こんにちは、マナボックスのすげのです。
あなたは、今、年齢はおいくつですか?まわりに「ゆとり世代」と呼ばれている人はいますか?
「これだからゆとり世代はね…」
って言葉を発したことはありませんか?
ゆとり世代とは、以下のような世代を言うようです。
「ゆとり世代」とはいわゆる「ゆとり教育を受けた世代」のこと。
かつての日本では、義務教育の短い期間の中で、膨大なカリキュラムを圧縮して教える「詰め込み教育」が行われていた。
しかし、1980年度以降、数回にわたりカリキュラム内容を精査し、学習時間を減らしてゆとりを持たせるような学習指導要領の改訂が行われた。この「ゆとりある教育を受けた世代」が、ゆとり世代と呼ばれている。
ゆとり教育の期間中に学校教育を受けた世代は1987年4月2日生まれ~2004年4月1日生まれ(1987年度~2003年度生まれ)である。
らしいです。
休日が多いとか、そんな感じですかね。
最近では、さとり世代という世代もあるそうですよ。知りませんでした。
この記事のもくじ
なぜ、「ゆとり世代」を小馬鹿にしてしまうのか?
冒頭にも申し上げましたが、あなたが、もし、40代〜であるのならば、「これだからゆとり世代はダメなんだよ」って発言、もしくは、思ったことはあるかもしれません。
なぜ、このように感じるのでしょうか?
- 辛い思いしないとダメなんだよ。
- あまやかせすぎたから、弱々しい人材になったんだ。
- 使えないのは、苦労を知らないからだ。
このようなことが頭に浮かぶかもしれません。
この点についてちょっと深堀りしていきますね。っていうのは弊社マナボックスのスタッフも22才から28才の若い人材ですし、通常の会計業務のみだと負荷があまいんですよね。
なので、考えてみようと思いました。将来苦労してしまうかもなって思ったからです。
ちなみにゆとり時代は、日本国の政治の方針のせいなので、この世代の人に一切の責任はないです。ある意味、被害者ですよね。
「知らねーし!」みたいな。
結論:ピンチや負荷がある時期は必要だ。けど何に?コミットするかを選ぶことは大事
結論はこれです。
負荷をかけて、仕事に没頭する時期があるから成長する。これは間違いない。
ただし、何に?どこで?負荷をかけるか?鬼のように努力するか?は、選択しないとダメ。特に今のような時代は。
これがあるから、「小馬鹿」にしてしまうマインドがどうしてもみんな持ってしまうんだと思います。
やはりこれだと思うんですよね。
成功している著名人を見ても、この条件はみんな満たしています。
例えば、
ホリエモンさんは、以下のような感じです。
どうもたまに上手くいかない人がいるみたいだ。
なぜだろう?と疑問に思って考えてみた。で、これなんじゃないか?と思ったことが一つだけあった。
それは睡眠時間以外のほぼ全てを仕事に使っていないということじゃないかと。引用元:
それ以外の西野さんだって、若い時から1日16時間くらい?は働いているって言ってますし。サイバーエージェントの藤田さんも自伝を読むとそうですよね。それ以外もたくさんいます。
私が知る限り、成功している人は、100%こんな感じです。
スーパーサイヤ人理論
みなさん、ドラゴンボールをご存知でしょうか?知っていますよね。世界で有名です。
なぜ、悟空がスーパーサイヤ人になれたのか?
それは、
- 相手が強かったから
- ピンチを乗り越えたから
という感じだと思います。
つまり、ものすごい負荷なんですよね。その負荷を乗り越えたから、その先に成長のスーパーサイヤ人になれたのです。
ちなみに、ドラゴンボールの例を使って、負荷も大事だよ!っていう説明をベトナム人スタッフにしました。
ピカソさんの量が半端ない。なので、ぼくらだって量です!
世界一有名な画家のピカソさんを知っていますか?
