こんにちは、菅野(すげの)です。
「あちら。」
私の母(齢70)は、なぜか海外の方を“あちら”の方と言います。
それを聞くと、その響きがなんだかおもしろくて、クスって笑ってしまいます。
あばあちゃんなので、海外の方をとっても遠く感じるのでしょうね。
グローバリゼーション化と言われている世の中、海外の方と働く機会は、今後もっと増えていくでしょう。
たとえ日本で働いているとしてもです。
海外から大勢、観光客が来る時代ですので、ビジネスは自然に海外、グローバルに関係していきますよね。
この記事のもくじ
難しい‥‥海外でのコミュニケーション
一番の悩ましい問題は、海外の方とのコミュニケーションですよね。
- 「全然、違うじゃん。あなた、○○って言ったよね。(汗)」
- 「どうも、言ってることおかしいんだけど…。本当かな。」
取り返しのつかない…。 大変なことになってしまった。 誤解だった?コミュニケーションによるストレス、大きな失敗。
海外、ベトナムでもあなたも、経験されているのではないでしょうか?言語、もちろん、英語の能力は大事です。
しかし、英語がネイティブじゃない国で働く場合は、そこまでの高い英語のスキルが必要じゃないと思っています。
日本では、表情、口調のニュアンスなどで判断できるところがあります。「暗黙の了解」や「空気を読む」というのがありますよね。
ところが、海外となった時には、そのようにはうまく行くこはまずありません。
誤解、失敗を防止をするためにはちょっとしたテクニックがあります。
本日は、そのコツについてお話していきますね。
そのコツで誤解を防止することにより、ストレスから解放されること間違いなしです。
もちろん、人間としてお互いを尊重し、尊敬しあうことが一番大事ですよ。心を寄せ合う。これが前提でのお話しとなります。
誤解を防止できるコミュニケーションの3つのポイント
海外の人とコミュニケーションする時に話を3つに区分し整理するとスッキリします。
その3つとは…?
1)その話に根拠がきちんとあるのか?
その人の話に、法令、法律、会計基準など、きちんと明確な根拠があるかどうかです。
例えば、
「その意見の根拠ってなに?根拠条文教えてください」
そう、質問してみてください。 これにすぐに回答してくれるようであれば、まず問題ないでしょう。
2)他社事例があるのか?他の人もそう言っているのか?
もしも、明確な根拠が回答できない、説明できない場合には次にこの質問をします。
「他の会社では、どうなの? 事例ってあるのかな?」
これについて回答してもらえる場合にもある程度の信頼性があると判断できます。
3)その人の個人的な意見なのではないか?
「根拠あるの?」「他の会社の事例は?」
上述のように質問します。
これに、即答できない。なんかモジモジしている。
もし、そうであれば…。
単なるその人の個人的な意見である可能性が高いです。そして、誤っている可能性もあります。
そうすると、もう少し検討してもいいのかなという感じです。
もちろん、それが正しいという場合もあります。ものすごーく貴重な意見である場合もあります。
しかし、単なるその人の個人的な意見(オピニオン)であっても、自信満々に主張するということがよくあります。
特に海外だと、言葉のニュアンス、表情で判断できないことが多いですよね。
あなたが、何か違和感を感じる場合には、一人の意見だけに頼るは止めることをおすすめします。
いろんな人の意見を聞いてみる。
セカンドオピニオン、トリプルオピニオン、どんどん聞いていくといいと思います。
そうすると、最初の意見とまったく違ったじゃんか?ということがよくあります。
これ、本当です!
私自身、この方法で、覆るという経験を何度もしてきました。
「実は違ったのか!ほっ。よかった」
海外でコミュニケーションをする場合には、3つに分けて整理する。これを意識して頂けると、取返しのつかない間違いを防止できます。
そうすることで、誤解による大きな失敗、時間の浪費、耐えれないストレスを防ぐことができますよ。
ぜひ、試してくださいね!
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