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>>>最新の通達200に基づく会計伝票サンプルの総合と記入方法

この記事のもくじ

1.使用目的

資産の完成後、建設、購入、転送、寄贈、支援、寄付、外部からの賃貸などによって取得された固定資産の受領を確認するために使用されます。この文書は、上記の状況に基づいて、他の部門または組織に資産を提供または使用するための引き渡し契約書として使用されます。

(この文書は、資産の譲渡、売却、廃棄、または未完成資産の記録には使用されません。)

固定資産の引渡書は、固定資産の引渡しと固定資産台帳、会計台帳との関連記録の基礎として使用されます。

2.記入方法

固定資産受取報告書_フォーム No. 01 – TSCD_ 日本語_英語_ベトナム語

  • 基本情報: 固定資産の引渡書の左上に、部門(または組織)、使用部署の名前を記入します。資産が他の部門に転送される場合、引渡し委員会のメンバーの名前も記入する必要があります。引渡し委員会には、引渡し側と受領側の代表者、および1人以上の監査役が含まれます。
  • 列の詳細:
    • 列A, B, C: 資産の番号、名前、モデル番号、型番、供給者(発行者)を記入します。
    • 列D: 固定資産の記号を記入します。
    • 列C: 固定資産の起源を記入します。
    • 列1: 建設国を記入します。
    • 列2: 購入年を記入します。
    • 列3: 使用開始年を記入します。
    • 列4, 5, 6, 7: 原価や購入価格(生産コスト)、運送費、設置費用などを記入します。
    • 列8: 総価値を記入します(列2 + 列4 + 列5 + 列6 + …)。
    • 列E: 資産引渡し後の修理費用などを記入します。
  • 添付文書: 完了報告書のほかに、技術仕様書、設置図面、引渡し確認書なども添付してください。これらの文書は、資産の引渡し後に台帳に記録されます。

引渡し書は、2部作成されます。一方は引渡し側、もう一方は受領側が保管します。

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