今回で、第47回目です!
朝起きたら、鼻血が何年かぶりに出てびっくりしている菅野です。コロナの影響でテレワークにしていますが、特に大きな問題は生じておりません。ツールと信頼感があるからです。
記事作成者は、Nhungさん(日本語1級✖︎簿記3級、神戸大学の留学経験あり!)です!
ベトナム女子大学生と一緒に考えるベトナムのニュースの解説コーナーです。学んで行きましょう!
本日のテーマは、「ベトナム:管理職の女性のサポート環境の面でランク下げ」です。
この記事のもくじ
ベトナム:管理職の女性のサポート環境の面でランク下げ
ベトナムは、管理職の女性のサポート環境を評価するマスターカードの報告書「2020年の管理職の女性の指数」で、2019年と比較して7位下落した。
マスターカードの報告書「2020年の管理職の女性の指数」、ベトナムは25位
最近発表されたマスターカードの報告書「2020年の管理職ほ女性の指数」(MIWE 2020)では、ベトナムは63.87ポイントで、調査対象の58か国の中25位にランクされた。 2019年のランキングと比較すると7位下落した。
本報告書は、12のメイン指標と25のサブ指標に基づく詳細な分析とともに、独特な論理方法により、男性と比較して女性のビジネスを促進する面における各国の成功度の全体的な評価を提供するものである。
国内の全企業の26.5%が女性社長であるベトナムは、管理職の女性と働き女性の総人数という指標では、調査した58か国の中9位にランクされた。一方、ベトナムは「企業サポート環境の評価」で44位にランクされた。 マスターカードによると、これは管理職の女性をサポートするためにやるべくことがまだたくさんあることを証明しているという。
ランク | 国 | 2020年のMIWE指標 |
1 | イスラエル | 74.7 |
2 | アメリカ | 74 |
3 | スイス | 71.5 |
4 | ニュージーランド | 70.1 |
5 | ポーランド | 68.9 |
6 | イギリス | 68.7 |
7 | カナダ | 68.6 |
8 | スウェーデン | 68.3 |
9 | オーストラリア | 67.5 |
10 | スペイン | 67.3 |
表:女性が働きやすい国
ベトナムは25位であることに対して、同じ東南アジアにあるタイ、フィリピン、インドネシアは、ビジネスを行う女性のためのサポート環境の側面で、世界の上位20か国に入っている。
一方、経済的およびキャリア上の不利益を測定する「女性の出世の結果」の指標ではベトナムは高い評価を得た。ベトナムは、フィリピン(2位)、タイ(9位)、ニュージーランド(10位)などのアジア諸国と並んで、9位にランクされた。
イスラエルは管理職の女性にとって最も理想的な国であるとされた。 今後2年間で女性起業家の人数を2倍にするという野心を持って、イスラエルの成功は中小企業に対する支援を集中する制度からなると言われている。
2019年にランキングのトップであった米国とニュージーランドは、それぞれ1位から2位、2位から4位に落下したが、ビジネスを行う女性を支援し続けることにより、経済の安定性を確保できている。スタートアップに関する文化的認識、女性社長の存在、そしてビジネスをサポートする条件が両国の成功に繋がっている。
世界中の女性が直面している新型コロナウイルスの悪い影響
MIWE 2020はまた、世界中の女性が直面しているパンデミックの影響のさまざまな程度を指摘している。女性社長の中小企業は、男性社長の同じ規模の企業より、新型コロナウイルス感染症の影響による倒産リスクが7%高くなっている。
また、女性社長の中小企業は、中小企業向けのローン全体の5%しか受け取っていない。資本へのアクセスは、企業にとって急務となっているが、この現状の背景は、信用承認と発行の手続きがまだ不平等なのである。
また、感染症は家庭での育児、教育などの多くの新しい責任を生み出し、女性に多くの負担をもたらした。女性社長の23%は毎日6時間以上家事や家族の世話をしているのに対して、男性の方は11%にとどまっている。
女性管理職の活躍は大事!果たして日本は…。
今日は、「2020年の管理職の女性の指数」のお話しですね。ベトナムで働いておりますが、女性の管理職は多いイメージです。25位ですか?思ったより低いですね。
「2020年の管理職の女性の指数」ベトナムは58ヵ国中、25位。7位下がった。
2020年の帝国データーバンク調査による日本の女性社長の割合は8%にとどまり、かなり低いと言われています。
昔から「男尊女卑」というアジア諸国の考えが現在にも残っており、女性はビジネスを行う際に本当に差別に関する多くの困難に直面してしまいます。ベトナムの女性社長の割合は世界平均と比べたら少し高いと言われますが、コロナによるリモートワークと子供のオンライン授業は女性にもっと負担をかけているのは現状です。また、政府と関連機関からも女性社長の中小企業への支援をより求められています。
確かに、日本は遅れていますね。この調査結果でも、58か国46位くらいですね。この問題は非常にネガティブな意味で深刻です。よくありませんね。女性が働きやすい環境が重要です。
例えば、テレワークは、追い風になると思います。結果を中心に評価される仕組みだからです。