【実体験】エンジニアじゃない僕が“所得税計算アプリ”を作ってみた話(しかもノーコードで!)
こんにちは、マナラボの菅野です。
「手取り、いくらになるんですか?」
ベトナムで働く日本人から、何度も何度も聞かれてきた質問です。
確かに、日本とベトナムでは税制度も保険制度も、考え方すらまったく違う。しかも累進課税、社会保険料、扶養控除…。計算するのがめちゃくちゃ面倒なんですよね。時間がかかるんです。
そんなとき、ふと思いました。
「これ、アプリにしたらよくない?」
以下がアプリです!
https://zephyr-tax-wizard.lovable.app/
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エクセルは正確だけど面倒な部分もある
エクセルで対応してました。
でも、
- 入力が複雑
- 関数がぐちゃぐちゃ、複雑!
- 通貨換算や社会保険の反映が手動
そしてなにより、「見た目」が伝わらない。
赴任前に不安を抱える人に対して、もっとわかりやすく、もっと安心できる形で届けたい。
というのはざっくり金額感を理解して、意思決定することが大事だからです。
そう思って、アプリ化を決意しました。
Vibecodingって知ってますか?
とはいえ、僕はエンジニアではありません。
でも使ったのはこれ。ノーコードツール『Vibecoding』。
これはまじでやばいです!
使い方は、ざっくり言うと:
- チャットでやりたいこと伝えて
- 画面を見ながら確認していき
- そしてWebアプリが完成!
チャットでアプリができちゃいます。
>>話すだけでアプリ完成!?バイブコーディングで使える初心者向けAIツール
コード?一行も書いてませんよ!
ノーコードって、本当にノーコードなんです。
アプリの名前は「マナピット(ManaPIT)」!!
「ベトナムで働く人の手取り額を、かんたんに見える化したい」
そんな思いから生まれたこのアプリ、できることはシンプルだけど実用的。
✔ 入力するのはシンプル、
- 月給
- アパート代
- 日本人かベトナム人か
- 社会保険の状況
- 扶養人数
- 居住ステータス(ベトナム税法上の定義に対応)
あとはアプリが自動で:
- 社会保険料を計算
- 扶養控除を反映
- 累進税率(5〜35%)を適用
- 正確な「手取り額」やPITを表示してくれます。
さらに逆算機能で、「この手取りにするにはいくらのグロスが必要か?」まで逆算できます。
もちろんUSD/JPY→VNDの通貨換算にも対応済み。
🌏 非エンジニアでも、こういうもの作れる時代です
たぶん、以前の僕なら「こんなの作れない」って思ってました。
でも今は、ツールが進化してる。環境が整ってる。
あとは「やってみるかどうか」だけ。
自分がほしかったもの、自分が困っていたことを、自分で形にする。
エンジニアじゃなくても、それができる時代に僕らは生きているんだなと実感しました。
🔗 ManaPIT、使ってみませんか?
赴任前の不安、数字にして見えると、心が落ち着きます。
給与交渉にも使えますし、予算計画にも活かせます。