こんにちは、公認会計士のすげのです。
あなたは、もしかしたら、新規事業で悩んでいませんか?もしそうなら、今日のお話はお役にたてます。
本日は、新規事業が絶対にうまくいかないケースというのを紹介したいと思います。
海外で新規事業を立ち上げたい!でも、なにも生まれないまま、5年くらい経ってしまった。そのコストは数千万円?
どうやったら、新規事業を構築できるのか?を悩んでいる。
なんだか偉そうで申し訳ありません。自分にとっての言い聞かせの内容でもあります。私も実践できてないので。
あとは、実際にベトナムなどの海外でいろんなケースを見てきて、「これはそうだね。だから、新規事業が生まれないんだな」って共通点として自分が腑に落ちた!という点でもあるんです。
私の感覚としては、かなりの確率でこのパターンに陥っていると思います。ですので、参考になると思います。
ものすごい時間と投資のロスを回避できます。これ絶対に!
この記事のもくじ
なぜ、時間とお金を使っても「新規事業」が生まれないのか?
一言でいうと、やり方を間違っているからです。
これは、「新規事業の実践論」という書籍の情報がとても整理されていました。「あ、なるほど。だから、あそこの会社は新規事業が生まれないんだな」って理解できました。
ありがちなダメパターン
優秀な人ほど、優秀な会社ほど、ありがちな以下のパターンにはまります。ダメなパターンです。
<優秀な人ほど間違えること>
●『確認、事例、調査、会議、資料』
を
●『社内、上司、先輩、競合』に対して行う。
- 前提条件の整理上司に今後の進め方の確認
- 社内の他部署の事例収集
- 競合の事例調査 海外事例調査
- 市場調査という名のアンケートおよび浅いインタビュー
- 社内の会議室で繰り返されるアイディア会議
- 先輩や上司からのアドバイス
- 6を踏まえた社内の会議室での議論
- 事業計画、業務工程の立案
- プレゼン資料の作成
ドキー!って感じている人いると思います。大抵はこのパターンによって、無限の仕事が生まれる、そして進まない。
時間の浪費をしているケースかと思います。
100%、新規事業が生まれません。
コンサルに依頼する
新規事業を創出するためにコンサルを依頼するというパターンも、誤解を恐れずいえば、間違いです。
なぜならば、
- 画期的な新規事業であれば、自分でやっているはずだから
- 成功している人は、コンサルする時間なんてない(時給と見合わない)から
です。
新規事業についてコンサルするくらいのアイデアがあるなら、絶対自分で実行しているはずです。そう思いませんか?
あとは、
また、「アイデアに価値がない」ってホリエモンが言っているように、アイデアは世の中に出尽くした感があります。
「アイデアを行動によって具現化していく」
この作業が、とんでもなく労力とお金がかかります。ですので、やったもん勝ち的なところはあります。
また、成功して画期的なアイデアを持っている人は個別コンサルができません。というのは、時給が高いからです。
例えば、ダイゴさんの時給は、おそらく40万円とかです。西野さんも、オンラインサロンでの1つの記事は、ざっくり240万円(会員が7万人で月額1,000円)です。
合理的に考えると、そんな人に個別のコンサルを考えると高すぎになってしまうので、現実的ではないのですね。
ただ、こんな利用の方法はいいと思います。
それは、
「有料会員になって学ぶ」
これはコスパがいいですよね。先ほど行ったようにアイデアには価値がないっていいましたが、とうぜんいいアイデアである必要はあります。このようなすでに成功している人のアイデアはちょっとした金額で学ぶことができます。
なので、個別数百万円のコンサルは必要ありません。
これと逆に、伴奏型のあなたの背中を押してくれるコンサルであれば、いいと思います。なぜならば、アイデアを形にする行動でともて疲弊しますし、メンタルがきつくなるはずだからです。伴奏型のコンサルは結果的に進むと思います。第3者の意味合いって大きいのです。ライザップとかもそうですよね。
では、どうやって?新規事業を生み出すのか?
これも、「新規事業の実践論」での以下の言葉がとても突き刺さりました。
たった2つの要素、それは、「仮説」と「顧客」
これをひたすらサイクルする
先ほどの9つの単語を使用せずに
だいたい
300回はこのサイクルを回すつまり
スキルも才能も関係ない凡庸的な手段である
それを高速に検証する
300回!!!!
うだうだ上司とか社長にプレゼンしてないで、さっさと顧客のところへ行け!って感じですかね。これは自分にとっても耳が痛い。反省しなければいけないと感じます。
仮説を顧客に高速でぶつける!リーンスタートアップ
調査とか、プレゼン資料作ってないで、さっさと仮説を検証するしかなさそうです。
では、どうやって?
リーンスタートアップと言う方法があります。
これは、コストをかけずに最低限の製品・サービス・機能を持った試作品を短期間でつくり、顧客の反応を的確に取得して、顧客がより満足できる製品・サービスを開発していくマネジメント手法のことです。
検証が可能な最小限の製品を作って、これを社長じゃなくて、顧客に持っていくのです。
そうすると、「顧客のところにすぐいけるスキル、人脈」がとっても大事になってくるのがわかりますね。
人から好かれるスキルと言うか。これが、新規事業のためには大事ということです。
事例を見てもそうです。失敗の数がとにかく多い。
いろんな成功している経営者を見てもそうです。
例えば、ユニクロの柳井さんは以下の書籍を残しています。
『一勝九
「失敗を失敗と認めるのは、自分の行動結果を客観的に分析・評価することができないと難しい。失敗を失敗と認めずにいると、だらだら続けて傷口が広がってしまう。無駄なことだ。」
また
「計画したら必ず実行するということ。頭のいいといわれる人に限って、計画や勉強ばかり熱心で、結局何も実行しない。」
そう、行動しないケースがあるんですけど、それでは、新規事業は生まれませんよってことですね。
>>現代人にとって必要なスキル!行動・情報・想像と【7つの習慣】の3つのセットの関係性 一番大事なスキルとは?
あと、あのGoogleも立ち上げては潰してきたサービス一がたくさんあるのです。下記のリンク先をクリックしてみてください。
Googleが立ち上げては潰してきたサービス一覧を見ることができます。物凄い数でした。
大事なのは、まずは、世の中に出すこと!
新しい製品、サービス。自信がないですよね。怖いと思います。
けれども、
60%の出来だとしても世の中に出してみる
のようなマインドが大事です。
上述した、仮説と検証と言う点はもちろんあります。そして、世の中に出してしまうと物凄いプレッシャーがかかり、そのスピードが加速するからです。高速に回転すれば、ビジネスが進むスピードも物凄いですよね。
本日は、新規事業が生まれないダメなパターンというテーマでお話しさせて頂きました。自分自身へのメッセージでもありますが、あなたにも当てはまったのではないでしょうか?
正直申し上げまして、多くの会社はこのパターンです。時間とお金の無駄になってしまうので、是非、行動を変えてみてください!