こんにちは。ラボの菅野です
この記事では、企業の資金調達に欠かせない「短期借入金契約書」について、基本的な概要とともに、実際に使える雛形(テンプレート)をご紹介します。以下の内容もご確認ください。
>>ベトナムの短期借入とは?仕組み・注意点・契約書雛形まで要点を解説!
短期借入金契約書とは?
「短期借入金契約書」とは、企業(または個人)と銀行などの金融機関との間で締結される、借入期間が1年以内の融資契約を指します。
この契約書には、以下のような項目が明記されます。
- 借入金額
- 利率と利息支払い方法
- 返済方法と返済スケジュール
- 担保の有無
- 契約違反時の対応
- 双方の権利と義務 など
契約書の雛形を紹介!
実際の短期借入金契約書は、以下のような構成で作成されます(簡略版):
【主な構成項目】
項目 | 内容 |
---|---|
第1条 | 貸付方法・金額・資金用途 |
第2条 | 利率、延滞利率、利息支払方法 |
第3条 | 借入期間と返済スケジュール |
第4条 | 担保の有無と内容 |
第5条 | 金融機関(貸主)の権利と義務 |
第6条 | 借主の権利と義務 |
第7条 | 紛争解決、契約変更の手続き |
付属書 | 資金交付・返済計画の記録表、延長記録、延滞管理表 など |
契約書は原則2通作成され、貸主・借主それぞれが1通ずつ保管します。
知っておきたい実務のポイント
- 金利や延滞利率は、必ず契約書に明記しましょう。延滞時の上限利率(例:年利150%上限など)にも注意。
- **返済スケジュールの調整(リスケ)**を行う場合は、契約内容に沿って適切に「付属書」で記録。
- 担保設定がある場合は、別途「担保契約書」を添付する必要があります。
雛形を使うときの注意点
本記事で紹介する雛形は、標準的なフォーマットです。実際の融資条件や契約内容に応じて弁護士や専門家の確認を受けることをおすすめします。実態に合わせた修正などはやっぱり必要だと思います。
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