こんにちは、すげのです。
先日、けんすうさんのnoteを拝見させていただきました。
めちゃくちゃnote書きました。https://t.co/L9zxnzWmui
— けんすう@マンガサービスのアル (@kensuu) September 8, 2020
「これからSNSで発信をしていって、ファンを増やしたいんですが、どうしたらいいですか?」
表題は、「これから発信してファンを増やしたいぞ!という人のための教科書」です。なんともためになる情報でした。とても勉強になります。しかも、けんすうさんの文章ってやさしいんですよね。たくさんの著名人様がリツイートしていましたね。
私は、マナボックスベトナムというコンサルティングファームの出資者兼代表です。そこで、やはり、「情報発信」というのは非常に重要なキーポイントです。
そして、おそらく、「発信」しない人は今後もっと、働く選択肢とか稼ぐと言った意味では、厳しい状況になっていくかもしれません。
そこで、この情報発信というのについて私なりに整理していきたいと思います。偉そうなこと言うなって思うかもですね。これは、私の備忘記録でもありますので大目に見てください🙇♀️
また、今回お話する情報発信はTwitterのようなフローな情報でなく、ブログのようなストックの情報を前提としています。
キングコングの西野さんの意見や山口周さん、後はマーケターの神田昌典さんの書籍などの情報とも取り入れて整理していこうと思います。
この記事のもくじ
まずは、情報発信の基本方針の大前提
けんすうさんによれば、情報発信について以下のような基本方針となっていました。
1. Information(情報)
2. Opinion(意見)
3.Diary(日記)
これを以下のように整理しました。
- 有用な情報・役に立つ情報
- 意味のあるストーリー
前者は、文字通り、有用で役に立つ情報ですね。例えば、「経費申請の自動化」とか「〇〇する方法」とかです。最近だと、コロナ時のベトナムのビザ、労働許可書の取得とかでしょうか?
後者は、言い換えれば「一次情報」です。あなたが実際に経験したことです。
インターネットの発達と個人の発信による正解のコモディティ化
時代は変化していきます。現代の特徴といえば、以下の2つがあります。
- 情報爆発による情報価値が低下
- 個人も容易に情報発信できる
インターネットの発達、例えば、「ググる」ことにより、大抵の情報は入手できます。また、最近では、個人もブログ等により情報発信できます。
一言で言うと、「情報」に価値がなくなってきているんですね。これを別な言い方で言うと、「コモディティ」と言います。量販店で販売される安物とイメージしてもいいでしょう。
さらに、ブログや副業のハードルが下がったこともあり、「個人」が気軽に発信できる時代となりました。個人で稼ぐブロガーさんとかインフルエンサーさん、みなさんも思いつくのではないでしょうか。それはそれで素晴らしい時代ですよね。私も、ブログ等を使って情報を発信する側です。
これは、別な視点からすると、やはり、「情報」が多すぎる。情報の価値がない。
というか、「わかってるわ!ウゼー!」みたいな状態になってしまうのが現代だと思っています。
実は、実際のデータもそうなっています
みんな情報には、「飽きている」という事象が生じているみたいです。これはある意味怖いですよね。良かれと思ったのに、それが不親切になっている可能性があるからです。
これは、「隠れたキーマンを探せ!データが解明した最新B2B営業法」という書籍に書かれていたことです。
米調査会社のCEBによれば、コンテンツが、「わかりやすい」「利用しやすい」「専門家の視点・スマートな視点」などは有意なドライバーではなかったという結果だったのです。
どんな情報があって、どのように発信するのか?
