みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。

今回で、第17回目です。

早いもんで、クリスマスですね。そしてあっという間の年末です。ハノイは寒いので、暖かいところにいくというのもありです。私も、移動する予定です。

Nhungさん(日本語1級✖︎簿記3級、神戸大学の留学経験あり!)です!

ベトナム女子大学生と一緒に考えるベトナムのニュースの解説コーナーです。学んで行きましょう!

ベトナムの企業は、コロナでテト賞与で苦悩

Nhung さん
Nhung さん
今回はこちらを選んで翻訳し、解説しました。kinhtedothiというニュースです。(12月20日)

>>Business has a headache because of the Tet bonus

2021年の旧正月まであと50日ですが、従業員の賞与の話はこれまで以上に「熱く」なります。今年の旧正月(テト)賞与は前年よりも低くなる可能性があり、賞与を与えることができない小規模および零細企業も少なくないと予想されています。 テト賞与を現物に代える企業もあるという。

具体的なテト賞与がまだ出ていません。

「テト賞与」は最近雇用主が頭を抱える課題であり、多くの雇用主は13か月目の給与について言うことさえ恐れています。2020年の年始から現在まで、新型コロナウイルスの流行が発生し、ベトナムを含む多くの国に広がることは、国内の多くの企業の生産-ビジネス、サービス、輸出入状況に悪影響を及ぼしました。

海外からの注文のある企業の場合、パートナーの注文のキャンセル、購入の停止、署名された商品を受け取らないことなどにより、業務が中断されます。これは多くの企業が給与、社会保険料、税金の支払いを遅れることに繋がります。仕事がないため、数多くの従業員を辞めさせざるを得なかった企業も少なくないです。

この状況のなか、労働専門家は、2021年のテト賞与は2020年より低くなり、従業員にテト賞与を与えることができない小規模および零細企業も少なくないと予想しました。

2020年には、Covid-19の流行により外国人観光客がほとんどなくなり、国内観光客も少ないため、観光会社やホテルは非常に大きな困難に直面しています。 来客がおらず、ホテルの部屋が空いており、多くの観光会社は一時的に従業員を辞めさせざるを得ないため、給与やボーナスで苦悩している雇用主は多いです。

感染症が抑制されている現時点では、企業は売上を向上させるため、顧客誘致策としてセール計画などで販売促進をしています。

「役員と従業員のテト賞与プランはまだ立っていません。 今、ツアー販売で手がいっぱいです」-Flarmingo Redtour Companyの副社長であるグェン・コン・ホアン氏は述べました。

テト賞与を現物に代える企業が多くあります。

2021年1月1日から発効となる労働法2019年第104条では、雇用主は企業の生産とビジネスの状況、従業員の仕事の完了のレベルに伴って、従業員に金銭だけでなく、資産またはその他の形態で賞与を与えることができると規定しています。

しかし、2021年のテト賞与に関して、労働傷病兵社会省・労働関係給与局Nguyen Huy Hung局長は、次のように述べています。

テト賞与は、労働契約および集団労働協約を通じて雇用主と従業員の合意に基づくものでなければなりません。過去数年間、賞与に加えて、現物も与える企業もありました。ところが、今年は、生産とビジネスの状況が困難なため、テト賞与を現金から現物に代えようとする企業は、従業員からの賛成が必要となります。

ベトナムの一番のイベント テト!

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

パンデミック、コロナの影響は、計り知れません。観光客や出張者の減少の影響が大きすぎます。ダナンに行った時は、多くのレストランが倒産していました。悲しいです。

レストラン、ホテル、旅行会社の大打撃は半端ないでしょう。

  • コロナによる業績悪化
  • これに伴う賞与支払いの困難

Nhung さん

新型コロナウイルス感染症により、企業が多くの危機に直面しているのはベトナムの現状だけでなく、世界共通なのです。

なので、企業側も従業員側も協力しあって、乗り越える必要がありますね。一年間の楽しみである旧正月の賞与は多分例年より少なくなるかもしれませんが、来年こそ、景気が良く、賞与が増えることを祈っております。

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

ベトナムは、コロナの中でも成長している国です。来年は大丈夫。改善されるはずですよ!