こんにちは、すげのです。
3月8日、The UPDATEの緊急特番を見ました。
これについて、よりお金という点からまとめていきたいと思います。
視聴者はなんと2百万人を超えたようですよ。
“新型コロナウイルス”と”お金” どちらもみんなが気になるキーワードですね。
今回の質問は以下の2点でした。
1)新型コロナウイルスは世界的な大不況をもたらすのか?
2)コロナから資産をどう守るのか?
これについて、人物別での意見をまとめていきたいと思います。
この記事のもくじ
出演者別での意見のまとめ
董 路
Take me 株式会社 代表取締役CEO。スタンフォード大学にてMBA取得。2008年に設立した「La Miu」では、合計30億円の資金調達を行い中国No1 の独立系ECランジェリーブランドとなる。2015年に現地の前身である日本美食株式会社を設立。
1:コロナは世界的な大不況をもたらすのか?
No!
例え世界の終わりでもオリンピックを開催すべきだ!
なにも破壊されていない。見えない敵。心理的な恐怖。回復も早いはず!
今は観光(インバウンド)が減っているが、コロナウイルスが落ち着けば、その反動で、観光客が急増する。
例えば(回復の例として)、中国の製造現場は、今ほぼ100%回復している。
中国と日本が、有効になるきっかけだ。反動が必ずくる!
新型コロナウイルスで、人の移動が制約されている。春ぐらいにおちついたら、大きなリバウンドが来て、インバウンドの景気がよくなる。
2:コロナから資産をどう守るのか?
1番守る資産は、自分と家族
自分自身という金融資産にいまこそ投資!
株とか不動産だけが金融資産ではない。自己投資をして年収500万円から1,000万円にしたがほういい。
今は、家にこもって、栄養のある書籍を読んだりして自己投資すべき。
現状では、40年コツコツ働いて貯めたお金は、人生の最後の3年間で使いつくしてしまう。(医療で)
健康を維持して最後の3年間で使いつくさないようにするべき。健康が重要である。
泉田 良輔
株式会社OneMilePartners 代表取締役 CCO。2013年にGFリサーチおよびナビゲータープラットフォームを設立。ナビゲータープラットフォーム編集委員長を務め、複数のメディアを立ち上げる。著書に『テクノロジーがすべてを塗り替える産業地図』など。
1:コロナは世界的な大不況をもたらすのか?
景気は、”気” 人は忘れる。
気分のところで、企業の意思決定が遅れると、だらだらと底割れしてくるのかなと。
BSEなどの時もそうだったが、このようなことがあると、国は金融緩和をしてくる。その後必ずバブルが起きる。株価が上昇する。
“人は忘れる”。BSEなんて忘れる。今は、みんなマックを食べている。
日本の企業は、オリンピックの準備のため、固定費が上がっている。これで売上あがらないときつい。インバウンドが特に大変。
2:コロナから資産をどう守るのか?
ブレずに世界株、
タイミングをとらない。
世界経済は、長期的に見れば成長している。コロナの影響は一時的でしかない。
落ちてくるナイフが大好き(笑)個別の企業の価値があるから。バフェットもこいう時に株式を投資している。価値を見極めて、投資している
柴山 和久
ウェルスナビCEO・創業者。日英の財務省で9年間、予算、税制、金融、国際交渉に参画。その後マッキンゼーに移り、ウォール街に本拠を置く10兆円規模の機関投資家をサポート。著書に「これからの投資の思考法」。
1:コロナは世界的な大不況をもたらすのか?
複数のシナリオを作って行動せよ
複数のシナリオ予測しておく。楽観的、最悪な結果を、予測しておく
前提条件があり。コロナウイルスがいつ頃に落ち着くか?①3月くらい②4月~5月くらい③半年ぐらい続く④夏も流行して次の年まで続く。の4つパターン。
どれになっても大丈夫なように計画を立てて危機管理をする。これが鉄則。
最悪なケースは、製造業への影響。稼働しないことによるサプライチェーンに連先的に影響。世界経済的に申告になってしまう。
2:コロナから資産をどう守るのか?
