こんにちは、すげのです。

先日、このようなTweetを見ました。

山口さんと言えば、「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?とか「ニュータイプの時代」と言う書籍を出していますよね。こちらも、AI✖︎データ時代がくると言われている時代、必読の書籍かなと思います。

そんな山口さんのTiwtterのつぶやきでしたのでやはり気になりました。コロナ後の仕事のことです。

これから起きるだろう10個の変化とは?

山口周さんによれば、これから起きるだろう10個の変化として以下を挙げています。

  1. 仮想空間シフト
  2. コンピテンシーポートフォリオの変化
  3. マネジメント能力の二極化
  4. 組織におけるダイナミクスの変化
  5. ライフスタイルの多様化
  6. 企業の地理的多様性も増加
  7. 仕事選びの要素も変化
  8. 学習格差の拡大
  9. メンタルの二極化
  10. 副業兼業の状態化

それぞれ深堀して行きたいと思います。深堀りすることで、僕らの次に進むべき道が見えて来るはずです!

仮想空間シフト

仮想空間が仕事の標準スペースで「週に何度いく会社か?」が職場選びの要素に!

いわゆるテレワークのことですね。私自身、「どこでも働ける」をテーマに2016年から実行しています。

コロナによって、日本でも有名なたくさんの企業がテレワークを導入しています。そして、ポジティブな効果が得られていると思います。

参考記事:>>ダナンで仕事がはかどる!?ノマドワークのためのノマド カフェ 【厳選10選!】

>>新型コロナウイルス「COVID-19」によってテレワーク・リモートワークに拍車がかかる!海外でも便利、さっそく導入しよう!

こんな効果もあるようですね。

コロナで大気汚染が急減、科学者も驚く効果

引用元:Wallstreetjournal

確かにベトナムも自粛要請期間は、空気が綺麗だったようです。

 

私の場合:もともと仮想空間好き。オフィスに席はありません。

海外、経営者としての視点:テレワークの仕組み強化と、評価の明確化

コンピテンシーポートフォリオの変化

仕事能力における物理要素の減少と抽象要素の増大‥‥評価の結果も激変の可能性

これは、言葉がちょっと難しいですね。

コンピテンシーとはなんでしょう?

これは、「高い業績・成果につながる行動特性」のことのようです。どんな人が、結果出すのか?その人の行動のことです。

これは、例えば、標準化できるような仕事は、AIが変わりにやってくれるから、人間にしかできない仕事の価値が上がるってことなのかなと思います。

すなわち、事務作業、行政の業務、均一的な物作りができる能力・スキルの価値は下がってくるでしょう。

一方で、問いを作り出す。などのAIにできない仕事の価値は上がってきます。でもこれって山口さんがおっしゃる通り抽象度が高いですよね。フワってしてます。

当然、評価の指標も変わってきます。労働時間でなくなることはもちろん、アウトカムの定義も難しくなりますよね。

私の場合:新しい会計、経営数値の価値を見出す。ただ、いつの時代も新しいアイデアは既存のアイデアの組み合わせと言うことを忘れない。一部の天才をのぞいて、基礎とかテンプレートとかそういったのが大事。

海外、経営者としての視点:徹底的な標準化を進める。仕組み化を進める。スタッフには体験価値を提供してもらう。

マネジメント能力の二極化

仮想空間シフトで生産性が上がる人と下がる人の二極化

これは、山口さん、weekly OCHIAI でも言っていました!

参考記事>>【落合陽一】さんのWEEKLY OCHIAIのコロナ格差と教育を考える の感想とまとめ 経営にも生かす方法を考えてみた

マイクロマネジメントかそうでない、大局的なマネジメントですね。

「これやった?あれやった?」って気にする人は、生産性下がりますので価値がなくなっていくのかもしれません。

テレワークになって、中間管理職の人が、部下が席外しているだけで不安になるみたいな話がありました。

恋人か!って感じですよね(笑)

あとはスキルの陳腐化が早いですから、マネジメント層であるミドル世代も学ばないとやばいですよ。本当に。教えてあげるって言う態度の人は、結構まずいのかもしれません。

と偉そうな感じですが、おそらく真実なので。

私の場合:会社のカルチャーや最低限のルールを構築した上で、自主性を最大限に引き出す。ただし、評価は公平にする。つまりアウトカムの定義を明確にした上で、それできちっと評価する。

海外、経営者としての視点:アウトカムの明確化。評価基準の明確化。

組織におけるダイナミクスの変化

空気がない仮想空間では空気を読めない アイデンティティを消去する 会議も可能

これもちょっと難しいです(笑)

