みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。
今回で、第60回目です。
最近、バイアスについて勉強しております。簡単に言うと「思い込み」のことですね、現状維持バイアスとか単純緊急性効果(重要なことを後回しにする)などが有名かなと。私も心当たりあります。これを、防ぐためには、まずはバイアスを知るということが大事です。
ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり!しかも若い!)と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。制約が大事なようです。成功している会社は、しくみである程度制約があり、自由もあるということが言えるそうです。
本日のテーマは、「ベトナムはテクノロジーの影響について楽観的な考えを持つ 」です。
この記事のもくじ
ベトナム人はテクノロジーの影響について楽観的な考えを持つ
PwCの評価によると、ベトナム人は、テクノロジーがリスクよりも多くの雇用機会をもたらすと信じています。 デジタル対応について1,100人以上のベトナム人を調査したPwCのレポートによると、85%の人が、テクノロジーがリスクよりも多くの機会を与えることに同意しており、世界平均より50%高いです。ベトナム人の89%は、仕事におけるテクノロジーの役割について前向きに感じていると述べていますが、世界平均は61%だけです。 また、ベトナム人は、テクノロジーが将来のキャリアプランに役立つと信じており、90%の人はテクノロジーが発展すれば就業も好調になると考えています。一方、世界平均の楽観性の程度は60%です。 PwCによって、その結果は、自動化の重要な機能からもたらされ、労働者の時間を解放して、それによる労働者はもっと挑戦的かつ興味深い仕事に集中できるようになります。 回答者の35%は「テクノロジーが前より興味深い仕事をするのに役立つ」と答え、 25%は「テクノロジーが普及されると、もっと多くの作業ができるようになる」と答え、20%は「テクノロジーが問題の解決策を見つけるのに役立つ」と答えました。 しかし、報告書は、考察されたベトナム人の45%が自動化に向けている社会における雇用保障について不安があることを示しています。現在、自動化のリスクがある仕事は、次の3つの要素に基づいて評価されています。それは業界、業界での仕事の種類、また年齢・性別・教育レベルです。 回答者の83%は、今後3〜5年間で仕事が変わると考えており、6〜10年間というもっと長い期間を見ると、この割合はもっと高く、90%になりました。 しかし、報告書はまた、ベトナム人の新しい技能を学び、吸収するニーズが非常に高いことを明確に示しています。人々の93%は、「テクノロジーを以前より深く理解または利用できるようになったために学んでいる」と答えています。デジタルに関するスキルが重視されています。なぜその結論があるかというと、回答者の43%は「新しいテクノロジーを吸収し、習得することが欲しい」と答え、34%は「特定のテクノロジーに関する専門的なスキルをもっと深く開発したい」と答えたからです。 また、回答者の88%は、「職場で、デジタルスキルを向上させる機会を受け取る」と述べました。 PwCによると、これは肯定的な数で、従業員の能力を向上させるニーズを満たすための企業の努力を示しています。しかし、報告書は、技能の需給不均衡(スキルのミスマッチ)があり、経済が急速にデジタル化すると共に機会のギャップも段々拡大するようになると評価しました。 PwCの調査により、従業員の必要なスキルの欠如について懸念しているアジア太平洋地域におけるCEOの数は79%で、世界での数の72%と比べてもっと高いです。 さらに、PwCは、「スキルの学習・向上は個人の責任であると認識していても、政府と企業は従業員が完全な知識向上プログラムに参加できることをサポートする必要がある。これは、ベトナムの将来の人的資源のニーズを満たし、経済・社会の持続可能な成長を促進することのためだ」と述べました。 本日は、テクノロジーと人間の雇用についてのベトナム人の考え方ですね。一般的には、AIなどのテクノロジーの発展は、雇用についてネガティブな考えを持つことが多いのかなと思います。特に日本はそうかなと。「AIに奪われる職業」的なタイトルはよく見ます。 ベトナム人は、テクノロジーが将来のキャリアプランに役立つと信じており、90%の人はテクノロジーが発展すれば就業も好調になると考えている。テクノロジーと雇用機会のベトナム人の考え方は、ポジテイブ
テクノロジーの発展により、もっと興味深い仕事をするのに役立つ
雇用について不安もある
ベトナム人の新しい技能を学び、吸収するマインドが非常に高い。
ベトナムはテクノロジーの発展について概ねポジティブ
自分の意見ですが、なんの改革もリスクに直面しなければなりませんが、それより得られる成果が多いです。ベトナムは今デジタルトランスフォーメーションの過程にあります。技術進歩の促進はベトナムが先進国の発展に追いつくための大きなきっかけを生み出していますから、テクノロジーの普及を行う必要があります。発生するリスクが少なくないですが、政府と企業と労働者は協力すれば、簡単に解決できると思います。
この記事によれば、「テクノロジーを以前より深く理解または利用できるようになるために学んでいる」というベトナム人の回答が93%でした。
日本人は、世界でも有数で、勉強しない国民だそうです。
勤務先以外での学習や自己啓発について、日本は「特に何も行っていない」が46.3%で、14の国・地域でダントツ1位!。ぶっちぎりで自己研鑽していないと。やばいですね。本当に。