みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。

今回で、第32回目です!

睡眠ってとても大事のようです。私も気にしたいところですね。

記事作成者は、Nhungさん(日本語1級✖︎簿記3級、神戸大学の留学経験あり!)です!

ベトナム女子大学生と一緒に考えるベトナムのニュースの解説コーナーです。学んで行きましょう!

本日のテーマは、「【2021年】最低賃金引き上げ、企業にとって「リスク」か?」です。

Nhung さん
Nhung さん
こんにちは、Nhungです!

【2021年】最低賃金引き上げ、企業にとって「リスク」か?

Nhung さん
Nhung さん
今回はこちらを選んで翻訳し、解説しました。VN Expressというニュースです。1月12日のニュースです

>>【2021年】最低賃金引き上げ、企業にとって「リスク」か?

【2021年】最低賃金引き上げ、企業にとって「リスク」か?

「当面の目標は、既存のビジネスシステムの維持および保護、雇用の保護し、賃金の引き上げはその後の話です。」…

この見解は、ベトナム労働総同盟の2021年7月1日からの地域最低賃金引上げ案に関して、ベトナム商工会議所(VCCI)の代表によって強調された。雇用者の観点から、VCCIの代表者は、この時点での賃金引き上げは企業にとって「危険」で、実行不可能であると述べた。

7月の賃金引き上げは実行可能なのか?

この問題に関しては、ベトナム商工会議所(VCCI)の副理事長であるフアン・クアン・フォン(Hoang Quang Phong)氏は、7月までの状況が想定しづらく、現時点で引き上げを決定すれば企業運営に支障、リスクをもたらし得るという理由で、2021年に最低賃金を引き上げるべきではないと強調した。

賃金を上げないポイントを説明するために、フォン氏は、企業は現在、営業を維持するのに苦労しており、従業員を辞任させ、許容できる範囲内で報酬を受け撮ってもらわざるを得ないと述べた。

「実は、企業は非常に困難な時期にあるので、賃金引き上げは不可能です。引き上げても、従業員さえ雇用主に対して申し訳ない気持ちがあるでしょう。現在の困難を乗り越えるためには、企業と従業員が一丸となって、協力しなければならないと思います。」とフォン氏は述べた。

しかし、VCCIの代表は、昇給が従業員の企業で働き続けるための良い動機になることを否定しないが、現在の課題は「それを実行する余裕がない」であるとも語った。なぜなら、多くの企業が、雇用を維持するために、投資開発のためであるはずだった過年度からの蓄積さてきた資金を使用せざるをなかったのであるという。

「賃金引き上げの前には雇用維持の課題」

フォン氏によると、企業が存続する以上、従業員は仕事をすることができ、そこから報酬を増やす基礎があると語った。

また、「企業や従業員向けのより多くの形でのサポートパッケージを迅速に実施するべきだと提案します。」とフォン氏は述べ、これまで企業がサポートパッケージにもアクセスできているが、期待どおりではないとも指摘した。

したがって、現在関連部署は課題の解決案を立てており、近いうちに徹底的に実行するだろうが、市場の維持、簡単なアクセスのために、解決策は実行可能性の高いものでなければならない。

繊維産業では、ベトナム繊維協会、チュオン・ヴァン・カム(Truong Van Cam)事務局長は、最低賃金の引き上げはベトナム労働総同盟の一方的な提案にすぎなく、通過されるには、当事者間での交渉が必要であると語った。

それに、ベトナム皮革・履物・ハンドバッグ協会ファン・ティー・タイン・スアン(Phan Thi Thanh Xuan)事務局長も、今年度に地域最低賃金を調整しないことを提案した。企業が感染症の重大な影響を受けている中、生産の回復のために、最低賃金の引き上げを3年から5年に延長する必要がある。なぜなら、営業が安定する以上、従業員の給与を引き上げる余裕があるのであるという。

ベトナム労働総同盟の2021年7月1日からの地域最低賃金調整案に関して、政府は全国賃金評議会に2021年最低賃金調整と毎年7月1日からの最低賃金引き上げを調査し、報告するよう指示した。 

また、政府は労働・傷病兵・社会省に対して関連部署と連携し、経済社会状況を調査した上で2021年第二四半期の前に、報告書および提案を出すよう要請した。

ベトナム最低賃金の行方については気になるところ

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

ありがとうございます。

コロナの影響は多岐にわかり、影響も大きいですね。最低賃金の件ですね。

まずは雇用の維持。最低賃金の引き上げはその後の話という意見。

Nhung さん

確かに、感染症の影響で、2020年倒産リスクに直面していた企業が少なくないし、回復していく中で、賃金引き上げは実行するべきではないでしょう。副理事長フォンさんのおっしゃったように今の時世だからこそ企業と従業員が一丸となって困難を乗り越える必要ありますね。

菅野 智洋 会計士  
菅野 智洋 会計士  

ベトナムの一致団結力は半端ない!って感じます。一緒にがんばりましょう!