ピカソが生涯作った作品数は14万7800点
すごくないですか?やばいです。
単純計算しても1日に5作品弱とかですよ。(0才から作成は作れないので実際には日当たりの作品数はもっと多いですね)とにかく量が半端ありません。
作品数 | 年齢 | 年あたり | 日当たり |
150,000 | 91 | 1,648 | 4.5 |
ですので、量という負荷がどうしても必要なんだって言えると思います。
挫折力
冨山和彦さんという人をご存知でしょうか?株式会社経営共創基盤の代表取締役CEOで、最近だとNewspicksに出てたりしますよね。
決められた仕事を効率よくやれば予測できる結果が得られた時代から、何をやれば良い結果が得られるのかが分からない時代へ、日本は大きく様変わりしました。
こうした時代には、自分から進んで答えのない世界に飛び込もうとしない(決断しない)限り、その決断自体が正解か否か分からないので、失敗を恐れるエリートリーダーは心もとない存在となります。つまり、これからのリーダーとは、失敗を経験し、「挫折」しているかどうかがとても重要なポイントとなるのです
とっても本質的だと思いました。(冨山さんが言っていることなんで当たり前だろって言われそうですが)
不確実性が強いVUCAの時代の中、
挑戦→失敗のサイクルを経験している人は、どうしても強い。これは別な言い方をすると、挫折という負荷ですよね。
この負荷がかかることにより、パワーアップするんだと思います。
けど、間違った負荷もあるので留意。成長できません。
「おれが若い頃はな〜」
「おれらはお前らと違って苦労してきたの!」
みたいな人いますよね。
はっきり言って危険です。
確かに、スーパーサイヤ人になるためには、負荷・タフな環境、ピンチな状況を作り出す必要があります。
しかし、いけてない、無駄なピンチな状況というのもあるので、留意してください。
それは、以下の2つに整理できるかなと思います。
- 弱み
- 時代性
人間にはどうしても強みと弱み、向き不向きがあるんですね。これは生まれつきの性質というのが関連していると思います。
そして、これについては、
「あきらめちゃう」
が正解かと思います。今までいろんな人を見てきましたが、改善できないものは一生改善できないのです。これは自信を持って言えます。
なので、
「あきらまてとっとと逃げる」
パワハラの人からも逃げてくださいね。パワハラは無能な人がすることですから、学べることがありません。
が正解だと思います。そして、強みのところで、負荷をかけるほうがいいです。
例えば、私は、2016年に独立しました。そして、必要に迫られいろんな営業をしました。
- テレアポ
- アポ無し訪問
- パーティに参加
- ゴルフ
- セミナー
- ウェブ
- セールスライティング
そして、テレアポとか、アポ無し訪問、パーティーに参加は、「きついな」って思ったんですね。なので、「あきらめ」を選択しました。その代わりにウェブマーケティングにはコミットして鬼のように作業しました。その結果、オンラインを通じて売上も獲得することができるようになりました。今も継続しています。
次に時代性ですね。
前述した通り、今は、VUCAの時代とも言われています。つまり、不確実性が高かったり、不安定な時代です。しかも、テクノロジーの発展によって、いろんな不便が解決されています。
そのような時代の中、テクノロジーでできるような領域で負荷をかけてもうまくいかないかもしれませんよね。これが時代性という軸です。波に乗れるか?みたいなイメージでもいいかなと思います。
「情報の90%はここ2年間で出てきた情報」っていうデータもあります。
これまでは、この領域で正しかったけど、今の時代は領域を変えなければいけないですよね。っていうイメージです。
図解すると以下のような感じです。
- 強みかどうか?
- 時代性ありか?なしか?
あ!
安宅和人さんの「イシューからはじめよ」という書籍を思い出しました。イシュー度が高くないと「犬の道」に行ってしまいますよ。私もその道いっているように感じることがありますけど。
本日は、なぜ、あなたはゆとり世代を小馬鹿にしてしまうのか?というお話でした。
成長のためには負荷が必要です。そして、その領域は選ぶ必要がある。という話でした。
お役に立てれば幸いです。