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ハノイで日商簿記検定?
2019年7月13日に、ここハノイで日商簿記検定(152回、2019年6月9日開催)を開催しました。(自主開催の非公式です。ただ、簿記能力検定試験はベトナムでも受けることができるようです。)
日本での本試験から約1か月後になりますね。
実際に、日商簿記検定3級を受けてみたのは、以下の3人!
私(菅野)、「藤や」の松尾さん、ベトナム人のヒエップ君です!
それぞれ簡単に紹介させて頂きますね。
「藤や」の松尾さん
松尾さんは、ハノイでラウンジ「藤や」を経営されているアグレッシブな美人ママです。
しかも、なんと!今年で松尾さん自身が独立してから…。
10周年!
だそうです。すごいです! (藤やは3周年を迎えたようです。)
以下は、松尾さんの記事です。是非お読みなってください。
松尾さんには、経営者として、会計や経営分析を体系的に学びたいと理由からマナボックスにて「会計塾」を受講して頂いております。
今回は簿記3級の問題をハノイで実際に受けてもらうということなんですど、まずは、松尾さんが会計や経営分析に興味をもった理由について教えて頂けますか?
確か、2年くらい前の「A3一枚で経営数値を簡単見える化」のセミナーがキッカケでしたよね。
FBを見ていたら、「経理の専門家でない」「経営数値」という興味深い文字があったので、参加しよう。と思いました。
私の先輩の経営者は、やはり数値に強くて、簿記2級もっている先輩もいましたし。経営するには、どうしても会計が必要なのはわかっていました。
経営者として、会計力を実際に高めたいと思ったのがキッカケです。
経営は、「ロマン」と「算盤」だと思っているのですが、算盤部分が弱くてもどうしても会社は傾いています。
著名な経営者、例えば、京セラの稲盛さん、ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井さんも会計は非常に重視していますからね。
ベトナム人のヒエップ君
ヒエップ君は、2019年にグループ会社のマナティーチに就職した22歳の若者です。
マナティーチでは、FBマーケティングなどを担当しています。
今は、ハノイにて、日本語1級と簿記二級取得に向けて猛勉強中です。
私は、日本で働いていて、日本語を覚えました。
日本語をもっと勉強してレベルアップさせるのはもちろん、それにプラスのスキルをつけて自分の価値を上げたいと思っているからです!
あとは、将来、独立したいと思っていますよ。
経営者にとって、簿記の知識って大事ですよね。
ヒエップ君偉い!素晴らしい!
日商簿記検定3級をハノイで受けてみよう!
皆さん、ありがとうございます。今日は、簿記検定3級を実際にハノイでみんなで受けてみようかと思います! 私も受けるのでよろしくお願いします。
手形とか伝票とか……。
ここでちょっとコラム
日商簿記検定がビジネスパーソンに必要なのか?という点です。
この点、例えば、大手商社である双日株式会社は、プロフェッショナルスキルとして必須研修科目として簿記3級を要求しています。
このように、ビジネスパーソンの必須な基礎知識として簿記3級が評価されているようです。
ハノイで日商簿記検定3級の試験の様子
実際の試験の様子です! 土曜日に頑張っています。
お二人とも真剣です!オーラが!
私も受けてます!
みなさん! お疲れ様でした!簿記検定を受けてみた感想は?
お疲れ様でした。疲れましたね~。
ちょっと解答用紙も見させてもらいながら感想もお聞かせください。
まずは松尾さんお願い致します。
すごい!
借方とか貸方!
仕訳をきちんときっていますね。 仕訳をきれる経営者って少ないと思います!
日頃の勉強の賜物ですね。
1つの事象があったら、2つの視点が必ずある。これ大事です。
わかりやすい取引については仕訳はきれました。でも、第5問の財務諸表作成の仕訳がちょっと難しくて、「?」という問題もありました。
後は電卓を普段叩かないので、慣れてなくて大変でした。電卓ミスもあるかもしれません。
確かに、第5問って決算整理取引であまり馴染みがないかもですね。
でも、大丈夫です! しっかり学んでいけば、難しくありません。
電卓は確かにそうですよね。慣れないとストレスもたまると思います。ちょっとずつ慣れていきましょう。
課題を克服しけば、必ず合格すると思いますよ!
菅野さん!
日本語なの!?
しかも、かなりきれいな字だし。
正直、感動した!!
簿記ですので。
仕訳を下書き用紙にとても丁寧にきれいな字で書く。
これは、マナティーチのタイン先生から厳しく言われています。汚くかくと怒られます。
ベトナム語で仕訳???
無理だな。難しすぎる。
簿記試験どうでした?
細かい論点や日本語をちょっと忘れてしまった部分がありましたから。満点は取れなかったかも。
最終的には、簿記2級を取得したいので、簿記3級はそこまで難しく感じないです。
簿記3級を受講して感じたことは以下の2点です。
①仕訳力と②集計力
①については取引⇒仕訳ですから、取引を会計的にとらえられているか?という意味で非常に重要かと思いました。
つまり、経営者にとってもこのスキルは大事になると思います。
次に②集計力ですが、これは、正直、しんどかったです。電卓たたくのが。事務的なテクニックな話でもありますし。経営者という意味では、そこまで重要じゃないかもしれません。
ただ、3級レベルであれば、取引も少ないですし、BSとPLのつながりを有機的に抑えるという意味では大事かと思いました。
⇓3人の中で、一番汚い私の下書き用紙……。どうやって集計するか迷いが感じられます。
今日は、本当にありがとうございました。勉強を続けて実務にも生かし、試験も突破しましょう!(最後に記念写真とりました。)
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