ベトナムの税務ニュースです。今日の内容は『台風3号による被害に対して税務総局が行った支援』です。

2024年9月19日、台風3号による被害で困難な状況にあるカオバン省バオラック郡ホントリィ村の住民を支援するため、総税務局が現地を訪れました。総税務局の青年同盟副書記レ・チー・コンさんが率いるチームが、直接住民に支援物資を届けました。この訪問には、カオバン省税務局のグエン・ヴィエット・ロンさんをはじめ、地元の指導者や台風で被害を受けた20世帯の方々も参加しました。以下のニュースをもとに記事を作成しました。

>>台風3号による被害を受けた人々を支援するため、総税務局が訪問

台風3号による被害と支援内容

カオバン省では、台風3号の影響で大規模な土砂崩れが発生し、多くの家が崩壊したり、農作物が失われたりしました。特に、家を失った方々や、命を落とされた方もいて、地域全体が大きな打撃を受けました。そんな中、総税務局とカオバン省税務局は、被害を受けた住民を支援し、少しでも早く生活を立て直すお手伝いをしています。総額1億5000万ドン(約90万円)が提供されたようです。

支援の内容は以下の通り:

  • 亡くなられた家族がいる1世帯に 2000万ドン の支援
  • 家が全壊した世帯には 500万ドン の支援
  • 部分的に家が破壊された世帯には 300万ドン の支援
  • 今後の支援に向けて、村全体には 6000万ドン を提供
  • 村の住民には、カオバン省税務局から 219袋の薬 が配られました

財源はみなさんからの募金かもしれませんね。

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支援に込められたベトナム人の思い

支援を届けたレ・チー・コンさんは、「ベトナムには、困っている人をみんなで助けるという伝統があります。今回もその精神で、税務局全体が被災地のみなさんと一緒にいます。これからも力を合わせて、この困難を乗り越えて、早く元の生活に戻れることを願っています」と、温かいメッセージを伝えました。

ベトナムに進出している日系企業の多くの日本人は「ベトナム人は優しい」という魅力に惹かれているのではないでしょうか? そういった側面が見てとれますね。

税務局の職員にも支援

実は、当たり前かもですが、台風3号の影響を受けたのは住民だけではありません。9月18日には、カオバン省税務局の職員たちにも、総税務局から 5000万ドン の支援が届けられました。職員たちもまた被災者として困難に直面しながら、地域の支援活動に全力を尽くしています。

本日のまとめ

カオバン省では、台風3号による被害で多くの方が家を失い、生活が一変してしまいました。しかし、総税務局とカオバン省税務局の支援のおかげで、住民たちは少しずつ元の生活に戻るための一歩を踏み出しています。

支援活動はこれからも続きますので、皆さんもこの活動に関心を持ち、ぜひサポートの輪に加わってください。詳しい情報や支援方法については、カオバン省税務局の公式ウェブサイトをご覧ください。