こんにちは、すげのtomoyokenomadです。
どのニュースを見ても新型コロナウイルスの話ばかり。
ウイルス自体が人体へ及ぼす影響もそうですが、経済への影響は甚大になるはずです。
これと関連して、メンタルへの影響による、人の本性というか、言葉も含めた暴力の発生の可能性も考えなければいけません
あと数ヶ月かしたら、より顕著化していくはずです。
「ある意味、人間は、怖いですよ……。」
なぜならば、感情があるからです。これが、悪い方にぶれると、そのパワーもすごいはずです。
怒り、妬み、絶望……。
そんな中以下の番組を見ました。
Newspicksの番組である「WEEKLY OCHIAI」
今回のテーマは…….。
With コロナ時代の日本再生ロードマップ
めっちゃ興味深いです。日本再生ですからね。とてもポジティブなテーマです。
加えて、今回は、出演者が、豪華すぎました。(いつもすごい人ばかりなのですが……。)
この記事のもくじ
今回のコロナ時代の日本再生のロードマップの出演者
以下の通りでした。確かに豪華です!
●冨山和彦(経営共創基盤CEO)
●安宅和人(慶應SFC/ヤフーCSO/シン・ニホン著書)
●宮田裕章 (慶應義塾大学医学部教授)
●斎藤祐馬(デロイトトーマツベンチャーサポート社長)
●佐藤昭裕(感染症専門医/KARADA内科クリニック院長)
こちら人別に意見をまとめます。ただ、どうしても経済とか働き方、ビジネス、そっちの意見に偏ってます。
宮田裕章さん(慶應義塾大学医学部教授)
慶應義塾大学医学部医療政策・管理学・教授
専門はデータサイエンス、医療の質、医療政策
データを活用した社会変革を医療にとどまらず様々な分野で実
宮田レビュー「諸外国と日本の比較」
COVID-19 Community Mobility Reports というレポートを使って各国の都市ごとの移動制限等のデータを解説
データと結果を確かめてながら、有効だった方法を検証すべき。
一度、国が(新型コロナウイルスの影響で)倒れてしまうと、立ち直るのはとても大変。
これまでなかった事例。これだけ蔓延したケースがないので、毎回、データを検証していくことが必要。
転用によってい経済を回す、キャッシュを回す
従業員を守って、経済を立て直すか?という考えが必要。
転用。キャビンアテンダントさんのコミニュケーションスキルを転用させて医療福祉。
ホテルを医療用の施設に転用したり。
コロナは資本主義への挑戦、文明の転換だ
コロナは都市への弱点を全部ついている。
産業革命以来の転換期がコロナにより早まった。文明の転換期になる。
教育も遠隔に
教育のレベルが高いから都市の魅力であったが、教育も遠隔からで可能になる。社会インフラが変わっていくなかで、人材の流れ(都市に集中)も変わっていくのではないかと思う。
日本の世界が誇るものが失われるのは日本の損失
日本の観光がなぜ持っていたか?それは、世界一の食。それがなくなるのは、日本の損失。
冨山和彦さん(経営共創基盤CEO)
経営共創基盤CEO
パナソニック社外取締役、東京電力ホールディングス社外取締役、ボスティングコンサルティンググループ入社後、産業再生機構COOを経て現職
第一波、第二波、第三波
・第一波、第二波、第三波の可能性。第一波。例えば、観光であるとか、飲食であるとか、ローカルなサービス業を大直撃。前年比で売上ゼロみたいなケースがある。日本の雇用の中心を支えていてる中小企業がやられてしまう。こうった人は、7割以上はここ。かなりの人が仕事がなくってしまう。こういう人をどうやって支えるか?がまず課題
第二波は、グローバルな(企業)だ。特に耐久消費財やその関係の設備投資がかなり厳しくなる。国際線の航空燃も影響。メインのマーケットは、中国やアメリカ。日本国内でパンデミックがおさまっても、海外の影響が大きい。車両を購入の数が減ってしまう。まだまだ、日本は自動車産業で食べている。
第三波は、金融系。不良債権が生まれてしまう。
ただ、壊れるからできる。ビジネスもある。
戦時独裁がいいのでは?
