くらいなら、もしかしたら、足をつかって、対面でお客様とお話したほうがいいかもしれませんよね。時間は有限です。

とは言え!いいこともあるかと思います。最新でリアルな情報のインプットの場所として利用できるかもしれないということです。クラブハウスってアーカイブされないから、ポロって、価値のある情報を漏らしてしまうんですよね。

また、次の背景もあると思います。

どうやら最近、ビジネス書は売れてないそうです。昔から売れている、普遍的で有名な書籍が継続的に売れているそうです。なぜならば、ビジネスの環境が変わるのが早すぎて、書籍化された頃には、その考えが古くなっているかもしれないからです。書籍にして、世の中の人までに届くまでどうしても時間がかかってしまうのですね。

このように、考え方によっては、有用にはなりそうです。

本日のまとめ

今日は、最近話題のクラブハウスの二極化についてお話させて頂きました。

  • 二極化がさらに進み、すでに影響力を持っている人のビジネスがさらに進む
  • 自分の商品を持っている人は強い
  • そうじゃない人は、より置いていかれるかもしれない(膨大な時間を失うだけのリスク)
  • ただし、最新の情報のインプットする場所としては有用かも。

と言うことでした!

最新のSNS、もっと勉強してついていけるように頑張ります!