みなさん、こんにちは「マナボックス」の菅野です。
今回で、第65回目です。
医学的な点から幸福を定義すると、セロトニン的幸福、オキトシン的幸福、ドーパミン的幸福があるそうです。言い換えると、健康か?人間関係はいい?成長している?儲かっている?と言い換えれます。このように整理すると、幸福がより明確になると思います。
ベトナム人のリンさん(日本語2級で日本への留学経験あり!しかも若い!)と一緒にベトナムのニュースについて解説していくコーナーです。
本日のテーマは、「第3波の新型コロナウイルス流行におけるホテル経営の陥落」です。
第3波の新型コロナウイルス流行におけるホテル経営の陥落
ホーチミン市では、2021年の第1四半期に、平均宿泊料金が20%減少し、5つ星の部屋のが30%減少し、観光業の総収入が前年同期に比べて60%減少しました。 サヴィルズ・ベトナムは、「今年1月末に発生した第3波の新型コロナウイルス流行の影響によって、ネガティブな状態に陥った第1四半期におけるホーチミン市でのホテル市場」についての調査の結果を発表しました。それにより、ホーチミン市での1泊あたりの平均宿泊料金は、1部屋の約62ドル(約6800円)で、前年同期比20%低下しました。1四半期における市場全体の客室稼働率は前年同期比31ポイント低下の17%にとどまりました。 さらに、殆どの5つ星のホテルは、企業や海外からの観光客に大きく依存しているため、最も悪い影響を受けており、前年同期と比べて宿泊料金が30%減少し、客室稼働率も35ポイント低下しました。 今年の最初の3ヶ月では、一年間新型コロナウイルスの影響を受けた観光業界はまだ困難を克服することができません。テト(旧正月)の近くに起こった第3波の新型コロナ流行がホテル市場にもっと困難なことをもたらし、それによるこの業界がピークシーズンにも顧客を失い続けていることで、経営の状況はますます悪化しています。ホーチミン市観光局によると、今年の第1四半期末までに、観光収入は前年同期比60%落ち込み、市内の旅行会社の80%以上はまだ事業を停止しています。 市場には、ホテル100軒の約1万5000供給客室があり、前年同期と比べて8%減少しました(1つの5つ星ホテルプロジェクトで208室、4つの3つ星ホテルプロジェクトで323室が低下)。 「A&Em」や「Liberty」を含むいくつかのホテルチェーンは、コストを減らし、重要な需要に集中するために、供給客室の数とサービスを削減します。計2,400室を提供する17のホテルは、一時的な隔離施設として運営されています。 今年の第1四半期の困難は、この業界にもっと多くの課題を与えます。特にホーチミン市のような主要都市で、ホテル経営は新型コロナの影響を最も受けた業界の1つになってしまいました。長い時間外国人観光客がいなく、悪い状況を改善する予定もない旅行業界の次の12ヶ月の目標は、国内の観光客のみをターゲットにして、これを年間の主な市場と見なしています。 文化・スポーツ・観光省により、ベトナムには8000万人の国内観光客がおり、前年同期比20%増加する164億米ドルの収入を得るということが見込まれています。ホーチミン市は3000万人以上の国内観光客を誘致し、全国のほぼ40%を占めることを目指しています。しかし、国内観光客の特徴は殆どの人がハイシーズンのみに旅行するということのため、ローシーズンにホテル・観光業界の経営状況はまだ不安定です。 本日は、コロナによるホテル業の影響ですね。打撃を受けやすい状況だと言えます。こうやって数値化すると恐ろしいですね。 コロナ第3波の影響はとてつもない。売り上げは60%も減少か?第3波コロナによる業績の危機的な影響
ピンチをどのように克服するか?国の支援も必要?
コロナのホテル業への影響はすさまじい
自分の意見ですが、サヴィルズ・ベトナムの調査結果を見ると、現在のベトナムにおけるホテル経営の分野が大きな困難に直面しているということがよく分かります。
第3波の新型コロナ流行のせいで、海外からの観光客がいなく、多くの企業もより少ない収入を得ることのため社員旅行を行わないという状況で、ホテル・観光業界の回復可能性がまだ高くないと思います。この困っている時期に、政府の各旅行会社を支援する対策が最も必要なことです。
海外良好をターゲットにしていた、ホテルは、本当につらいかと思います。私はダナンが好きなのですが、有名なホテルも、料金がだいぶ安くなっていました。
このままだと倒産するホテルが増えるでしょう?治安の状態もやや不安ですね。