・BCPには想定していないことが起きてる。戦時独裁にするということを平時に決めておく。事後的にチェックするという体制にする。
3つの時間軸で考えるべき
①数週間、②1年間、③数年と3つほどの時間軸に分けてビジネス等も考えるべき。みんな数週間で考えているような気がする。
こんな時に自動車を買う人はいない。自動車で食べていっているひとは相当なかず。その影響は大きい。
航空会社、ANAも毎月1,000億ほどキャッシュがなくなる。大きな企業でも資金繰りが大変。消えるときは、あっという間。
仮死状態にする必要性がある。キャッシュがショートしても、企業が死なないようにする措置。そのような心構えの準備が大事。
政府の支援はいい面と悪い面
生命維持装置がないと死んでしまうので救済措置自体は必要
政府が支援する場合、どうしても一律平等になってしまう。そうするとクソベンチャーも支援してしまうことになってしまう。
ある種の選択が行われるべき。新陳代謝を止めてしまう可能性がある。副作用が怖い。
政府に安易に頼るのよくない。民間にもお金があるのでそれをつかう事を考ええるべき。
スタートアップ経営者はここ数年、甘やかさてきた
ベンチャー起業家は、今まで、甘やかされてすぎた。今は、資本でなく借入をするのでもいい。辛酸をなめた方がいい。
安宅マトリクスの右上の世界は?ローカル経済が大事
土地が多い、安い。食い物が安い。とても、ハッピーになれる地域。
東京やニューヨークでは、年収400~500万円は、非常に貧しい。格差の原因
岩手などで、年収500万円、共働き。めっちゃ金持ち。
ついに昭和が終わるのだ
やっと変わる。昭和の日本が終わる。せっかく破壊が加速しているのだから進めるべき。犠牲や摩擦は政治的に救うというのは大事。
日本の基幹産業が壊れると、厳しい。
ツーリズムは、日本の総GDPに締める割合が大きい。自動車並み。
基幹産業とは、多くの平均的な人が活躍できる産業。大企業で働いている人は、2割しかいない。そういった意味で、救済が必要。
安宅和人(慶應SFC/ヤフーCSO/シン・ニホン書)
「シン・ニホン」著者
慶応義塾大学 環境情報学部教授
ヤフー株式会社、 チーフストラテジーオフィサー
「With コロナだよね~。」
5つのイシュー、課題領域を提案されています。安宅さんのブログでも詳しく書いてあります。COVIT対応だけではだめ。
以下にて、私が、まとめていますので、是非、読んでいただけると幸いです。
ミドル世代視点での【シン・ニホン AI &データ時代における日本の再生と人材育成】の感想・まとめ 1枚のマップにまとめました!
政府の対応どうすれば?2つの選択がある。
「シンゴジラの信じられないほど優秀な政府だったが、全員死んでしまう。」
今の仕組みの限界を証明してしまった。この映画で証明したしまった。
①圧倒的なオーナー企業方式か②一連のジャッジメントが末端で行われている(ゲリラ戦のような、ベトナムがどうやってアメリカに勝利したような)で問題に対応していくしかない。
再構築段階も大事、安宅さんマトリクスの”開疎化”に向かう世界
3つの時間で考えるのが大事。止血も大事だが、その後の再構築段階がかなり、大事。
安宅さんのブログがオリジナルです。
https://kaz-ataka.hatenablog.com/
2,000年かけて発明してきた都市化(人間の文明)をもう一回作り直すという時期が来た。
土地の価値が逆転するかも。田舎の方が価値が高くなるかも。
引用元:【落合陽一】Withコロナ時代の日本再生ロードマップ
引用元:そろそろ全体を見た話が聞きたい2 安宅さんブログ
都市化だけの未来は絶対いやだ。
オフィスはすさまじいリノベが起きる。空調産業はチャンス
ソーシャルディスタンスをとるのが基本となる。そのため、ビルなどのリノベーションのニーズが高まる。
斎藤祐馬氏(デロイトトーマツベンチャーサポート社長)
デロイトトーマツベンチャーサポート社長、公認会計士
監査法人トーマツ(現・有限責任監査法人トーマツ)入社後、トーマツベンチャーサポートの再立ち上げを経て現職
ベンチャーを支援してほしい。世代交代が起きるだろう。
資金ショートのリスク、スタートアップへの影響は大きい。救済から漏れてしまう。
最初は、当然売上ないから、難しい。ただ、5年後、10年後、日本の未来を創っていくような企業になる可能性がある。それがなくなるのは損失。
地域に課題があるのに、優秀な人は東京
情報格差はないので、地域にも優秀な人が配置できる可能性が高まる。チャンス。
デジタルに強い人が有利、若い人が有利に。世代交代のきっかけ
ゴルフとか対面の人を接待するのが当たり前であったが、デジタルでコミニュケーションするのが当たり前になった。これはチャンス。
効率的な会議も可能。1日に15人くらいにも会えるように。
★本日のまとめ★
どうしても、経済とかビジネス、働き方という点に偏ってしまいますが、以下のとおりかなと。
- 3年の時間軸で考える
- 日本の中小企業(70%~80%)への影響が大きく、それをどう救済するか
- 日本の大きな産業である自動車業界も厳しい。航空会社も厳しい。
- “開疎化”の流れ
- 政府は、日本のために残すべき企業を救済すべき
- やっと昭和は終わった。大きな変革をしないといけない
私が、どう行動を変えるか?
“デジタルシフト”と開疎化
- 打ち合わせは基本ZOOM
- オンラインのサービスコンテンツを提供する
- 生き方:住む場所はより考える。(というか今もノマド)
をより進める必要があると感じました。
また、引き続き、学び続けることも改めて大事だと思いました。
シン・ニホンを読んでいない方は是非読んで見てください!