おそらく、ニホン人特有の「空気を読む」必要がなくなるってことだと思います。できないと言うか。

この偉い人の発言だから‥みたいなこともなくなるってことですかね。

仮想空間では、誰もが平等ってことなのかもしれません。

私の場合:対会社、もともと、ベトナムなので空気を読んでません。はっきり、言わないと伝わらないので。結構ズバズバ言います(笑)

海外、経営者としての視点:いけてるコミュニケーションを模索し続ける

ライフスタイルの多様化

どこに住むか・何をするか・誰とやるか・については自己決定が求められる

まさに!そうなるといいと思います。

私のTwitterのプロフィールでは、「好きな時に好きな場所で好きな人と働く」って書いてあります!

https://twitter.com/tomoyokenomad

 

先見の明ありますかね(笑)

シン・ニホンの著者である安宅さんが言っているように、開疎化になっていくと思います。東京の価値が下がってくるのかもしれません。

参考記事:>>ミドル世代視点での【シン・ニホン AI &データ時代における日本の再生と人材育成】の感想・まとめ 1枚のマップにまとめました!

岩手の年収500万と東京の年収1,000万なら、岩手の年収,500万の方が裕福って意見がありますが、本当にそうかなと感じます。

私自身、東京から静岡の会社へ転職した時、年収は減りましたが、貯金は増えました。

私の場合:すでに実施していた。

海外、経営者としての視点:スタッフの自由や主体性をリスペクト

企業の地理的多様性も増加

ただ単に便利というわけで東京にオフィスを持つ意味が無くなる。

どこに本社があるかアイデンティティ

そうなると思います。東京やニューヨークである意味合いが薄れてくるのかなと。

私の場合:オフィスにお金をどこまでかけるか。考える。

海外、経営者としての視点:働く場所の多様性について提案

仕事選びの要素も変化

職場の「人好き」「場所が好き」の重要性が低下。職務そのものが楽しめないと楽しくない時代

強みであり、好きである仕事に没頭することが大事ってことだと思います。

ベトナムだと、「人好き」の部分は、ちょっと難しいかなと。会いたいから職場にくるってくらいです。

また、科学的な適職でも、仲間は重要視していますからね。

おそらく「人好き」の部分は仮想空間を通じて、複数のコミュニティを持つことになるんだと思います。

私の場合:好きと強みとマネタイズを引き続き模索。犬の道を選ばないように!

海外、経営者としての視点:適材適所を常に考える。

学習格差の拡大

正統的周辺参加の機会が減少、自己学習力格差が拡大

これも言葉がやや難しいです。

要するに、自分で学習するスキルが高い人が、より加速的に、スキルをつけると言うことかなと思います。

戦略的学習力

オックスフォード大学マイケル・オズボーン教授が2017年に発表した論文では、2030年に仕事で必要とされるスキルを順位付けして、ランキングを発表

120のスキルのうち、必要なスキル1位になったのは戦略的学習力(Learning Strategies)。

まさにこれかと解釈しました。

私の場合:効率的に学び続ける。ミドル層に伝えることによって知識を共有する。

海外、経営者としての視点:ベトナム人スタッフに良書を紹介する。

メンタルの二極化

孤独耐性の高い人はかえって楽しく低い人の職場満足度は低下

メンタル‥‥。かなり重要ですよね。幸福度とも関連するからです。

インに向き合う。何かをやり遂げたい。こう言った人が強いってことかなと思います。

幸い、私は、このスキルはかなり高いです(笑)。なので追い風ですね。

もちろん、寂しいと感じますし、コミュニティに属していると言う安心感はメンタルの支えになっていますよ。

私の場合:作業に没頭する集中する時間を作る。

海外、経営者としての視点:スタッフの特性を知る。

副業・兼業の状態化

物理存在は分割できないけど仮想上の存在は同時多発的でユビキタス

体は一つで、今まで通り、オフィスにいくとなると、副業等は難しいですよね。ただ、オンラインによって仮想空間での働き方になれば、コントロールすることにより、副業も可能ですし、複数の企業に属することができます。

機密情報の問題は生じますが、この流れは止められないし、雇う側も働く側も双方ハッピーになると思います。

私の場合:複数のプロジェクトやコミニュティの可能性を模索

海外、経営者としての視点:副業を尊重したり、アウトカムで評価する仕組みをやはり作る。

本日は、山口周さんのつぶやきの内容が、今後とても重要になってくると思ったので、深堀しました。

個人的な意見としては、コロナ前から実践していたところもあって10個の変化には問題なく対応できると思いました。

ただ、世の中全体で見ると、対応できない人が多く出てくると思いますので、その人のために何かためになるような支援ができたら、いいなと思ってみたりもしました。

「コロナ」

これは、世の中を変えるインパクトがあるほどの十分すぎる威力を持っています。

あまりネガティブに捉えず、面白い時代に生きれた!と思って楽しんでみるのもいいのかなと思います。

それではまた!