こんにちは菅野です。

今日は「税務調査のためのヘルスチェックの考え方」というテーマでお伝えしていきます。

ベトナムにおけるメインイベントの一つとも言っていいのが税務調査でしょう。予想だにしない追徴課税の可能性があるからです。なお、以下にてベトナムの個人所得税の論点についてリストアップしています。

>>【無料版】ベトナム個人所得税対策の完全マップ【動画編】36個の動画で解説

そのために「税務ヘルスチェック」というのを事前に実施することがよくあります。

ベトナム税務ヘルスチェックは「武器」の有無を確かめること

よくお客様に喩えとして伝えているのが

  • 裸で何も武器を持たないまま戦場に行くのか?
  • 武器を揃えてから行くのか?

と伝えています。武器というのは喩えで要するに税務調査担当官に対してきちんと言い返すストーリーと資料を整理できてますか?ということです。

「税務ヘルスチェック」によって今そもそも「正しい武器」あるの?というのを評価します。以下のようなイメージです。

  • 評価してみたら「裸」だった!
  • 以外と武器持ってた
  • 完璧!

のようなことがわかるわけです。

税務ヘルスチェックの評価を受けての「武器」の準備はトレードオフだ!

ではヘルスチェックの結果、そこまで「武器」を持っていなかった場合はどうすればいいいいのでしょうか?

  • 「武器」を揃える

です。もしその武器がないのであれば「裸で戦場に向かうようなもの」だと言えます。

武器というのは「説明できるストーリー」と「関連する書類」(規則やレッドインボイス)のことです。これを準備するわけですがそこには時間とお金がかかります。外部の専門家にお願いすることになれば報酬が発生しますよね。

しかしながらベトナムの税務調査は「感情」で決まることがあるので「武器」を持っていなくてもある意味勝利してしまうことがあるんです😭 以下を参考にしてください。

>>結局ベトナム税務調査は運!? 税収と理不尽さは反比例

以下は限定のコンテンツです。お客様は閲覧することが可能です。

>>【M-Labo】限定動画 ベトナム税務調査の実態【論理より感情だ!】

ということもあり「トレードオフ」関係になってしまうんです。

「武器」を持ちたい!でもそのためには「時間」と「コスト」がどうしてもかかってしまうんですね。以下の図のようなイメージを持っていただくといいのかなと思います。

重複してしまうんですけど「武器」をそれほど持っていなくても、そこまで指摘されなかった!という事例もあります。「え!ほんまかい!!」とうことだったり。

逆に言えば結構強めの「武器」を持っていても、重箱の隅ばかり攻めるイジメのような対応もされることもあります😭

この辺りのバランス、あとは会社のカルチャーを考慮して決定することになります。

弊社マナボックスでは多くの企業に対して「税務ヘルスチェック」を実施してきました。もしお困りであればぜひ問い合わせください!