こんにちは、マナボックスの菅野です。
本日は、ベトナム法人の納税証明書についての入手の方法についてお伝えしたいと思います。
ベトナムに子会社があり、取引先などからベトナムの納税証明書が必要だと言われている。ベトナムの納税証明書を理解したい。
この記事のもくじ
ベトナムでも納税証明書の取得が可能
結論から申し上げますね。
ベトナムにおいて、「納税証明書」を取得することは可能です。
日本においても、納税証明書の取得が可能ですよね。確定申告書等を提出した場合の納税額、所得金額又は未納の税額がないことの証明書のことを納税証明書と言います。
法人税→国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nozei-shomei/01.htm
地方税等→各地方自治体(東京であれば、東京都主税局)
https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/nouzeinewshomei/shinsei/hojin.html
ベトナムにおける「納税証明書」の取得の方法の概要
今回は概要を解説して行こうと思います。
form C1-10a / NS-TĐT というフォーム
2019年より、ベトナム税務総局(GDT)は電子により仕組みを整備
システムからダウンロードが確認できる
ベトナム納税証明書の申込の情報を準備しログイン
form C1-10a / NS-TĐTというフォームがありますので、そこに必要な情報が記載されています。後述しますが、この情報が電子上でリンクしており、提出することで税務当局に情報が届くことになります。
そのGDTが管理するe-tax システムにログインして、メニューを選択します。
ベトナムのE-taxシステムにて必要な情報を入力
ログインしたら、納税証明書を入手するための申請に必要な情報を記入していきます。
ログインするとあなたの会社と紐づいた情報の画面が表示されます。そうすると、ログインアカウントの情報に応じて、税コード情報、納税者名が表示さます。これは、編集はできません。
納税者であるあなたは、「税金の種類」や、「納税証明書」の種類の情報を記入します。そして期間なども選びます。
以下はサンプルです。
電子署名して提出し、「納税証明書」を受け取り
上記のステップにて申込申請を確認したら、提出し、納税証明書がもらえるのを待ちます。
税務当局の方で準備が出来たら、システムからダウンロードか申込者へのEmailにて納税証明書が届きます。
サンプルも添付しておきますね。
本日のまとめ
本日は、ベトナムの納税証明書について、お伝えしました。もし、あなたの取引先や銀行が、ベトナムの納税証明書について取得して欲しいという依頼があれば、本日のお話がお役に立てると思います。
是非参考にされてくださいね。