こんにちは、すげのです。

本日は、あの神田昌典さんが絡んでいる「売れるコピーライティング単語帖」 についてまとめていきたいと思います。

通称ピンク本「90日であなたの会社が儲かる!」という書籍に出会ったのが、2016年‥‥。独立した時のことでした。

衝撃を覚えたのを覚えています。

それまでの人生、売り上げに直接、コミットすることがなかったので、マーケティングなんて気にしたことがなかったのです。独立して、最初にマーケティング関連で買った書籍がこの本でした。

エモーショナルマーケティング‥‥。

これだ!って思いました。

その神田さんの書籍(実際には共書)です

これは、画期的です!なぜならば、マーケティングの辞書だからです。つまり、誰でも!コピーライティング出来ちゃうんです。

違った視点で考えてみましょう。

今読んでくださっているあなた!『経営者じゃないし…。』って言いませんでした!?

コピーライティングのスキルは、経営者だけの物じゃないっすよ!

人生100年時代です。あなたのキャリアも、時代によって変動していくでしょう。そして、必要なスキルも変わってくるはずです。

ただ!

普遍的な知識はあるのです。普遍的…。

つまり、ずっと使えるってことです。何十年経っても。

あなた自身、自分の価値を伝える。自分のサービスを紹介する。上司や仲間にプレゼンする。

このような状況に遭遇するはずです。

そして、その際に必要なのが、言葉です。

冒頭にこんな言葉がありました。

「ペンは、剣より強し」

いや〜。刺さりました。

コピーライティングは、売れないという自信のなさを、どんなものでも売れるという自信に変える技術と言えます。

言い換えれば、物や商品の魅力を正しく伝える技術でもあります。どんなにいいサービスでも売れなきゃ意味がありません。

これに加えて、社会問題さえも解決できるスキルです。

すごいです。

それでは、早速、説明していきたいと思いますね。

このコピーライティング辞書は、PASONAの原則にあてはめている

PASONAの原則をご存知でしょうか?

神田さんが提案しているこの法則のことです。

具体的には以下のようになります。

1
P:Problem(問題提起)

買い手、ターゲットが抱えている「痛み」を明確にする。

2
A:Affinity(親近)

売り手が、買い手の「痛み」を理解し、解決する方法を持っていると知ってもらう。

3
So:Solution(解決策)

問題の根本原因を明らかにし、「解決」へのアプローチ法を紹介する。

4
O:Offer (提案)

解決策を容易に取り入れられるように具体的な商品・サービスの「提案」を行う

5
N:Narrow down(絞り込み)

解決策が功を奏して、購入後、満足の頂ける買い手の条件を「絞り込」む

6
A:Action(行動)

「痛み」を解決するために必要な、具体的な「行動」を呼びかける。

Problem 問題提起する表現

ここでは、以下の8つのグループに整理しています。

  • 問題点を指摘する(16語+48フレーズ)
  • 切迫感を出す(22語+66フレーズ)
  • 欲望・欲求に訴える(22語+66フレーズ)
  • 質問を投げかける(22語+66フレーズ)
  • 好奇心をそそる(16語+48フレーズ)
  • ギャップを生む(18語+54フレーズ)
  • 比較で興味を引く(16語+48フレーズ)
  • 注意を促し、注目を集める(9語+27フレーズ)

こう整理するとわかりやすいですね。

この中でも、とく強力なフレーズを厳選したいと思います。私の意見ですよ。

●切迫感を出す

「知らないと損する」「知らないと恥を書く」

●欲望・欲求に訴える

「備える」「対策」「準備」

●質問を投げかける

「なぜ〇〇は〜〜なのか?」(鉄板!)

「こんな間違いをしていませんか?」

私の場合、コンサルティングの内容が、法令遵守だったり、不合理な税務調査だったりすることもあり、「痛み」によりフォーカスしています。

Affinity 読み手に寄り添い「共感」する表現

共感という意味では、以下の6つのグループに整理しています。今の時代、共感はかかせませんね。

  • ストーリー性を出す(16語+48フレーズ)
  • 読み手に寄り添う(22語+66フレーズ)
  • 誘う(18語+54フレーズ)
  • 仲間意識を強める(10語+30フレーズ)
  • イメージを膨らませる(22語+66フレーズ)
  • 親切さ・誠実さを出す(16語+48フレーズ)

この6つです。

共感、今の時代。これがキーかもしれません。

実は、このPASONAの法則、昔は、ここ、AFFINITYではありませんでした。

煽り系の文言だったようです。

今は、寄り添って、共感となっています。エンパシーですね。

この共感という点では、中野巧さんの書籍が、かなり、おすすめですよ。

私の鉄板、これは使えるな!よく使う言い回しをまとめます。

●ストーリー性を出す

「みんな笑いました。でも」(超有名!なフレーズ)

●読み手に寄り添う

「共有」

●誘う

「〜〜してみませんか?」

「〇〇できる人を求めています。」

「他にいませんか」(鉄板)

●イメージを膨らませる

「想像してみてください」

●誠実さ・親切さを出す

「実は‥」「朗報」「ご紹介」「質問にお答えします」

 

