こんにちは、すげのです。
本日は、「機会原価」について解説して行きたいと思います。
機会原価っていきなりいわれてもわからないって言う人がいると思います。経済用語で専門用語ですからね。
でも、この概念は、とっても!重要です。理解して頂くことで、あなたの人生を変えるくらい重要な概念です。
残念ながら……。
これがわかってない人とビジネス上お付き合いすると、はっきりいって疲弊しますね。
センスがない人ですので、お付き合いしないほうが長期的にはいいかなって思ったりもします(なんだか偉そうで申し訳ないですが、本質だと思います。Give and Takeって書籍のテイカーとも通じますし…)
動画もあります!
この記事のもくじ
ケーススタディで学ぶ!「機会原価」もしも、閉鎖して食材を廃棄したら……?
いきなりですが、以下の質問します。考えてみてください。
自粛要請によって、レストランが閉鎖しました。つまり営業できません。
これを理由に、300円の食材を廃棄しなければいけませんでした。
このレストランの原材料費率は、30%です。つまり、販売額は1,000です。
この場合のこのレストランの損失はいくらでしょう?
最近は、自粛要請もあり、飲食店の影響が大きいですよね。上記のようなことは想定できます。
ちょっと考えてみてください。
………。
あなたの答えは?
損益計算書上は300の損失(財務会計、PL)
300の損失と考える人もいるかもしれません。
これはこれで正しいとも言えます。実際に財務会計上は300がPL(損益計算書)に乗るだけです。
しかし!
機会原価という観点では正しくありません。
このように考えてください。
でも、販売するチャンスも失う。もし、売れてたら,,,,
答えはこうです!
食材300円+機会原価700円の合計の
1,000円!
これが答えです。
機会原価とは?
言葉で表現すると以下のようになります。
「機会原価」とは、ある案(オプション)を選んだために、他の選ばなかった案(オプション)なら得られたはずの利益のうち最大のもの
もう少し、砕いて、わかりやすく表現すると……。
これを「選択」しなかったから、発生してしまう失われた「利益・満足感」
もし、○○していれば、○○の利益だったのに!」
このように考えてください。
深堀して理解を深めましょう。具体例で説明しますね。
機会原価の概念を具体例で理解で深める
もしかしたら、あなたは以下のような経験はありませんか?いくつか具体例を紹介します。
Air payでの具体例
このCM見たことありませんか?
Air payのCMです。
外国のお客様で店に来て、「ここってカード使えますか?」って質問してオダギリジョーが「現金だけなんすよ」っていうと「じゃあいいです~」って帰ってしまいます。
これも機会原価ですね。もし、クレジットカードがあれば、売上が可能だったわけです。
ZOOMでの具体例
もう一つ紹介します。
最近コロナの影響でテレワークとかリモートワークって聞きますよね。例えば、ZOOMなどを使っての打ち合わせもできますよね。
これも機会原価という考え方を当てはめることができます。
もし、実際にあって、打ち合わせする場合、移動時間が3時間だったします。
そして、ZOOMで打ち合わせするという意思決定をした場合は、この3時間が浮くわけですね。これによって生み出された3時間というのが機会原価的な考え方ができるわけです。
つまり、実際にあうと意意思決定した場合3時間が移動でとられます。その3時間の間は、集中した作業ができないですよね。この3時間によって、何か価値のたかいことができるとか。そういったのが機会原価となります。
例えば、駐在員様の総コストを時間換算すると、1時間当たり8,000円くらいのコストが発生しています。つまり、3時間だと、24,000円のコストが発生していると考えることもできるんですよね。24,000円以上の価値を生んでいるのか?この視点が、みなさんにとって、今後めっちゃ大事になってきます。
もちろん、Face to Faceの方がいい場合もありますよ!
例えば、お願いする。時なんかは、対面の方が30倍も違うという研究結果もあります。
身近な例でも!例えばカジノ
もう少し生活レベルに落としてみたいと思います。普段の生活でもこの機会原価という考え方が発生しています。
カジノの例で見てみましょう。(例がいいかどうかとは別として……。)
ルーレットですね。
17がきそうだ!
でもやめておこう。
そしたら、来た!
こんなシーンでも、もし17にベットしていたらお金が入っていたのに……という考え方ができますね。
これも機会原価です。
“時給”を考えられない人たち
これ、一番でかいかも……。
例えば、海外駐在員さん。時給換算すると7,000円
外注するか?否か? 自分がするべき仕事はなんなのか?
これを考えないで、コストだけでいろいろ意思決定する。たぶん、将来的にうまくいかないケースになると思います。
例えば、日本人の社長様が、めっちゃ事務作業やるとか。残業時間チェックするとか。
付加価値がないエリアに時間を使っていると厳しいです。
じゃまオジになってしまいます。
下記の書籍に記載されています。
問い合わせに対してメールですぐに返信しなかったから、契約とれなかった
問合せ先への返信が遅れたから、他の会社を選びました。
って言われて場合です。もし、すぐ返事でもしていたら……。
ランディングページやFB広告してなかったから、売上を逃しているかも
もし、LPを作っていれば、売上があるかもしれなかったのに……。
新型コロナのSNSばかり見て、時間が5時間くらい経ってしまった……。
今だとこれですかね。
自粛要請だからといって、仕事がなくなってしまった。その時間を、SNSやニュースなどみてだらだらしまった。
この時間に、動画のコンテンツをコツコツ作っていれば……。コロナ後にめっちゃ受注来てたのに。
みたいな感じです。
とにかく、アタフタしている時間とか、もったいないです。
大事なポイントは「意思決定」とその「効用」!
あなたが、常に複数の選択肢から選ぶという意思決定をしています。毎日です。その度に機会原価が発生します。
あまり考えすぎるといいとは思いませんが、意識することはとても重要だと思います。
冒頭でも申し上げましたが、この概念がわかってない人とは、あまりビジネスをしないほうがいいかもしれません。
っていうのは、あなたの人生は一度きりだからです。この概念を理解していない人一緒に過ごしてしまうとあなたの人生が無駄になってしまう可能性があるからです。
時間は有限ですので、この「機会原価」という考えは重要です。
あなたが、「機会原価」を理解するとによりよりハッピーになれることを祈っていますね!