この写真、どう思われましたか?めちゃすごくないですか?
ベトナムの交通事情です。
こんにちは、マナボックスの菅野(すげの)です。
これから、ベトナムに赴任される人、ベトナム国内での移動方法気になりますよね。
ベトナムでの移動方法ですが、以下のように区分されます。
・レンタカー(運転手つきまたは運転手は自社で採用)
・会社で車両を購入し、運転手を雇用
・タクシー
・UberやGrab(車もバイクもあり。)
・バイクを購入
・バス
人で、分類すると①海外から出向している(駐在員)、駐在事務所 ②現地系(現地採用や現地独立) ③駐在妻に整理することができます。
この点と絡めながら見ていきましょう。
駐在員は、基本レンタカー
日本人駐在者様は、ほぼレンタカー(バス含む)を利用しています。月額は、1,500USDから2,500USDといったところですね。
とくに、遠方の工業団地に努めている場合は、利用していると思います。
イノーバやフォーチュナが多い印象です。
最近は、会社で車を購入するケースも
上記の通り、レンタル車の月額量が結構高いですよね。年間でおおよそ200万円程度です。5年使ったら1,000万円くらいかかってしまいますよね。
コストを考えると、自社で購入したほうが、コスト削減につながります。したがって、会社によっては、自社で購入し、運転手を採用するケースもあります。
ごくまれに、日本人が運転するケースも聞いたことがあります。(でも、危険だと思います。)
この自社で購入ですが、事故にあった場合に誰が責任を負うのか?という問題を気にしている会社様もいるため、そこまで多くはないという印象です。
市内の場合は、タクシー利用も多い。
会社が、市内にある場合には、比較的タクシーを利用する場合が多いです。
有名で信頼できるタクシー会社は、緑の車体のマイリンタクシー(Mailinh)か、白地に赤ラインの入ったハノイタクシー(Hanoi Taxi group)です。ピンクのラインが入ったABCタクシーもありますね。最近は、オープングループのタクシーもよく見ますね。マイリンタクシーとよく似ているので間違いやすいです。
どれも、初乗りは6,000(30円)ドンくらいです。中型車は10,000ドン(50円)です。日本と比べるととても安いですよね。
言語は、基本ベトナム語なので、場所を伝えるのが大変な時があります。ベトナム語の発音は、難しい!google mapを持っている人は、多いので地図で説明するのもありですね。
法人で使う場合には、カードを利用して、月ごとに請求書がきます。工業団地のように遠く行く場合には、往復料金サービスがあります。工業団地から戻ってくる場合は、30%オフになります。
上記以外のその他の会社もありますが、たまに被害にあう事があります。
それはですね。
タクシーのメーターが尋常じゃないくらい早く上がるケースです。
5秒ごとにメーターが上がる、、、。「おい!」って怒りが爆発します。
なので、タクシーを利用する場合は、大手の信頼できるところがおススメです。
最近は、UBERやGRABがおススメ!
ベトナムでは、配車アプリが普及していて、市内そこら中、走っています。
いくつもある配車アプリの中でも、世界中で展開しているUberが特にいいと感じます。
アプリのダウンロードとアカウント登録するだけです。クレジットの登録もできます。(日本のもOK)
使い方も簡単です!
①アプリのボタンを押す。(起動させる。)
②行先を入力する。
③値段が出るので、OKなら、“UBERを確認”を押す。
④“配車を確定”を押す。
⑤近くにいる車が向かってくれます。(2分から5分)
(ハノイだと、運転手から電話がかかってきます。私は、基本、近くにいるベトナム(見ず知らず)人に電話渡してお願いしちゃいます。)
あとは、車に乗るだです。
簡単ですよ!
このUBERですが、レッドインボイスもでるようです。そのため、会社で利用することもできますね。
私個人的な意見ですが、タクシーよりUBERやGRABの方がおススメです。
理由は、4つあります。
①値段が安い。
UBERなどは、込み状況によって値段が高くなるのですが、通常であればタクシー金額の60%という感覚です。(タクシーが1,000なら、UBERは600。)
この前、ハノイ市内からノイバイ空港までをUBER使ったら150,000ドンでいけました。(約750円)
②ストレスが少ない。
UBERには、評価制度があります。車を乗り終えると、乗客は、運転手を5段階で評価できます。態度が悪い。運転が下手。遠回りした。という不満があれば、評価を低くすることもできますし、本社にメッセージすることも可能です。
タクシーは、非常にストレスが多いです。行先が伝わらない。わざと道を遠回りする。態度がふざけてるという状況だからです。
ちなみに、乗客(あなた)も運転手から評価されています。モンスター乗客は、出禁になるのかもしれませんね。
③忘れモノが戻ってくる。
UBERであれば、乗客の記録が残ります。いつ、だれが、どこで利用したのがわかります。そのため、もし、社内に忘れモノしたとしても、乗客と紐づけることが可能です。
私自身、一度、UBERにゴルフクラブ(1本)を忘れたことがあったのですが、後日、UBERから連絡があって戻ってきました! 「すごい!」
④左側のドアがあく(笑)
ベトナムでは、車両は右側通行です。そのため、左のドアが車道に面しています。安全のための考慮だと思いますが左のドアが内側からあきません。
でも、場合によっては左から出たいときありますよね?
UBERの場合は、左のドアが開くことが多いです。
バイクで移動するツワモノも!
プライベートや通勤で移動する場合に、バイクを購入して移動する日本人もいます。中古で購入したりする人が多いです。
バイクで移動している人は、まず、行動範囲が広がります。自分で好きなように移動できますからね、
それに伴って、地理がとても詳しくなりますね。バイク乗っている人は、やっぱり詳しいです。
でも、ベトナムの交通事情はとっても、キケン。会社によっては、規則で禁止している場合もあります。
バスで移動する人もいます。
ベトナムでは、バスも走っています。めちゃ安いです。
7,000ドン(約35円)で25キロほど移動できます。ですから、市内移動であれば7,000ドンで十分です。定期券もありますよ。一か月、100,000ドンから200,000ドンらしいです。
実際に利用している人の話を聞くと、Google mapを使いながら利用するみたいです。Google mapを起動させ、目的地を入れます。移動手段をバスにすると、近くのバス停を指示してくれます。あとは、7,000ドンはらって、乗るだけです。
何度か利用したことがあるのですが、運転はメチャクチャ粗いです!
まとめると、、、、、。
あくまで、個人的な印象ではございますが、下記のようになります。
移動手段 | 誰が?どのように?いつ? |
レンタカー | 主に工業団地にお勤めの駐在員様及び現地採用の人が会社往復のため。 |
車両を自社購入 | 上記同様 コスト削減があるが事故の場合のリスクを気にするケースあり |
タクシー | 市内に会社がある日本人駐在者や現地採用の方が、仕事で。 駐在員様と駐在妻様がプライベートで。 |
UBER、GRAB | 上記同様 ※最近、会社用でも利用する人が増えてる。 |
バイク | 駐在員様や現地採用の方のプライベート用で。ごくまれに仕事用。 会社によっては禁止されている場合もあり。 |
バス | ハノイ市内が勤務地の駐在員様や現地採用(利用者はほとんどいない。) 駐在妻様がたまに。 |
本日は、ベトナムでの移動方法についてお話させて頂きました。
あなたが、この移動方法の選択肢を理解することによってベストな選択肢を取れることを祈っていますね!
それでは、また。