こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。

OKYと言いたくなる理由?

OKY

と言う有名な言葉があります。

ご存知ですか?

「O(おまえが)K(ここへ来て)Y(やってみろー)」

です。

海外子会社、海外での業務は、難しいと言われています。

日本本社からのプレッシャーや文句があると、このように思ってしまうのも無理もないと感じます。

日本にいた時には、まったく気が付かなった。

けど、実際に赴任してみたら

「あの時の赴任者の気持ちが痛いほどわかる。」

というお話もよく聞きます。

実際に、私も、海外駐在時代にはそのように感じたこと多々あります。

 

なぜでしょうか?

 

・言葉が違う。

・文化も違う。

・食事があわない。(お腹壊す。)

・娯楽が少ない。

・常識も違えば、職業観や商習慣も違う。

・取引先との会議も、時間通り始まらない。3時間待ち。

・インフラ整備もまだまだで不便。

・法制度だって未成熟で納得いかない。

・賄賂を要求される。

いろいろありますよね。

でも、一番の理由は、これではないでしょうか?

コミュニケーションがうまくいかず、日本でなら当然できるはずの仕事ができない。納期が守られない……。

「なんで、出来ないの?伝わらないの?」

「まだ、終わらないの?」

「日本だったら、、、。」

 

これは、いろんな違い(文化や言葉、スキルの違い)から結果的に生じることかもしれません。

もちろん、日本には、日本ならではの困難、難しさがあります。

海外だけが難しいわけではありません。

日本と海外では難しさの種類が異なります。

本日は、このような海外での悩みを解決できる方法についてお話しますね。

ちょっとだけ、楽に、そして、ポジティブになれるかもしれませんよ!

今、達成できていることを考える。

海外子管理、ベトナムで頑張っているあなたは以下のような経験があるのではないでしょうか?

●人事規定を改定しなければいけないけど、まだまだ。

●月次決算の締めが全然早くならない。間違いだらけ。

●中期計画で決められた管理業務のマニュアル作成が、なかなか進んでない。

●原価計算の構築を本社から命じられた。しかし、まったく、進まず。

●経費が、月300万くらいかかるのに現行の製品が売上が全然売れない。半年後に倒産かも。

●ベトナムで、顧客を獲得して売上増やさないと、、、。営業が全然できてない。

●ベトナムで新規事業を立ち上げなければならないが、なかなか見つけられない。

あなたの目標は素晴らしいことばかりです。

そして、レベルが高いです。

確かに、完璧に達成するまでには、課題が山積みでしょう。

しかし、よーく冷静になって見つめてください。

これまで、できてる事っていっぱいありませんか?

なんでもいいです!

思い返してみましょう。

例えば、

☆スタッフがメールの返信をしてくれた。前はシカトだった。

☆スタッフが、きちんと出社している。

☆机の上を整理整頓してくれてる。ファイルの整理が少しだけよくなった。

☆売掛金が1か月遅れだけどきちんと入金された(前回は、2か月遅れたけど。)

☆月次決算の分析に一言、コメントが増えた。

☆実地棚卸の差が、なんとなく分析されている。

☆スタッフから1つだけ提案があった。

どうでしょう?

中にはそんなの当たり前じゃん!ってのもあります(笑)。

けど、いいのです。

なんでもいいので書き出すのです。

それがとても重要なポイントです。

出来ている事を書き出します。

そして、じーっと眺めてください。

「おっ!イケてるじゃんかー!」

という前向きな気持ちになれます。

スタッフが何をしているかきちんと見える化する。

 

あなたのスタッフがやれていることを把握するためには、まずは、スタッフが何をやってるのかきちんと理解する必要がありますよね。

海外での一番の難しさの一つは、(繰り返しにりますが。)

コミュニケーションがうまくいかないことです。

言語の問題が、一番大きいです。

そのため、口頭でのコミュニケーションでは、不十分なんですよね。

あなたのスタッフが

「何を具体的にがんばっているか?」

「何もしていないんじゃ、、、?」

このように感じたこともあるでしょう。

でもですね。実は!

いろいろやっていることがあります!頑張っているんですよー。

To do リストや日報などのツールを使って、スタッフのやってることや思いがわかるようにすることが必要です。

実際に文字に書かせるということが大事です。

面倒だと思いますよね。

スタッフから反対もされると思います。

それでも、スタッフのためなんだよということをきちんと説明して、協力してもらってください。

それによる効果は絶大です。

試したことがない方は是非!

「へー、あの子、こんな事やってんのね。こんな事を考えているのね。」

という風に感激すること間違いなし!

前向きになれる。そうすれば、、、。

 

「今、やれている事、達成できてる事を考えて書き出してみる。」

そうすると、あなたが、まず、やさしくなれます。ポジティブになれます。

いつもカリカリしている日本人上司。

そんな人、嫌じゃないですか?

日本だって、同じだと思います。

いつもイライラしている人と働いていたら、職場に行くのが嫌になります。

あなたが、前向き、そして、ポジティブになることで、

スタッフも前向きになって、結果的に仕事もうまくいきます。

そりゃ、そうですよね。前向きな上司に出来ていることを評価される。

そうしたら、「次もがんばろう!」ってなるはずです。

日本と同じようにいかない、、、。

当たり前です。

それを受け止めたうえで、海外での打開策を模索していく。

本日のお話が、それの手助けになると私は思っています。

最初はゆっくりかもしれません。

でも、このサイクルが早くなっていくことで改善も早くなります。

成長スパイラルに突入するはずです。

 

だって、ベトナムという国は成長著しく、平均年齢も29歳程度と若いのですから!

 

あなたが、今達成できている事を考えることにより、あなたとあなたのスタッフがハッピーになれることを祈っています。

 

 

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