支出ルールを明文化するって、こんなに効く。

こんにちは!マナラボの菅野です。

今日は、ベトナムの会社が整備している「支出ルールの規定」についてお話しします。間違いなく日系企業に転用できます。

えっ、「お金のルールって経理部だけの話でしょ?」と思った方。それ、けっこう危ないかもしれません。

今日のテーマはこんな感じです!

「会社のお金、誰が、どうやって使ってるのか?」
このあいまいさをなくすために、支出ルールを明文化するとどうなるのかを見ていきます。

この記事を読むと、

  • 社内の「なんとなく使ってる」を整理できます
  • 「精算トラブル」を未然に防ぐヒントが見つかります
  • そして、支出ルールをどう設計すればよいかが分かってきます

会計や税務の知識がなくても大丈夫。
会社で働くすべての人が「これはうちでもやった方がいいな」と思える内容になっています。

このルール、実はこんなに体系的なんです。

支出ルールに関するこの社内規定は、全部で4章・16条
条文は以下のように構成されています👇

第1章|内部支出ルール(1〜7条)

条文内容
第1条来客対応時の支出管理
第2条出張時の費用(宿泊費・手当・運転手手当)
第3条出張時の交通手段の使用(航空券・鉄道・バス)
第4条業務用携帯電話の利用基準
第5条電力・設備機器の使用ルール
第6条仮払・精算・返金の手続き
第7条勤務態度と業務報告のルール

第2章|社用車利用ルール(8〜13条)

条文内容
第8条社用車使用対象者の定義
第9条利用原則(業務専用、私的利用禁止)
第10条職位別の使用条件
第11条ドライバーの義務と責任
第12条社用車運用の管理権限
第13条運転命令書の発行と記録ルール

第3章|文房具(VPP)管理規定(14条)

条文内容
第14条文房具の申請・承認・支給・使用ルール

第4章|給与・賞与・手当(15条)

条文内容
第15条13・14ヶ月給与、手当、昇給のルール

施行細則(16条)

条文内容
第16条施行時期、規定見直し、全社適用の原則

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