こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

「うちのチーフアカウンタントと経理スタッフって、いったい何をしているんだろう?」

「月初は確かに、締めで忙しそうだけど。月の中盤から後半は結構暇そうなんだよね。」

海外駐在、ベトナム駐在員様や社長様で、こんな風に感じている方が多くいらっしゃいます。

経理部ってどんなイメージ?

伝票に書き込んでいる。経費申請書を管理している。お金のチェックしている。税金の処理をしている。

そんな感じですよね。もしかしたら、地味だなーなんて思っている方もいるかもしれませんね。

しかし、実際にはそうではありません。

ではいったい、経理部の仕事とは何か?

本日は、それをお伝えしていきますね。

これを読んで頂くことで、、、、、。

経理人材の業務とはいったいなんなのか?どんな価値があるのか?きちんと理解できます。

今までのイメージが払拭され、あなたの経理マネジャーやスタッフに、正しい期待をかけることができます。
「そうか!チャンさんににはこれが足りないのか。」

「実は、バンさん優秀なんだね!」

とスーッとあなたの頭がスッキリします。

経理部の業務を正しく理解するための3つフェーズ

経理人材の仕事や能力には、3つのフェーズがあります。

実はこれ、税理士さんなどの士業の人にも通じるところがあるんですよね。

■1段階:入力業務、現金出納などの「定型業務型」

■2段階:「ナレッジ型」の業務

■3段階:「社内コンサルタント型」としての業務

この3つです。それでは、詳しく説明していきます。

1段階 「定型作業型」

会計システムへの請求書の入力業務(専門用語で仕訳といいます。)やお金の管理のことです。

お金の入出金のことですね。

あなたの今の経理部門に対してのイメージに最も近いのではありませんか?

毎月、毎日と繰り返す作業と言い換えることもできますね。

一言でいうと、単純な作業のことです。

ひょっとしたら、

「機械に仕事を奪われる。」

なんて言葉、最近よく聞きませんか?

ちょっと怖い、不安な気持ちなることもありますよね。

AI(人工知能)の進化が目覚ましいことが背景としてあります。

経理業務という観点から、自動仕訳という機能もすでに実用化されています。

銀行口座と会計システムがつながっており、お金に動きがあると過去の取引や記帳内容から勝手に暫定の仕訳がきられるような仕組みです。

いやーすごいです。テクノロジーの発展は。

単純な作業は、機械に代替されていくと言われていますが、この流れはどうも止められそうにありませんね。

2段階 「ナレッジ型の経理業務」

ベトナムでは、頻繁に税法が変更されたり、その他の法律も突然変わったりしますよね。
また、日本人としては、なかなか理解できない法令なんかもあるかと思います。

複雑な税務や法律に対する知識が、これに該当します。

「知識」「経験」「情報」を必要とする業務です。

「この人、なんでも知っている、くわしいなー」って人であればこのレベルまで来ていると理解していいでしょう。

3段階 「社内コンサルタントとしての業務」

経営分析して→原因を分析し→解決案を出せる人です。

問題を認識して、解決できる人材ですね。

月次決算書には、会社の“ストーリー”が詰まっています。

「なぜ、経営絵は経理を無視できないのか?」でも記載しました。

決算書の数値を利用し、指標を算出し、会社の状態を医者のように診断していくのです。

そうして、問題を認識し、それに対する解決案を出していきます。

また、フェーズ2のナレッジ部分にも関連してきます。

ベトナム税務調査があった時には、様々な指摘がありますよね。

その時に、

「税務調査官にこう言われたので、言うとおりにしたほうがいいと思う…。」

「社長がどうするか決めてほしい…。」

どうでしょう?

これだと残念ですよね。

自分なりに意見をきちんと持って税務調査官と議論し、その上で選択肢を社長に報告する。

このような人材であれば、フェーズ3にまで来ていると言えるでしょう。

 

まとめると、下記のようなイメージになります。

こんな人がほしい!でもね。海外子会社の実情は…。

私が実際に経験してきた中では、会計参謀みたいに適切な助言してくれる人、、、は皆無に等しいです。

「消耗品費のコストが上がってきてます。仕入れ先を検討する必要があるかもしれません。」

「人件費が、年々上がってきています。人数が多すぎる可能性があるので適正人数を調査しましょう。」

「売上原価率が来年は上昇し、最終的に赤字になる見込みです。今年中に手を打たなければいけません。」

ちょっと、想像してみてください。

すげー!

こんな風にアドバイスをしてくれる人材なら大満足ですよね。

しかしながら、多くの経理担当者は、インボイスがすべてあるか?すべて情報が正確に入力されているか?税務申告書をミスなく提出できたか?

それだけで満足してしまうんですよね。

もちろん、これらはすごく重要な業務です。

ところが、実際にはなんで経営分析が必要なんだろう?って思っている人もいるくらいなんですね。

どのフェーズのスキルを持っているか見極める。

 

あなたの会社のチーフアカウンタント、経理スタッフが、いったいどのフェーズにいるか?

そういった視点で見て頂けると、これまでのイメージが変わります。

そして、あなたの経理人材への期待が明確になるはずです。

例えば、あなたのチーフアカウンタントがずっと入力業務(フェーズ1の定型業務)に時間を取っているとしたら、、、。

それは望ましい状況とは言えませんよね。

あなたの部下が、優秀な経理人材に成長し、あなたの会社も成長することを期待しています。

優秀な経理は、会社を強くするんですよ!

それでは、また。

 

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