- 金融危機は誤差
- 落ちてくるナイフはつかむな
- 日常生活こそ守るべき
今回の金融危機は誤差である。リーマンショックも長期的な視点だと誤差の範囲。49分くらい動画。
不景気の時に反動で株価が上がることを期待して株式投資をする人がいるが短期的な視点ではオススメしない。あくまで長期的な投資。
なぜ、資産に価値があるのか??それは、人が価値があると思っているから。その前提として、私たちの日常生活があるから。これが崩れるとなんの価値もなくなってしまう。
バフェット流(落ちてきたときに投資)はオススメしない
バフェットも、危機の時に投資をしているが、それは長期的な保有を前提としている。短期的な視点でない。
バフェットと一般人は、そもそも前提条件が違う。バフェットは朝から晩まで投資のことを考えている。24時間365日、投資のことを考えている。決算資料を読み込んでいる。
我々がそれをすべきか?99%はそうでない。
リーマンショックの時に株価は半分になっている。ただ、長期的にみると誤差。これを悲観的か?楽観的か?とみるか。
現代において資産運用はすべての人にあてはまる
資産運用はこれまでお金がある人のものだった。しかし、現代では、終身雇用の崩壊や年金制度の不安という状況である。資産運用は、不謹慎な話でなく不安な人がたくさんいるので、すべての人が考えるべき重要な議論だ。
大室 正志
社会医学系専門医・指導医。産業医学大学産業医実務研修センター、ジョンソン・エンド・ジョンソン統括産業医を経て、現在は日系大企業など、30社の産業医を担当。企業における健康リスク軽減にも従事する。
1:コロナは世界的な大不況をもたらすのか?
活動自粛要請が長く続けば……。
・終息宣言がでるか?でないでダラダラ続けば、やばい。イベント等が中止されているから。やめどきを考えるべき。このまま続けば、コロナよりも他の要因(ストレス病気や自殺)で死ぬ人の方が多くなる。
2:コロナから資産をどう守るのか?
少なくとも雇用に影響を出したら、政府は考えて!(個人でできることに限界が……)
世の中のほとんどの人が金融資産を持っていない。労働資産がほとんど。
雇用の問題。コロナによるリスクよりも雇用問題による健康リスクが上回った時に政府は動くべき。安全⇒安心という流れ。
永濱 利廣
第一生命経済研究所経済調査部主席エコノミスト。早稲田大学理工学部卒業後、第一生命保険入社。1998年4月より日本経済研究センター出向。2000年4月より第一生命経済研究所経済調査部、著作「スクリューフレーション・ショック」など。
コロナは世界的な大不況をもたらすのか?
不況後バブル
リーマンショックは大不況だった。100年に1度のレベル。
リーマンショックの後は、金融政策(緩和)支援によってバブルが起きた。これと似たようなことがおきる。
時間軸でいうと、当然状況によるが、3年というのは一つの目安。
日本への経済影響が世界で一番大きい。①すでに不景気②消費税増税③コロナの影響の3重苦。
新型コロナが落ち着いた時に、インバウンドのニーズが高まる。その時に日本の企業が倒産していたら意味がない。しっかり資金繰りの支援をしてほしい。
2:コロナから資産をどう守るのか?
下手に動かない。
あせらずにコツコツ続ける。
★まとめと感想★
私なりに学んだことと今後の行動は以下です。
- 自分自身が金融資産だ。自己投資をしつつコツコツ積み上げ。
- 健康が一番大事。医療で、無駄なお金を使いたくない。
- 長期的な投資(株式などの金融資産)も考える。
この3つです。
引き続き自己研鑽を続け、自分の価値を高めるとともに、資産(ノウハウ、自己の商品の開発)を持つためコツコツ継続していこうかと強く思いました。
やはり、体系化された書籍は、重要です。読書が一番の自己投資です。
また、やっぱり健康が大事ですね。40を超えて、ガク!ってきましたよ。
なので、食事や運動(筋トレ)の知識を得て、実践を継続していきます。サウナも引き続き継続。
参考記事:人生を変えるサウナ術 なぜ、一流の経営者はサウナに行くのか?【書評・感想】
そして、株式などの金融資産への投資ですね。いままでは、職業的(独立性)の観点や独立資金への投資がほとんどできていませんでした。せっかくベトナムにいるので株式投資も始めます。これをもとに会計塾などもできればと考えております。
参考記事:ベトナムで投資?口座開設のために必要な現地の証券会社9つ レビュー【まとめ】
経営管理塾でファイナンシャルリテラシー 3ヶ月
経営者であり、公認会計士の菅野が直接指導します。個別にカスタマイズする3ヶ月コースです。
本日は、The UPDATEの緊急特番、『コロナから資産をどう守るのか?』のまとめをさせて頂きました。
とても有意義な回でした!