こんにちはマナボックスの菅野(すげの)です。

ぎっしりと輝かしい経歴が書かれた履歴書。

「すばらしいな!この人!こんなこともできんの??」

と感じることがたくさんあります。また、面接をすれば、「これできます!」「問題ありません。」

という事も。

しかし!実際に雇用してみたら、

「え…全然わかってないよ!できてないし…」

「言いわけばかり言って全然、動いてくれない(涙)サボってばかりだし、、みんなに悪い影響が(涙)」

ありますよね。

刹那の面接、短い試用期間。

多くの人は、本採用という最高の結果を得るために猫をかぶってます。

半端じゃないです。自己評価高いです。(日本人は必要以上に自己評価が低いといわれることもありますが)

特に海外はそうだと思います。(もちろん、逆の場合もありますよ。私の場合、頭いいなあ、素晴らしいマインドだなーって思う子と一緒に働けています。)

ベトナムで採用の経験がある、あなたもそのような感じたことがありませんか?会社としては、一人の採用と育成に膨大な時間とお金を投資しています。

思い描いていた人材と全然違った…。

時間とお金はもう戻ってこないのか…。こんな後悔は避けたいですよね。

なぜ、2つの切り口で人材を見極めることができるのか?

あなたが採用する人材は以下の2つの視点で整理できます。

その2つとは

  • ●スキル
  • ●マインド

です。

スキルとは、文字通りでスキルです。知識や技能のことです。

例えば、以下のようなことです。

  • 会計や税務の知識がある。⇔ ない。
  • エクセルが得意。⇔ 出来ない。
  • プログラミングもできる。⇔ 出来ない。
  • 日本語がとてもうまい。⇔ 下手。などなどです。

そして、マインドとは、簡単に言うと気持や考えの部分ですね。性格も入ります。

その例として。

  • モチベーションが高い。⇔ 低い。
  • 成長したいと思っている。⇔現状で満足だからもういい。
  • お客様への価値を提供したいと思っている。⇔ 面倒なので早く帰りたい。
  • 困っているスタッフがいたら助ける。⇔自分だけよければいい。
  • 性格がいい。⇔ 超絶、悪い。

などです。

以下のようなチャートで分類、整理できます。

(人材紹介会社の方はもっと深い分析をしていそうですね。(汗)。素人なのですいません)

①ホリエモン型、(意識高い系)

勝手に命名しました(笑)。(最近“ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく”という本を読んだせいかも。)

どんなに優秀でも、向上心を忘れない人で常に挑戦する人です。意識高い系です。(ディスられることもありますが、いい意味でとらえてください。)

最高ですね。

私も、こうありたいです。

②ポテンシャル型

向上心にあふれ、やる気あふれる人材です。

スキルについてはまだまだ未熟ですが、潜在能力は高いです。将来は明るい!

ベトナムのような成長している国では、このような若者がたくさんいますよね。

③勘違い型 (思考停止型)

ある程度、知識や経験を積んでいて難しい資格だって持っている。自分は優秀だと思い込んでいる。どの会社に行っても引く手あまただと思っている。

仕事しないでユーチューブやフェイスブックばかり見ている。仕事中、プライベートな事をずっとしている。

やる気がない、思考が停止している人のことです。

正直申し上げまして…。

ダメです。嫌ですね。私は嫌いです。

④難しい人

スキルも全然なく、マインドも低い人です。正直、採用したくない人です。なので難しい人です(笑)。一旦採用してしまったら地獄が待っているでしょう。

(人材採用のプロに聞けば、この人を変える等、なにかいいアイデアがあるかもしれません!)

時系列で見る、人が実際にたどるパターン

私も含め、いろんな人の意見や書籍からすると、人は以下のパターンをたどる傾向があります。

まずは、②からスタートするケースがほとんどでしょう。スキルっていうのはマインドがあれば、正直、後からなんとでもなります。

やりがいある仕事、難しい仕事を任せられることによってスキルが伴って人は成長していきます。

そうすると、①ホリエモン型に近づいていきますね。

しかし、ある程度過ぎた頃。ここが難しいです。とやかく、愚痴を言う人が出てきます。

「うちの会社は、だからダメなんだよ!」

「やってられない。やめてやる。」(結局やめへんのかい!っていう人が多いですけど。)

実は、私もそうでした(笑)。

昔は、愚痴ばかりいってました。(独立した今となっては反省ばかりです。自分がいかに無力か感じます)

あれってなんなんでしょうね。不思議です。

こういう人は、思考が停止しがちです。現状に満足、仕事をまわすだけでいい。新しいことに挑戦しない。つまり、③勘違い系の人になってしまいます。

経験も豊富。資格だって持っている。そして、給与も高い。でも、パフォーマンス低いんだよね。っていう人になってしまうのですね。

これって会社からしたらなかなか難しい問題です。

なぜなら、

周りの人に、いい影響を与えないでし、コストが高いからです。

  • ③から①にしたいですけど、人のマインドを変えるのは大変難しいです。
  • ①の人材をキープするというのが会社にとって重要なことになりますね。
  • ④の人は、、、、。

ノーコメントでお願いします。説明する必要ありませんよね。

あなたがベトナムでいい人材を採用するための方法

あなたはどのタイプの人材を雇用したいですか?フェーズによって変わってくるとは思います。

即戦力がほしいのか?若い人、将来の幹部候補がほしいのか?などです。

④の人は採用したくもないですよね。はっきり言ってお金の無駄です。

採用する考え方の切り口で、上記で述べた2つの切り口でいけます。

もう少し、具体的にいうと‥‥。

●数値で客観的に評価できる部分(定量的?)→スキル (もちろん、すべて評価はできません。)

●数値で客観的に評価できない部分です。(定性的)→マインド

まずはスキルの部分です。過去の実際の経験の情報も必要です。

しかし、やはり客観的に評価することが必要ですよね。(履歴書は信じられないことが多いからです。)

こんなエピソードをお話しますね。ある会社の話です。

素晴らしい履歴書、申し分ない!

それでは、本当に経理と税務の能力があるかテストを受けてもらおう!

結果は、、、。

ひどい、正答率20%。

とか、

ボイコットしてテストを受けず帰ってしまった。(怖くなったんでしょうね。)

「履歴書‥‥。嘘だったのかな。」

結局、その会社は、その人を採用することがありませんでした。

でも、望んでいた人材ではありませんでしたのでよかったですね。

日本には様々な試験や検定があります。簿記検定、CAD検定、IT検定などです。

ベトナムにはまだそういった試験や検定が整備されていませんが、スキルを客観的に評価するツールはどんどん必要になっていくでしょう。

もちろん、スキルだけではダメです。性格が最悪、問題児。いやですよね。そのため、マインドも評価する必要があります。

ここはやはり、あなた自身が面接で判断するしかないと思います。また、ベトナムにはいい人材紹介会社がたくさんあります!

スキルも含め、マインドがいいか?もきちんとコンサルタントさんが決め細かいフォローしてくれます。

海外、ベトナムでの人材採用。

とても大事ですよね。

繰り返しになりますが、お金も時間も使っています。それを無駄なものにはしたくないはずです。

✔きちんとテストする。

✔マインドを確かめる。

これだけで、失敗の可能性はかなり低くなります。

あなたがいい人材を採用して、ハッピーになれることを祈っております。

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