上記のような状況を踏まえると、発信できる情報を以下の二軸マップに整理できると思いました。
- 縦軸:知っている(すでにわかりやすい)。知らない(わからない)。
- 横軸:役に立つ(有用)。ストーリー性がある(意味のある)。
図解すると、以下のような感じになると思います。
①役に立つ。知っている。
ググればわかる情報。二次情報もたくさんあり。なので発信する必要がない。
例えば、ホテルの情報とかですかね。すでに大手の企業様がすばらしい情報を発信しています。
ここは無視しましょう。あなたの限りある時間をここに使ってはいけません。
②役に立つ。知らない・わかりにくい。
ググればわかる情報。だけれども、わかりにくい。難しい。
例えば、会計・ファイナンスの知識でしょうか?株式なんかもそうですね。ググればある情報なのですが、初学者の方には、とてもわかりにくい。と言う領域です。
人気の税理士youtuberさんなんかが例として挙げられます。素人の人にもわかりやすく説明する。これがニーズがあるようです。
私の場合ですと、「経理の経験のない社長様に会計・経理の知識をわかりやすく教える」ということをテーマにしています。
ここのカテゴリには入っていると言えます。
ただ、ここの競争も激しくなっていきそうですので、タイミングがとても重要そうです。先ほどのyoutube でいうと、すでに人気を確立している人がいます。先行者利益といって、先に始めた人がどうしても強いのです。
③役に立つ。知っている。でも、ストーリーがある。
ググればわかる情報。だけれども、現地の生の実体験が見えて楽しい。魅力的。
ググればわかる情報だけれども、ストーリーがあってなんだか臨場感がありますね。って領域です。
例えば、以下などがあるかと思います。
- 「ベトナム会計士に聞いた!ベトナム会計・税務の損金不算入のトップ10」
- 海外のニュースについて、実際に感想などをインタビューした結果をコンテンツ化
- 科学的な適職の7つのをベトナム人スタッフに試したみた!
例えば、以下のような記事も当てはまるかと思います。
>>サイボウズ式のテレワークによる在宅勤務の工夫をベトナムの会社で検討してみた。3つの視点と12の壁
たとえ、ググってわかる情報であっても発信するあなたが、実際に体験した「一次情報」を加えるのです。体験を加えるといっていいでしょう。
④役に立つ。知らなかった。しかも、あなたのストーリー性がある。
ググってもわからない情報。そして、発信者の生の実体験も見えて魅力的。すごい。
ググってもわからない情報だし、役に立つ。発信者のあなたしかわからない、体験してない情報です。
海外特有であなたが体験した経験。
例えば、海外不正とかベトナム税務調査事例。ベトナムマーケティング成功事例。
⑤⑥あなたのストーリー
あなたの個人的なこと
けんすうさんの記事でいうと、日記になると思います。レストランいった。旅行いった。とかですかね。
正直、ここは無視していいかなと思います。誰も『あなたのプライベート』に興味がないからです。
ただ、将来的にはここが重要そうです。なぜならば、仕事がなくなる時代がくるからです。なので、ゲーム実況とか、芸術とか、そう言う発信がもっと大事になってきそうです。
情発発信の図解まとめ
結論:行動して一次情報である体験をコンテンツ化!
では、今の時代、これからの時代どんな情報を発信するといいか?ですね。もちろん正解はないのですし、私の意見なのですが。
あなたの体験を組み合わせて発信する。
これかなと思います。これは西野さんも同様のことを言っています。西野さんのオンラインサロンがなぜ、価値があるのか?というのは、現在進行系の仮説と検証を発信しているからです。それに加えて仲間のつながりのストーリーもありますよね。
今後は、誰しもがこのストーリーを意識しないと、価値のある情報にはならないのかなって思いました。
日々:実験、行動しまくるしかない
では、どうやってネタを作るか?
それは行動ですよね。日々です。
例えば、心理学の書籍を読んでみたら、それを自分の会社でためしてみる。
管理会計の役に立つ話があれば、お客様にコンサルして結果を追跡してみる。
あなたのすべての体験が、コンテンツになる可能性があるんだと思います。
下記の図のような感じです!
本日は、けんすうさんの記事をきっかけに情報発信についてまとめてみました。
自分のためでもありますが、西野さんとか山口さん、神田さんの意見とリンクし、それをまとめたのでちょっとは役に立つかもしれません。
参考になればうれしいです。