ダウ工業株30種平均は前日比約460ドル下落!?

こんにちは、海外子会社コンサルタントの菅野(すげの)です。

3月下旬に米国債市場で、長期金利の指標となる10年国債利回りが3カ月物の財務省証券利回りを下回る、長短金利の逆転現象『逆イールド』が起きたようです。

本日は、『逆イールド』から学ぶ、社長が考えなければいけないことについてお話ししようかと思います。

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逆イールド現象とは?

そもそも、≪イールド現象≫とはなんでしょう?すごい、難しそうですよね。

イールドカーブとは、残存期間が異なる複数の債券などにおける利回りの変化をグラフにしたものです。横軸に残存期間、縦軸に債券などの利回り、利率をとります。

※債券とは、国家・公共団体・銀行・会社等が、事業に必要な資金を借り入れるため発行する有価証券。例えば、あなたが国に対してお金を貸します。その証拠として証券が発行されます。これについて利率に基づき、あなたは利息をもらうことが出来ます。

通常、利率は、期間(貸付期間とイメージ)が長いほど、利率が高くなります。長期ローンなど組んだことある人はわかるかと思います。

そのため、イールドカーブは右上がりの曲線となりますよね。(横軸が期間、縦軸が利率)

償還(返済)までの期間が長いほど利回りが高いのときを順イールド、償還(返済)までの期間が短いほど利回りが高いのときを「逆イールド」といいいます。

違う言い方をすると、、、、。

「短期金利<長期金利」⇒順イールド

「短期金利>長期金利」⇒逆イールド

逆イールド現象が起こると!!!

『逆イールド』は、1990年以降で過去3回あった景気後退の時にいずれも発生しています。したがって、景気後退の予兆と言われています。

過去の3回とは?

  • 1991年時の不動産バブル崩壊
  • 2001年時のITバブルの崩壊
  • 2008年時のリーマンショック

みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか?怖いですよね~。

特に私は、2008年のリーマンショックで影響を受けた会社を日本でたくさん見てきたので、また、同じ、不況が起きるのか?と思うと戦々恐々です、、、、。

この3回の不況は、『逆イールド』から生じているようなんですね。『逆イールド』現象の1~2年後に景気後退に陥っているようです。

そうすると今回も、大きな不正が起こる!?

ということで、恐れている人もたくさんいるわけです。

こんな時だからこそ、PLじゃなく、“ファイナンス思考”がさらに大事

今回の逆イールド現象が、実際に景気減退につながるか?は専門家でも意見が分かれるようです。

本日お伝えしたいことは、逆イールドによって経済が具体的にどうなる?というお話しではありません。

将来の起こり得る、不況や変化に対して、どういう心構えが大事なのか?ということです。

損益計算書ばかり気にする“PL脳”では、おそらく、某電気会社のように経営が傾いてしまいます。

目先の売上や利益だけを最大化することを目的とする、短絡的な考え方や態度のことを【PL脳】といいます。

例えば、PLの利益(営業利益)だけを気にしている方がそういえます。

「本当は、ここにコストをかければ、1年後にもっと売上が上がるかも、、、、。」

(でも、今の利益へっちゃうからやめよう!)

ってことです。これがPL脳です。今の世の中、危険な意思決定とも言えます。

一方、ファイナンス思考とは、

企業の価値を最大化するために、長期的な目線に立って事業や財務に関する戦略を総合的に組み立てる思考」

つまり、会社が目先だけのことだけではなく、将来に稼ぐと期待できるお金の総額を最大化しようとする発想のことです。今では、ありません。いわば、未来志向のことです。

経済が勝手に成長している間は、PL脳でも問題ありませんでした。なぜならば、将来のビジネス環境について予測が比較的簡単にできてしまうので、去年よりもいい業績(コスト下げるなど)のために現状を改善しつづける「PL脳」が、とても有効的だったのですね。

しかし、現在はどうでしょう?

技術革新のスピードがとてつもなく、はやく!既存のビジネスが一気に変わってしまうという可能性はとても大きいです。(UBERやGRABを見ればわかりますよね。)

ものすごく簡単な言い方になってしまいますが、会社は“攻め”の部分に投資していない会社はいずれ倒産してしまう可能性が高いということです。

あなたも、こんな視点で、是非、「月次決算書」をチェックしてみてください!