今日は『ベトナムのE-tax 電子納税の登録のマニュアル』というテーマでお伝えします。
ベトナムでは税金、例えば個人所得税、法人性、付加価値税を申告する時、電子的な方法で申告することができます。
ベトナムの経理担当者が、e-Tax納税を可能とする具体的な手順が理解できる。
その時、納税つまり支払いについても電子的な方法で行うことが可能です。
要するに電子納税は、ベトナムの税金の納付手続(支払い)を自宅やオフィスからインターネットを経由して電子的に行う手続です。これによって、税務署や金融機関にわざわざ赴いて納付する必要がなくなります。
まずは全体像を見ていきましょう。全体を俯瞰した上で詳細を確認するとぐっと理解が深まります。
この記事のもくじ
まずは申請のために準備しよう!
「電子納税」を可能とするために以下を準備しましょう。申し込みに必要になるためです。
- ≪銀行口座情報(口座番号、銀行名)≫
- ≪トークンキー情報(シリアル番号、仕入先名)≫
この2つを準備する必要があります。E-Taxの納税を行う前に、これを取得する必要がありますので留意しましょう。

その他、会社の基礎情報が必要となるため、ERCなども必要となります。
2-1_税務局へ電子納税のためのインターネットでの申請「E-tax Form (01/ĐK-TĐT)」
電子納税を登録申請するため以下の手続きを行います。詳しく解説していきます。
税務当局のウェブサイトへログイン
まずは以下にアクセスしてログインしましょう。
税番号及びパスワードを入力してログインします。
E-taxの支払いの申請をする
以下のように電子納税の申請画面を選択します。
Click “Quản lý Tài khoản” => click “Thay đổi thông tin tài khoản” => Click “Đăng ký dịch vụ nộp thuế“ です。
E-taxの支払いの情報を入力し申請
続いて以下の情報を入力し、「申請」します。これにより税務署への申請が完了です。
2-2 電子納税のための銀行へ申請する【銀行によってフォームが異なる】
電子納税を可能とするために銀行と連携する必要があります。あなたが持っている銀行口座から選択することになります。E-tax payment service申請書というのを各銀行が持っています。
つまり、銀行によりフォームが異なります。この点は留意しましょう。以下のような情報を入力する必要があるようです。基本情報が中心です。
- 会社名
- 銀行口座番号(どの口座から引き落とすのか?)
- 税コード
- トークン番号


これを銀行に提出します。社長が署名し押印した書類を銀行の窓口に提出することになります。
3_電子納税が可能になる!
税務署から「電子納税」承認の連絡がメールできます。これにより、ベトナムでの電子納税が可能となりました!
今日のまとめ
本日は、電子納税を可能とするめの税務署への登録手続きについて解説させて頂きました。
- 税務署のウェブサイトの申請メニューにて登録申請(電子トークンや銀行情報が必要)
- 銀行へ申請(所定のフォームあり)
によって電子納税が可能となります。これにより電子トークンを持っている人が納税が可能となりました。
くれぐれも電子トークンの取り扱いに気をつけてくださいね。