みなさん、こんにちは

ベトナム在住8年、公認会計士の永井です。

マナボックスというベトナムのコンサルティング会社の代表をしています。

さて、本日はベトナム駐在事務所もレッドインボイスが必要?とのテーマでお話ししますね。

あなたは交際費や会食の際にレッドインボイスを入手していますか。

もし入手しないと税務調査で多額の追徴を指摘されるかもしれません。

 

法人税の確定申告はない、昔は不要だったけど、、、、

前回お話ししたように駐在事務所は財務諸表を作る必要もなければ、法人税の申告もVAT申告もありません。

ですのでレッドインボイスもそこまで重要ではありませんでした。

実際私自身も7,8年前までは「駐在事務所の場合はレッドインボイスの取得はそこまで神経質にならなくていいですよ」と助言していました。

しかし、4,5年前から税務調査実務が徐々に厳しくなってきました。

 

えっ!「インボイスなければ、駐在事務所の所得とみなす」って

もし駐在員さんが会食などで使った費用についてレッドインボイスがないと、それは駐在員の個人的な目的の費用だと税務担当官にみなされてしまいます。

結果、税務調査時に過去全ての会食代を所得とみなされ多額の追徴を課される、なんて事例も散見されます。

 

駐在事務所でも会食や接待費についてはレッドインボイスを取ろう!

税務調査で不要な指摘な議論となるのを避けるためにも、レッドインボイスを取るようにしましょう。

 

以上、本日は駐在事務所もレッドインボイスは必要?とのテーマについて解説させていただきました。

少しでもお役に立てたらうれしいです。

引き続きよろしくお願いします。

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ベトナム在住8年、東京小金井市生まれの36歳公認会計士です。
200社を超える日系企業の税務を支援しています。
ベトナム・東京で開催したベトナム税務調査セミナーは累計20回以上、計200社、230人が参加。
今までの税務調査のノウハウを結集したベトナム税務リスクマップ(チェックリスト)を開発。
当チェックリストを活用した税務リスクマネジメントを日系企業へ広めている。

Manabox Vietnam Co.Ltd.
永井 義直 (日本公認会計士)
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