みなさん、こんにちは!マナボックス の菅野です。
本日は、グローバルコミュニケーションの鉄板としても利用できるとっても大事なノウハウについて解説していきたと思います。
それは、
PREPです。CRECなどとも言われていますよね。めっちゃ有名すぎて、今更ね〜。って思う人もいると思います。でもでも!やっぱり大事なんですよね。しかも、これを実際に意識して行動する、仲間に意識してもらうことでの効果は半端ないです。
AREA=と言うテンプレートもあります。
Assertion (主張) Reason(理由) Evidence(事例)OR Example(事例) Assertion (主張)
- ベトナムで現地スタッフとのコミュニケーションの難しさを感じている
- ストレスやイライラも感じちゃってる、時間もかかりすぎる
- どのような方法でコミュニケーションとればいいか迷ってる
海外、ベトナムでのコミュニケーションのコツと、プロセスエコノミーを絡めれるんじゃないかという視点で説明していきます。
この記事のもくじ
PREPは、非常に重要です!
結論としては、海外、ベトナムでのコミュニケーションにおいても、このテンプレは、やっぱり、大事だということです。
鉄板中の鉄板。
なのですが、現地メンバーは、知らない人も多いですし、意識して実践できてない人もかなり多いと思います。私は、現在、ベトナム人の仲間と一緒に働いていますが、PREPを知らない人は多いです。
ただ、インターネットで 詳しく調べると、英語の文献が出てこないので、グローバルなテンプレではないのかもしれません。
しかし、やっぱり、これまでの海外でのコミュニケーションでの経験を踏まえると、この雛形は重要だと強く主張できます。
理由:誤解を防止して損失防止!時間を節約できる
PREPを利用すると、ミスコミュニケーション、誤解を防止できます。その結果、大きな損失も防止できます。さらに、時間の節約にもまります。
そして、具体例を充実させることによって、価値のある伝わりやすいコンテンツにもなります。
これが理由です。
例えば、こんな経験があります
私は、これまで15年ほどの経験で、日本人だけでなく、海外の人と多く働いてきました。その中で、伝える。伝わる。というコミュニケーションに着目すると天天
- 「この人わかりやすいな。言っていることわかる」
- 「何言いたいのか?まったくわからない」
に大きく分類されます。そして、その違いを分析すると、それは、PREPになっているか?なっていないか?で整理できることがわかりました。
これまで、アメリカ人の上司、イギリスの人、インド人、中国の人、韓国人、そして、ベトナム人と多くの国の人とコミュニケーションとってきましたが、ビジネスコミュニケーションという観点からは、やはり、「PREP」になっている人ほど、スーッと話が入ってきました。そして、優秀と言われている人もこのテンプレが基本にありました。
一方、『何言いたいのか?まったくわからない」人は、Becauseから始める人が多いです。ポイントがわからないから、イライラしてしまいます。(すいません。瞑想しますね)
また、よくよく、話を整理してみると、「そう言うこと!?」って、全然、当初と違うこと事だったなんたことはよくあります。
海外で活躍するあなたならわかるでしょう?
大きな原因の一つとして、「外国人」だからというのはやはり大きいと思います。以心伝心というわけには、いきません。伝え方というのは非常に大事です。
PREPを海外スタッフに伝える方法
私は、何度も何度も、これについて、ベトナム人のスタッフについて共有してきましたが、なかなか伝わりません。相変わらず、「ビコーズ」から始まり、「で、なんなの?」の繰り返しです。たまにPREPって何?って復習すると、「わかりません」って。え〜!って感じです。トホホ。
そこで、以下のように、工夫しました。
相手のベネフィットに着目した
やっぱり、相手に伝えて、使ってもらうには、ベネフィットを伝えるです。相手が得することです。メンバーの基本的なベネフィットは、スキルゲットに伴う可能性が広がる(給与も)です。
セールスレターと同じですね。具体的には、以下の要素を入れて再度プレゼンしました。実際は英語です。
- グローバル企業でずっと使えるスキル欲しくありませんか?(成長してキャリアアップしたいと思っている)
- 私の経験上優秀な人はPREPをビジネスで必ず利用している(アメリカ人、イギリス人、中国人、韓国人、インド人、ベトナム人)(外国の人を利用させてもらった権威性)
- ニュース(ブログ)に使えるよ!と説明(今、チーム全体で会計税務ニュースのコンテンツのレベルアップをしようとしている)
こんな感じです。
以下のスライドは、私の経験をプレゼンした時のものです。旗の大きさはこれまでの私のコミュニケーションを反映させています。ベトナムは5年ですからね。一番大きいです。
EXAMPLEの重要性の説明をベネフィットにリンクさせた
特にEXAMPLEのところのポイントは、「“伝える”のレベルを向上させる」です。具体的に言うとわかりやすい説明のために非常に重要です。
なぜならば、外国人であることや相手のバックグラウンドが違うからです。このExampleの重要性を理解してもらうために、以下のように伝えました。
- 専門家としての実務経験があるからこそ、ケーススタディやそこでのストーリーで、「例えば」を説明できる
- 数字(1,2,3)は、世界共通語だから、利用するとExampleとして有用
- 例をイラスト、表、図を利用するとさらにわかりやすい
海外でも通用するビジネスパーソン(ベトナムでは、FDIが人気の場合が結構ある)として成長したい。魅力的なベトナム会計・税務ニュースを書くことによってPVを高めたい。
というところに訴求してみました。こんな感じです。実際は英語プレゼンしました。
本当は、上記に加え、「喩え」が、重要ですが、英語での解説が、難しいので省きました。また、この具体例のところは、「プロセスエコノミー」の材料としても使えると思ったのです。プロセスエコノミーのめには、日々の経験やプロセスをコンテンツ化して、キャッシュポイントにできないか?という視点なのですが、そのためには、言語化などできるように準備しなければいけません。
具体例、もっと言うと、ストーリを大事にするきっかけになるとも感じました。
その結果は?
私は、毎週、週次打合せを実施しているのですが、本日のネタは、「PREP」でした。
上記のように工夫してプレゼンしました。誤解だけでなく、我々の大切な資源である時間が大事だからです。
ベトナム 人メンバーの反応は、よかったです!
- 「この資料を保管していつでもみれるようにしましょう」
- 「ベトナム語でニュース記事作ります」
などの反応です。コミュニケーションにマーケティングの要素はかかせませんね。って思いました。
それはそうなんですよね。人間の脳って1万年も進化していないなんて話もあります。だから、人間の心理を学んだ上で、伝えるというのが大事なんです。
PREPをより強く意識してくれるか?はまだわかりませんが、何かを伝える時、ベネフィットに着目するとやっぱりよさそうです。