みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。
今回で、第67回目です。
会計の仕事の価値は、「アカウンタビリティ」説明義務だよ!だから、財務分析は大事だよ!ってベトナム人スタッフに会計の価値を日々伝えているすげのです。
ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり!しかも若い!)と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。
本日のテーマは、「ベトナムにおけるデジタル決済の急速な成長!!!」です。
この記事のもくじ
ベトナムにおけるデジタル決済の急速な成長!!!
2020年に、ベトナムのEコマース産業の前向きに成長することは、ベトナムにおけるデジタル決済の急速な成長を助ける要因の1つです。 ベトナム電子商取引協会(VECOM)が公表した2020年の電子商取引についての調査報告によると、新型コロナウイルス流行は、買い物行為を含む消費者の習慣を変えています。 具体的に言うと、オンラインショッピング行動は急増しています。 2020年の社会的隔離時期に、Eコマースは多くの商品やサービスを購入するための唯一のチャネルになりました。これは、オンライン決済、デジタル決済の増加を促進するのに役立ちます。 VECOMは、ベトナム銀行カード協会からの数字を引用しました。2020年の最初の6ヶ月では、各銀行はあらゆる種類のカードを1,030万枚発行し、それによるベトナムでの有効なカードの数は1億300万枚を超えました。 ECサイトの支払いから得る売上高は17%増加しました。 特に、国内カードでのECサイトの支払いから得る売上高は81%まで増加しました。これは、ベトナム市場の大きな変化です。なぜなら、数年前の統計によると、ECサイトの支払いの85%が現金での決済からです。 NAPASシステムを介した国内カードでのオンライン決済を利用する取引の数は185%増加し、取引額が約200%増加しました。 電子財布での支払いもますます人気になり、強く成長しています。例えば、MoMoという電子財布の一種を介した取引の数は2020年に4億300万件を超え、取引額が約140億ドルに達しました。 データサイエンス企業であるFICO会社は、アジア・太平洋地域の10の国と地域(オーストラリア、香港、インドネシア、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、台湾、タイ、ベトナム)で、デジタルバンキングのサービスを利用する経験についての調査を行いました。それにより、この分野では、ベトナムの消費者は、調査リストでの多くの国のより、高い開放性を持っています。 調査の基準と内容によって、ベトナムの消費者の開放性はタイのに次ぐ第2位です。 具体的には、回答者の77%を占めるベトナムの消費者は、新しいフィンテック(Fintech)と金融サービスを試しに利用することについて開放性を持っています。タイのこの率は78%です。 また、ベトナムの消費者は銀行に追加の個人財務情報を提供してもっと多くの優待なサービスを受け取ることにも積極的な態度があります(回答者の49%を占める)。タイのこの率は51%です。 本日は、デジタル決済やフィンテックの話ですね。まだまだ紙幣がある印象はありますが、若者を中心に変わってきましね。紙幣は不正の温床でもありますので、これはいいことだと思います。 ベトナムにおけるデジタル決済の急速な成長ベトナムにおけるデジタル決済の急速な成長
国内カードでのECサイトの支払いから得る売上も上昇
ベトナムにおけるフィンテック(Fintech)
コロナによってオンライン化は加速する!
自分の意見ですが、消費者として考えると、デジタル決済が非常に速くて便利な支払い方です。
確かに、新型コロナウイルスの影響はベトナムでデジタル決済を利用する率が急速に増加する最大の原因の一つです。また、現在、殆どの会社員たちは銀行口座で給与を受け取りますよね。電子決済を利用したら、ATMや銀行で現金を引き出す必要がなくなり、財布にたくさんの現金を持つという不便なこともないので、人々が段々この支払い方が好きになると思います。
なるほど!日本は、デジタル決済は遅れています。ベトナムのデジタル決済と一緒に加速するといいですね。