みなさん、こんにちはマナボックスの菅野(すげの)です。

経理業務などの業務についてマニュアル化を進めようとする方の大きな悩みは「反対勢力」に対面することです。

「私がいなきゃ社長、あなた何もできないでしょう?私は入社してから人事から総務までなんでも知っているのよ。」
「会社のベトナム人と日本人の個人所得税(PIT)の計算の方法は私しかしらないんだ。だから会社は私がいないとダメだよね。」

ベトナム子会社の管理者であるあなたはこのように感じた事はありませんか?
業務を抱え込んでしまう。というスタッフがいる場合は特に反対されてしまいます。
業務を標準化したいマニュアルをちゃんと進めたいけど、反対するスタッフたちがいると進めるのは難しいですよね。
結果、マニュアル化を進めるとしても進まないということになってしまうんです。

ベトナム子会社の標準化、マニュアル化を確実に進めたいというのであれば、反対勢力とうまく付き合う必要があります。
最終的には彼らに協力してもらう必要がありますものね。

反対するベトナム人スタッフに共感してもられば、今まで全く進まなかったマニュアル化が進み、あなたのベトナムに対する知識のレベルがあがりますよ!

それでは、その方法についてお伝えしていきますね。

1)長期休暇を取りたいなら、サポートが必要でしょ!
ベトナムだととくに産休が多いですよね。その他でも、試験休暇で1週間以上休みを申請したり、結婚式で数日の休暇申請をだしてきたり。
この場合に、その人しかしらないって言う状況だと業務が止まってしまいますよね。だから、休日申請を否認したりせざるを得ないときもあるんです。(さすがに産休はむりですけど。)

だから、そういう休暇をとりたいなら、マニュアルを作って、担当者以外の人が業務を完了させる必要があるよね。って言うんです。そうすると、納得してくれますよ。

2)あえて反対勢力にプロジェクトのリーダーを任せてしまう!
責任者として任命し、積極的にマニュアル作りをしなければいけない状態にしてしまうのです。
最初は、面倒くさいなって思ってるかもしれません。しかし、反対勢力となる人は基本的には入社してから長く業務についてはよく知っている人ばかりです。自分の業務でこだわりがある業務だとするとよりいい知恵を出してくれます。次々と個人のベトナム子会社のノウハウが見える化しますね。時間はすこしかかりますが着実に進みますね。。

3)専門家、第三者と協力しちゃう!
きちんとベトナムを知っている専門家にお願いしちゃうんです。
でも「とりあえずこれやっとけ」みたいな   押しつけコンサルタント、専門家じゃだめですよ。

利点は二つあります
・確かに費用はかかるかもしれませんが、彼らは何百倍も投資してその道を勉強してるし失敗事例を含めたノウハウを持っているんですね。いくら反対勢力がいたとしても、専門家で第三者であると言うこと聞いちゃうケースが多いんです。

それに、ちゃんとお金出したら「元とるぞ!」って気合い入りますよね?

・もう、一つはスケジューラーとして第三者がとても有用だってことです。
ダイエットもそうじゃないですか?何度も何度も挑戦したけど、かならず途中であきらめてしまう。
でも、結果にコミットするという風にして第三者とするとなれば結果がでてますよね。
人間だれもが弱いものです。面倒だからやめたい。私もそうです。ダイエットも失敗だらけです。
そこで重要になるのが「第三者との協力・信頼関係」ということになりますよね。「第三者との協力・信頼関係」が築ければ、必ず実行されますよ。

ベトナム経理業務、経理業務について反対勢力が大きい場合マニュアル化するのはちょっとした工夫がいりますね。

しかし、実際にはそんなに難しいことではないかもしれません。ちょっとしたことでマニュアル化、標準化が進むかもしれません。

あなたの会社がマニュアル化および標準化により業務が効率化することを祈っています。