Solution 解決策を提示する表現

解決策という意味では、以下の7つのグループに整理しています。顧客の問題を解決することが売上につながりますから、そういった意味でこの部分はかなり大事。

  • 重要なポイントを示す(22語+66フレーズ)
  • 方法を提示する(22語+66フレーズ)
  • 簡単さを強調する(21語+63フレーズ)
  • 効率性にフォーカスする(18語+54フレーズ)
  • 期待を高める(22語+66フレーズ)
  • 秘密の雰囲気を醸し出す(22語+66フレーズ)
  • 学びの要素を強調する(15語+45フレーズ)

こんな感じですね。私の厳選は以下の通りです。これは、ブログによく使います。読者はてっとり早く解決したいからです。

●重要なポイントを示す

「○つのステップ」(数字をいれるとぐっとよくなる)「読み解く」「変わる」「突破口」

●方法を提示する⭐️

「〜〜する方法」(鉄板)「〜〜するための方法」「〜〜の○つの方法」「〜〜で〇〇する方法」

●簡単さを強調する

「簡単に〜〜する方法」「シンプル」「テッパン」「マンガで分かる」

●効率性にフォーカスする

「たった○分で」「3分間」「費用対効果」

●秘密の雰囲気を醸し出す

「〜〜の秘密」「〜〜の秘訣」「驚くべき事実」「誰も教えてくれない」

●学びの要素を強調する

「○○の教え」「アドバイス」「〇〇に学ぶ」「塾」

Offer 提案する表現

提案という意味では、以下の6つのグループに整理しています。

  • 提案内容を伝える(20語+60フレーズ)
  • 新しさを強調する(21語+63フレーズ)
  • 得する情報を伝える(22語+66フレーズ)
  • 面白い情報を提示する(22語+66フレーズ)
  • 独自性、優位性を強調する(22語+66フレーズ)
  • 販売条件を提示する(18語+54フレーズ)

提案とはちょっとプッシュ型。言い換えることができます。どうしても、ここが弱くなってしまう人がいるので、ここは、このリストを便りにしてもいいかもです。

オファーは、めっちゃ大事なのです。

世界的に有名なコピーライターのゲイリーハルバートさんもこんな名言を。コピーよりも大事だってことですね。

プッシュも大事!

強いオファーで弱いコピーをカバーすることはできても、強いコピーで弱いオファーをカバーすることはできない。

by ゲイリーハルバート

●提案内容を伝える

「診断」「〜〜なら〜〜できます」「おすすめ」

●新しさを強調する

「新登場」(鉄板)「非常識な」「画期的」

●得する情報を伝える

「いまさら聞けない」「コスト削減」「〜し続ける」「不変の」

●面白い情報を提供する

「○選」「ハンドブック」「これから」「習慣」

●独自性、優位性を強調する

「メソッド」「思考」「〜〜が選ばれる理由」「他とは違う」「ありそうでなかった」

Narrow 相手を選ぶ表現

絞り込みという意味では、以下の5つのグループに整理しています。あえて絞る。

これの大事さも今は、ひしひしと感じています。なぜならば、断らないと人生を無駄にしてしまう場合があるからです。

これ、本当ですよ。

ちょっと、上から目線とか、怒られるかもですが、本当にそうなんです。対等な立場で価値を産み出していく。このような関係じゃないと絶対よくありません。

時間を平気で奪って、何も思わない人とか‥。

と横にそれましたが、以下の5つです。

  • 読み手を特定して呼びかける(11語+33フレーズ)
  • 限定する(16語+48フレーズ)
  • 特別感を出す(22語+66フレーズ)
  • レベル別にする(22語+66フレーズ)
  • 女性に響く(13語+39フレーズ)

こんな感じですね。私の厳選は以下です。

●読み手を特定して呼びかける

「〜〜の方へ」「〜〜でお悩みの方へ」「いつか〜〜したい人へ」

●限定する⭐️

「○個限定」(鉄板)「期間限定」

●特別感を出す

「違いのわかる」「とっておき」「〜し続ける」「不変の」

●レベル別にする

「早わかり」「〜〜でもわかる」「これから」「習慣」

Action  行動を促す表現

文章を書く目的とはなんでしょう?

それは、行動を促すことです。行動してもらうことです。

これを忘れてしまって場合が非常に多いです。っていうのは私もそうだからです。

なので、強く、意識して忘れないようにしないといけませんね。

  • 具体的な行動を促す(9語+27フレーズ)
  • 流行りを演出する(10語+30フレーズ)
  • 信頼感を得る(11語+33フレーズ)
  • 権威を借りる(10語+30フレーズ)
  • 安心感を出す(8語+24フレーズ)
  • 雰囲気を盛り上げる(22語+66フレーズ)

どれも大事!

この中から、厳選しました。

●具体的な行動を促す

「今すぐ〜〜してください。」「お急ぎください。」

●流行りを演出する

「おなじみ」「行列のできる」

●信頼感を得る⭐️

「顧客満足度」「○人が購入」「実績」

●権威を借りる

「〜〜認定(公認)」「〜〜(権威)が選ぶ」「これ」「習慣」

●安心感を出す

「返金」「保証」

などですね。

本日は、名著である「売れるコピーライティング単語帖」についての概要をまとめました。

私の備忘的な側面も強いです。

が、これはかなり使えます。まったくのオリジナルに意味はないと思います。オリジナルに最初からこだわる人っていないですよね。

組み合わせがオリジナルです。

是非、使って見るといいと思います!